【達人たちの「旅」スタイル】 目的と手段に合わせた、パッキングをチェック!! vol.3

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ウエア、ガジェット、アウトドアギア、日用品、現地調達も想定した最低限のアイテムを詰め込む。キャリケースやバッグの中身をポーチやケースで小分けにしたり。さまざまなスタイルで国内外を飛び回る、旅の達人たちの愛用品を拝見してきた。

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ロングトレイルにも対応する、ガチのバックパッカースタイル。

丸山崇久/漂泊民、トレイルブレイズ ハイキング研究所 研究員
丸山崇久/漂泊民、トレイルブレイズ ハイキング研究所 研究員
お馴染みのブランド、ブラウン バイ ツータックスのスタッフを経て、日本各地のトレイルルートを調査する研究員に。欧州からお遍路までバックパッキングで巡る生粋のハイカーで、ピレネー山脈のGR10とGR11のトレイルも踏破している。ロングトレイルにも対応する着こなしながら、清潔感を意識したスタイル。ワイドカラーシャツ、ニータックパンツ/ともにブラウン バイ ツータックス 軽エディションウールTシャツ/ブラウンバイ ツータックス×ムーラントギア シューズ:トミール02/ノーマル サングラス/イジピジ

バックパッカーとして世界各地を巡っている丸山さん。ロングトレイルもその延長にあるため、旅スタイルの根底にあるのは、軽さと歩きやすさを意識したULマインド。

「旅に持っていくアイテムを選ぶ基準は、なるべく2つ以上の使い方ができること。あとは耐久性。長いときは3か月くらい山を歩き続けたりもするから、丈夫なことは軽さ以上に重要かも」。

さまざまな国を訪れるなか、今後は北欧のロングトレイルを歩いてみたいとか。「スカンジナビア半島が気になるので、ノルウェーを縦断するトレイルルートを考えています」。

軽さと耐久性を追求し、多用途に使えるUL系ギアを厳選。

HYPERLITE MOUNTAIN GEARのウェイポイント35

HYPERLITE MOUNTAIN GEARのウェイポイント35

あHMGの定番モデルを、ウエストベルトとロゴを外してシンプルにカスタム。「欧州の格安LLCでは機内持ち込みの荷物も別料金だったりするけど、座席下に置ける荷物だけは唯一無料で……。そこに収まるサイズってことで、最近活躍しているのがバックパックです」。

HYPERLITE MOUNTAIN GEARのウェイポイント35

ショルダーストラップのポケットにはボトルを収納。「防犯的にも、あまりギアの外付けはしないけど、すぐに取り出したいボトルと傘は別。それと、濡れたテントをトップ部分に括りつけることもあります」。

BRINGのワンダーウエア ワン50/50

BRINGのワンダーウエア ワン50/50

メリノウールと再生ポリエステルで作られたボクサーショーツ。「ウールの防臭抗菌効果により、1週間くらい穿いても匂いが気になりません。旅中はこれとインナーファクトのシームレスインナーショーツの2枚だけで過ごします」。

BELLOFのソーラーシートチャージャー

BELLOFのソーラーシートチャージャー

ロングトレイルに欠かせないソーラーパネルも最軽量モデルをセレクト。「いろんなパネルを試した結果、これが一番軽くてパワフルでした。丸めて持ち歩けるのも便利。山に入るときは、常にこれでバッテリーを充電しています」。

お気に入りのクッカー&コーヒーセット

クッカー&コーヒーセット

エバニューのチタンマグポットとノーハンドルマグ、プリムスのフェムトストーブをセットで愛用。「クッカーはスタッキングできるし、フェムトストープは燃費がいいのが利点。ニュウコーヒーのドリップパックもお気に入り」。

Jigsaw Healthのエレクトロライト スプリーム

Jigsaw Healthのエレクトロライト スプリーム

アメリカのサプリメーカーがリリースする電解質。「ビタミン、ミネラル、マグネシウムが水で吸収できるため、脱水症状の対策として持参します。ライムレモンとベリーの2つの味を併用していて、日常でも愛用することが多いです」。

ベッドとエアコン完備の小屋を積載する快適キャンピングカー。

北村孝之/NPO法人ボランティアインフォ 代表理事
北村孝之/NPO法人ボランティアインフォ 代表理事
GO OUT CAMPをはじめ、さまざまなイベントやフェス、復興支援のボランティアにまつわる事業を展開。プライベートではキャンプ、SUP、ハイキングなどを楽しむアクティブ派。「この夏はフジロックにハイスタが出演するから、それが楽しみです」。フェスのスタッフジャケットも定番ユニフォーム。ニューアコのスタッフジャケット/ジャック・ウルフスキン パンツ/ローワンダー キャップ/古着 ギアエプロン/スノーピーク シューズ:テンナインハイクゴアテックス/ホカ

目的地を決めない自由気ままなロードトリップを楽しんでいる北村さんの旅の相棒は、いすゞのエルフをカスタムしたキャンピングカー。

「一番こだわったのは寝心地のいいソファベッド。車内でシゴトをすることも多いので、モバイルオフィスとしても使える落ち着いた内装もお気に入りです」。実用的なキャンピングカーながら、いまの目標はこの1台で全都道府県を巡ること。

「熊本や山形まで遊びに行ったし、能登の災害支援でも重宝しました。なるべく高速道路を使わない旅が好きなので、ノンビリと全国を周遊したいです」。

日本周遊ロードトリップと、現場ワークのための必携装備。

’10 ISUZUのエルフ ダブルキャブ(オリジナルカスタム)

ダブルキャブの小型トラックをベースにした、キャブコンスタイルのキャンピングカー。「5人家族なのでファミリーでも旅ができるよう、後席のあるダブルキャブを選んで、内外装は友人の大工にオーダー。断熱材入りの木壁でエアコンも完備しているから1年中快適です」。

コンパクトながら車内にはテーブルとソファベッド、モニターまで完備され、ワンルームのような内装。「寝るときはテーブルを収納して、ソファをベッド状態にします。居心地は自宅と大差ないかも(笑)」。

CASETiFYのMacBook インパクトケース

CASETiFYのMacBook インパクトケース

クッション性のあるインパクトコーナーを備え、耐衝撃性に優れたPCケース。「ノートPCは常に持ち歩いているから、丈夫なケースがあると安心。先日、募金活動で参加させていただいた、ハイスタのライブのパスを貼っています」。

Stüssyのアイウエアポーチ

Stüssyのアイウエアポーチ

運転するときはメガネをかけるため、サングラス用とメガネ用の2種類のポーチを愛用。「どちらも高校生の頃に入手したアイテムで、25年くらい愛用しています。結構ラフに使っているけど全然壊れないから、多分これは一生モノ」。

ZANE ARTSのジグ

ZANE ARTSのジグ

スタイリッシュなギアをリリースするゼインアーツのLEDライトは、ベッドサイドから夜中のトイレまで活躍。「いろんなLEDライトを使ってみたけど、これは光が柔らかいカンジがして、車内で使うとリラックスできるんですよ」。

LOWANDERのデイパック FSDX

LOWANDERのデイパック FSDX

ローワンダーのトートバッグも、旅から日常まで愛用するアイテム。「ちょっとした買い物や温泉に行くときに重宝しています。かなりコンパクトに収納できるパッカブル仕様なのでバックパックやポケットに入れて持ち運ぶことも」。


Photo/Fumihiko Ikemoto, Taizo Shukuri
Report & Text/Masatsugu Kuwabara

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GO OUT 編集部
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