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完成図が見える企画住宅って!?
小松さん「なるほど……!ふたりで一緒に決めるというより、役割分担して決めるんですね! そしたら2人とも納得できる家になるし、本当の意味で理想の家っスね!」
後藤さん「とにかく決めなきゃいけないことがたくさんあるから、それが一番スムーズかも。イチから家を作るって、本当に細かいところまで全部自分たちで決めるのね。床材や壁紙みたいな、部屋を印象付ける大きなものはもちろん、ドアノブとかサッシとか、そういう細かいパーツまでぜーんぶ。工期の都合もあるからあんまりのんびり考えてられないし、楽しい作業なんだけどなかなか大変(笑)」。
山下さん「そうなんですよね。全部自分たちで決めるのって結構大変で。それに予算の調整も大変なんです。やりたいことを全部やろうとしたら予算をオーバーしてたなんて、一戸建て購入者のあるある話だと思うし。予算やスケジュールなどの現実を見ながら、いかに理想を具現化していくか、そのチューニングがなかなか難しいです」。
小松さん「そんなディテールまで考えないとダメなんだ……。そこはセンス問われちゃいますよね。それに、ここでも予算の問題に直面しちゃうんスね(笑)」。
山下さん「例えばドアノブを選ぶにしても、カタログや単体のパーツだけ見て決めるのって難しいんですよ。家全体のイメージに合うかどうか、想像するのって難しいじゃないですか? それをすべてのパーツや部材でやるのって、結構骨が折れる作業だと思うんです。そういう作業が苦手であれば、企画住宅(建売)はいいかもしれないですね。モデルルームに行けば実物が見れますし、さらにオプションなどでかなり自分の好みに変更できるモノもありますしね。その空間が気に入れば、そのまま購入できちゃいますよ。何より注文住宅と比較すると安いモデルが多いから、そこそこ都心に近い場所で一戸建てを購入できるケースも多い。あと、決められた予算で家を探したい場合、予算調整のポイントがわかりやすい点もメリットだと思います。そう考えると、細かいところまで全部自分で決めたい!という方でなければ、企画住宅はアリですね」。
小松さん「企画住宅って今まで考えたことなかったけど、そんなメリットがあるんだ! 細かいところまで全部決めなくていいのは、個人的には楽だし、ハマる内容ならお任せの方がカッコ良さそうですよね(笑)。自分が欲しくなるモデルが企画であるのか、ですね。調べてみます」
一戸建て購入にも選択肢がある!
自分だけのオートクチュールな家作りこそ、理想の家を手に入れる方法だと思っていましたが、道は他にもあるとのこと! 細かい点までこだわれる注文住宅もいいけど、たしかに完成図が見えている建売住宅なら『ここに自分たちが暮らすんだ』というイメージも沸きやすいし、何より細かな点まで全部自分では決められない!という人にはピッタリ。自分の趣味嗜好やセンスに近い物件が見つかるならば、予算や時間とのバランスを考えると、企画住宅も良い選択肢となります。次回は、実際に自分たちの理想の家に住んでみて、どうでしたか?と、先輩たちの感想を聞いてみます!
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