有孔ボード、ペグボード、パンチングボード。さまざまな呼び名があるこの板の一番の魅力は、等間隔に開いた穴。そこへペグを差し込み、自由にレイアウトを楽しめるペグボードマスターたちの、マネしたくなる好例を一挙に紹介。
Text&Edit/Ma-turn(RIDE MEDIA&DESIGN)
Table Of Contents : 目次
01.設置は立て掛けるだけ! 簡易式有孔ボード収納術。
部屋にガレージのような雰囲気を演出できる、20年ほどの年季が入ったボード。机で板を支えて隣の棚と壁に挟み込んで固定しているので、壁はノーダメージ。ボードにニスを塗り、年月が経つことでちょうどいい風合いへと仕上がった。
ネットをネジで有孔ボードに直接打ち込み、よく使うスケールなどの小物を収納。ボードの下部に取り付けることで机に座ったままの状態でも手を伸ばせば届くように工夫を凝らした。
02.玄関先に便利なウォール収納は、ペグフックもD.I.Y.。
靴箱の上に設置した塗装済みのパンチングボードは、外出前に必要なものを集めて壁面収納。壁との隙間を作りフックを差し込めるように、木材をボードに強力両面テープとネジで固定した。フックも手作りというD.I.Y.要素多めのテクニック。
三角カンをボード背面の木材に付 け、壁に差し込んだフックに引っ掛けて取り付ける。壁に差したフックで少しの穴が開いてしまうので気になる人は別の方法を試してみることを推奨。
03.少年の部屋のように、好きなものだけを陳列した壁面収納。
ボードは壁に合わせて大きさをカットし、壁とボードの間にスペーサーをかまして木ネジで固定することで完成。“見ても楽しい収納 ”を心がけ、小物類をインテリアの一部としてディスプレイした。
ペグは仕上がり具合が独特のUS 製を使用。ボード自体が日本規格なのでUS 製の多穴固定ペグと孔ピッチが合わず、単穴と2つ穴ペグで構成した。ペグを購入する際はサイズに要注意。
04.飾りたいものをショップ風にディスプレイする、という発想。
スニーカーの収納場所として、そのままコレクションボードとして有孔ボードに飾り付けるようにディスプレイするのもアリ。壁を傷つけられない賃貸物件の場合は、ディアウォールを2×4材に接続して柱を作成し、そこに有孔ボードをネジで打ち付けて設置しよう。
長めのネジを孔に差し込み、スニーカーの受け台として利用。受け台を設置するにあたり棚にはせず、ネジのみ使うことで安価で済み、都会的で洗練されたムードを演出することに成功。