なんでもジブンでトライする、 達人たちの、DIYっぷり拝見。

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IKEAバッグをリメイクしたヘアメイクの現場バッグ。(岩下さん/ヘアメイク)

イケアのキャリーバッグをリメイクして作り上げたヘアメイクの現場バッグ。改良を重ねては作り直し、こちらは7代目。そのため細部の作り込みも完璧。「ドリンクホルダーには保冷機能、外ポケットにはリフレクターを付けました」。

岩下倫之/ヘアメイク

雑誌、広告、テレビ、ドラマ、映画など、さまざまなジャンルで活躍するヘアメイク。最近はスナックにハマり中。「都内だけでなく地方に行っても必ず訪れ、新しい出会いやバイブスを吸収しています」。

改良を重ね続けた7作目で、細部の作り込みまで大満足!!

内部の底にはクッション性のスポンジを入れて、デリケートなコスメを保護。

仕事上、ヘッドピースやヘアアクセサリーを自作することも多い岩下さん。その延長で作ったのが、ジブンが使うヘアメイクの現場バッグ。イケアのバッグを再利用したルックスもインパクト大ながら、実用的なデザインを追求している。

内側のサイドにカバーをセット。「ロケ弁が2個入るけど持って帰るのがバレると恥ずかしいので、それを隠せるように(笑)」。

「使いやすさを第一に考えているけど、もちろん素材もお気に入り。“イケアにそんなの売ってましたっけ?”と、よく突っ込まれます(笑)」。

必要な道具に合わせてポケットを作っているため、収納スタイルもスマート。

車中泊用の折り畳みテーブル。(ヘンミさん/VANCAMP JAPAN コーディネーター)

車内の限られたスペースで快適に使えることを意識したフォールディングテーブル。「ヴィンテージのボトルケースを2つ並べて、その上に天板をセットしました。サイズ的にもちょうどいいけど、中にギアを収納できるのも機能的」。

ヘンミマオ/VANCAMP

バンキャンプの魅力を伝え広げる、バンキャンプジャパンのコーディネーター役。DIYでカスタムした愛車のマツダ・ボンゴバンで、自らバンライフを満喫中。「次はルーフキャリアに板を張りたいです」。

“欲しい”をカタチにしながらも使い勝手を追求して常に改良中。

TANNERのタッチポンで取り付けたテーブルはワンアクションで折り畳めるので、未使用時はこの状態に。

自宅からクルマまで、DIYでセルフビルドしているヘンミさん。「ジブン好みの見た目も大事だけど、使い勝手や機能性もこだわる部分なので、新しいアイデアが浮かぶたびに作り直しています」。

テーブルの天板をスライドさせると、中にシェラカップやカトラリーが。「ここで食事をすることが多いので」。

先日も愛車の荷室に設置した折り畳み式のテーブルを改良したばかり。「ライフスタイルに合わせて改良し続けていくから、ずっと完成することはないですね(笑)」。

車内のウッドパネルやソファーベッドもすべてDIY。定期的にメンテしている。

ペリカンケースをカスタムしたアウトドア用のキッチンブース。(秋元さん/アウトドアディレクター)

ペリカンケースを三脚テーブルにして、キャンプのキッチンブースにカスタム。IGT規格の天板やバーナーを仕込み、軍モノ規格で拡張性もアップ。「この度、ナチュラルマウンテンモンキーズから製品化されることになりました!!」。

秋元祐輝/アウトドアディレクター

アウトドア系の記事執筆や広告のディレクションを担いつつ、プロダクトデザイナーとしても活動。自身も生粋のキャンパーでギアを自作することも。「とにかく箱やケースが好きで衝動買いしちゃいます」。

まだ誰もやったことがないオリジナルのアイデアを追求。

AC電源用の防水インレットも内蔵。 ポータブル電源とセットでも使用可能。

「DIYでは、まだ誰もやったことがないことに挑戦したい」という秋元さん。そんななか生まれたのが、ペリカンのライフルケースをカスタムしたアウトドア用キッチンブース。

キッチン用のコンロはスノー ピークのフラットバーナーを採用。

「それなりに高価なペリカンのケースに穴を開けるのに覚悟と勇気が必要だったけど、完成品は納得のデキ栄え。ロバート・ロドリゲスの映画に出てきそうな、トンデモ兵器感が気に入っています」。

こちらが製品版のプロトタイプ。「よりグレードの高いケースをベースに、キャンプ以外の幅広いシーンにも対応する設計にしました」。

モルティエ塗装のキッチンの壁。(太田さん/アウトドアスタイリスト & デコ屋)

ピンクのタイルが貼られていたキッチンの壁を、モルティエ塗装でラフなスタイルにカスタム。上の棚にしている板は、長年民家で使われていた古材を再利用したもの。「濡れても平気な加工がしたくてたどり着いたのがこの加工です」。

太田佑生/アウトドアスタイリスト

様々な音楽フェスやイベント、アウトドア系のショップの空間装飾など、外遊びに携わるスタイリング全般を担う。藤沢と軽井沢の2拠点ライフを満喫するなか、軽井沢の家は自ら内装をリノベしている。

木工DIYを経て、新たな挑戦で壁を塗る左官の作業にハマり中。

壁に塗られているのはデザインコンクリートのモルティエ。「モルタルのような質感だけど、もう少し粒度が細かくて薄く塗れる。ひさしぶりに夢中になったから、もっと極めたいです(笑)」。

DIY歴は15年以上の太田さんは、先日キッチンの一角をセルフリノベしたばかり。「木の加工はいろいろやってきたから、新しいことに挑戦したくなり、左官の作業で壁を塗ってみました」。

作業するにあたって左官専用のヘラも入手。「大抵の工具は揃っているけど、左官のヘラは初めて触りました」。

完成したキッチンの壁は、デザインコンクリートで仕上げられた味のある風合いに。「1週間くらいかかったけど、新鮮で楽しかったですね。今度はどこを塗ろうかなって考えています」。

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GO OUT編集部
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