アウトドアコンセプトの“出汁”ブランド「NICATA」って一体なんだ?

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テントサイトをおしゃれに作り込んでいくと、市販のパッケージが気になってくる……。なんてことありますよね。食材はともかく、いつも持って行く調味料は、どうしても生活感が出てしまう。目隠しのためにケースに入れる人がほとんどだと思いますが、使い勝手を考えると。いつでも使えるように、キッチンに出しておきたいのが本音。そんな悩みを解決するおしゃれなパッケージの出汁が登場!

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こだわりキャンプギアに加えたい、アウトドア派な出汁⁈

NICATAは“アウトドアでも手軽に楽しめる、無添加 無食塩の本格的な出汁”をコンセプトに、静岡県沼津市多比という地域で煮干しや節類の製造を行う秋又水産のブランド。

この多比という地域は、前方に駿河湾が、後方に沼津アルプスが位置する。昔から漁師町といった土地柄で、そこで水揚げされた魚を節類製品に加工し続けており、中心となる魚も、イワシの煮干し、鰹節、駿河湾のサバ節を中心に製造している。

「キャンプや釣り、山登りなど、最近はアウトドアが生活の一部として定着しつつある。そんなアウトドア好きには『道具にもこだわりたい』という人が多い。でも、そんなこだわりのギアと同じように、こだわりの出汁を使いアウトドアで美味しいご飯を作ったら、ますます外遊びが楽しくなるのでは」そんな思いからこのNICATAが誕生したのだそう。そのため、パッケージにテントサイトで使いやすい工夫が施されているのも注目ポイント!

 

昔ながらの味と、健康志向に特化した製法!

①原料の主力は、港直送の生原料。

私たちがよく目にする節。実は見た目の美しさから新鮮すぎる魚は敬遠され、冷凍されたものをそのまま、もしくは解凍して作られていることがほとんどだとか。しかし、ここの節は極力うまみを残すために、煮る前の最適の状態を生のままで造りあげている。

②真水で煮上げる。

魚を煮上げる際、食塩水や海水で煮上げる方が効率がよいとされているが、沼津産地はあえて水炊き。これにより、細部の塩分調整にこだわりつつ、体に優しい造りに仕上げる事ができる。

③薪だけでの乾燥、仕上げは直火乾燥。

燻製させて乾燥させるのがポイントである節。最近では効率化を考え乾燥・燻製の段階を簡素化する工場もあるとか。NICATAの節は、燻製乾燥のために上質な広葉樹を使い、熱源は薪のみ。直火でゆっくりとスモークの香りをつけることで、香り高いスモーキーな節に仕上げているそう。

こうした各工程ひとつひとつに手間暇を掛けて完成させている、まさにこだわりの出汁を作っているのだ。

 

出汁醤油と出汁パックの2種類を展開中。

ドライドボニート ソイソースキット(ダシ醤油作成キット)¥1620

付属の専用ボトルに節を3〜4本入れ、好きな醤油を注ぐだけ。蓋を閉め冷蔵庫で10日間ほど寝かせると、出汁の旨味を存分に味わえる、香り高い万能だし醤油が完成!

節は最盛期の宗田かつおの中でも、一時期にしか獲れない極小宗田を使い、こだわりの製法でまるごと節に仕上げた。

醤油の継ぎ足しや好みでニンニク、昆布、梅じそや青唐辛子などを入れたアレンジも楽しめるので、大きいボトルは自宅用として、小さいボトルはアウトドア用として、どんなシーンでも活用できそう。

 

出汁パック 各¥1080

出汁パックが8g×10袋入ったこちら。パッケージの下にはフックに引っ掛けられる穴が付くので、自宅だけでなくキャンプ場のキッチンにも吊り下げ収納できるのが新しい!

 

3種類がセットになった出汁パック3種BOXセットも3240円で販売中。ギフトに喜んでもらえること間違いなし。3種の出汁パックは以下の通り。

<Mt.FUJI BLEND>
煮物、おすまし、炊き込みご飯にぴったりな、かつおとこんぶを使った出汁。

<IZU BLEND>
かつおとかつお本枯節を使い、そば、うどんのつゆ、天つゆ、ポトフに最適。

<SURUGA-BAY BLEND>
かつおのほか、宗田かつお、さば、むろあじ、しいたけがブレンドされ、みそ汁や茶碗蒸しなど和食のほか、パスタやスープなどの洋食にも。

スタイリッシュなパッケージデザインに仕上がったニカタの出汁。こだわったおしゃれなテントサイトに、こだわりの出汁を使ったご飯で、今年の夏はキャンプがますます楽しくなりそう!


(問)NICATA tel:0466-34-7777  www.nicata-bonito.com/

 

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GO OUT編集部
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