思い描いている理想のライフスタイルを追求すべく、マイホームでの暮らしをより快適に、そして充実させたい! そんな夢を実現した外遊び好きのオーナーさんたちのこだわりがつまった生活の拠点を取材してきました。
今回は、New Rogue Co. 代表、猿渡大輔さんのお宅を訪問!

リビングダイニングは、壁にラワン材を貼り落ち着いた雰囲気。「いい加減買い替えたいですが(笑)」と話す家具は、猿渡さんが独身時代から使い続けるモノも。手前にあるニーチェアは愛犬の丈三郎の特等席だ。
【SPEC】
New Rogue Co. 代表、猿渡大輔
・エリア:神奈川県横浜市
・住宅形態:戸建て
・間取り:4LDK
・居住年数:1年10ヶ月
・築年数:約50年

中古物件をリノベーションした猿渡さんは、あえて以前の家主の面影を残し、まるで古着を楽しむかのように暮らす。
「間取りは大きく手を加えましたが、柱や建材はできるだけ以前のものを活用しています」。奥さんの希望で、内装は「スクールバス空間設計」に依頼。すでに持っていた家具や趣味のフィギュアなどを業者に見せ、内装などを提案してもらったのだそう。その結果、ミッドセンチュリー感のある室内が完成。
「リビングのフローリングは床暖房を生かしてそのままに。LDK真ん中にある柱は飾り棚にしたり、既存のものをどう使うか、を考えるのが楽しいです」。

「以前の家主がこだわって何度も造り直ししていたのも、気に入ったポイント」と話す物件は、夫婦にとって馴染みのある地域を絞って探し、2ヶ月程度で出会った。

庭は植栽を植え替えつつ、種類を間引くことで広さを担保。芝を敷き、ウッドデッキを新設しつつもレンガ敷きはそのまま。「庭も室内も広さがあり、余裕のある雰囲気が好きです」。

キッチンは床や壁に赤茶色のタイルを敷くことで、リビングとの空間を区切っている。東京・五反田にあるインテリアショップ、POINT NO.39で出会ったヴィンテージをレストアした照明もこだわりのひとつ。

洗面所とリビングを繋ぐ壁には室内窓を取り付け、空間を広く見せる工夫が。廊下は奥さんの希望でパーケットフローリングに。

階段下のデッドスペースには、空間を生かして造作の洗面器を設置し、風呂場の脱衣所を広めに確保。

ダイニングのテーブルセットは以前から愛用。ハーマンミラーのサイドシェルチェアや照明にアカリを選ぶなど、デザイナーズの家具も多い。

アメリカの古いマイル看板。アメリカンカルチャーやクルマなど、猿渡さんの趣味が随所に感じられるインテリア。

チェストの上には愛犬のイラストのほか、猿渡さんが過去に手がけたアートの額装やLEGOのフラワーブーケが並ぶ。

リビングに隣接したワークスペースは猿渡さんの趣味空間も兼ねる。造作の棚にはコレクションするスターウォーズのヘルメットが並ぶ。「デスクも造作ですが、長年使うイケアのチェストが奇しくもフィットしました」。

デザイナーとして活躍し、カー用品ブランド「パスエコー」のデザインや商品開発にも携わる猿渡さん。カメラはニコンのニコノスVなど、質感のある写真が好み。

ディズニーマニアでもあり、ワークスペースの棚にはパークに設置されているゴミ箱や看板のフィギュアなどが並ぶ。

「昔パーク内で流れていた音楽のレコードなど、関連アイテムもつい手に取ってしまう」と、手頃なプレイヤーを購入。

玄関の扉を開けて目の前にあるシューズクロークも、ラワン材を使い全体のインテリアと統一。「服も靴も多いので、靴は2階のWICに置くつもりで、キャンプギアやクルマ関連のアイテム、丈三郎用のモノが多めです」。

染色工芸家・芹沢銈介の芹沢文字が入った暖簾や、靴の脱ぎ履きに便利なベンチなど、味のあるインテリアを配置。

玄関すぐの階段も、昭和な雰囲気を活かして馴染むようにリフォーム。
Photo/Takuma Utoo, Fumihiko Ikemoto, Shouta Kikuchi
Report & Text/Shiyori Kawamura, Masatsugu Kuwabara, Masahiro Kosaka
