キャンプで飲みたいクラフトジン「キャンプGin」を愛媛のアウトドアショップが開発。

作成

キャンプのおともというと、どんなお酒が思い浮かぶだろうか。焚き火を愛でながらちびちび飲むウイスキー、夏ならキンキンに冷えたビール、冬なら日本酒(熱燗)も最高だ。そして、これからは「キャンプにはジン」という人が増えるかもしれない。そんなきっかけになるジンが誕生した。

「キャンプGin(44%ALC./VOL 200ML)」¥2000

ジントニックやマティーニなど、カクテルベースとしてよく使用されるスピリッツ「ジン」。ジンは大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒に、セイヨウネズという針葉樹の実(ジュニパーベリー)で香り付けしたお酒。最近では、ベースとして使う蒸留酒をブドウやりんごから作ったり、ジュニパーベリーに加えてローカル色豊かなボタニカルで香り付けしたりすることで、個性豊かなクラフトジンが続々と誕生している。

これまでカクテルの盛り立て役になりがちだったジンだが、地域色やオリジナリティが豊かなクラフトジンが増えることで、ジンそのものを楽しむ人が増えてきている。そんな中で誕生したのが、キャンプ専用ジン、その名も「キャンプGin」だ。

「キャンプGin」は、愛媛県新居浜市のアウトドアショップ「Abenteuer(アーベントイアー)」と愛媛県新居浜市に唯一残る蔵元「近藤酒造」がタッグを組んで開発。

キャンプではいつも二日酔いになってしまうというアーベントイアー店長の吉田さんが、キャンプの二日酔い問題を解決したいと近藤酒造に相談したところから開発がスタートしたという。

ジンはアルコール度数が高くロックなどでしっかりお酒としても飲めるうえ、炭酸水やトニックウォーター、お湯などで割って度数を下げても、しっかりアルコール感や香りを楽しむことができる。また、蒸留酒なので二日酔いにもなりにくい。

開発した「キャンプGin」は、キーボタニカルとして、柑橘処である愛媛にちなんで爽やかな香りの青ミカンやミカン、さらに新居浜市を象徴するキンモクセイなどを使用。柑橘の爽やかな香りが香水のように強く香る、パンチのあるジンに仕上っている。

アルコール度数は44度だが、薄めに割って飲んでもしっかり香りが楽しめるので、自分のペースで楽しく飲めて、翌朝もスッキリとした気分で自然を楽しむことができる、キャンプにぴったりなお酒に仕上げたという。

「キャンプGin」はアーベントイアーのWEBショップで販売中となっている。


(問)アーベントイアー abenteuer.jp/

 

Tags
Shinya Miura
作成