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デュオキャンパーに聞いたおすすめキャンプ用品。
続いては、デュオでキャンプを楽しむキャンパーさんのサイトを拝見。2人で過ごすのにちょうどいいサイトの規模感やアイテムのチョイスに注目です。
コンパクトながらも快適さも忘れていないデュオキャンプサイト。
UFO型の独自構造が目を引く、マウンテンハードウェア「フープスター6」。
山岳アイテムにくわえて、ユニークなテントにも定評のあるカリフォルニア発のブランド「MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)」の廃盤テント。ワンポールテントのような構造を持つが、天井部にフラフープ状の円環型ポールを備えており、唯一無二のシルエットを生み出しています。この円環型ポールにより、天井の面積が広がり、圧迫感を感じさせません。重量も6人用ながら、最大3.13kgと軽量です。
日本未発売の名品。REIの「ポータブルフォールディングテーブルテーブル」。
アメリカの大手アウトドアショップチェーン「REI CO-OP」のオリジナルテーブル。サイドテーブルとして、ドリンクやフードを置くのにちょうどいいサイズ感で、脚を開くだけですぐに使える使い勝手の良さが魅力。
天板は3mm厚のアルミ製で、熱いものもそのまま置くことができます。収納時はスリムになるので、積載にも困りません。日本国内では未販売なので、ヨコさんは個人輸入にて入手したとのこと。
収納効率を考えた、極小の注ぎ口。MSR「アルパインティーポット」。
山岳用品のパイオニア的ブランド「MSR(エムエスアール)」のステンレス製ケトル。クッカーへのスタッキングやバックパックへの収納がしやすいように、注ぎ口がかなり小さく作られている点が特徴。容量は1Lでソロからデュオの湯沸かしにちょうどいいサイズ感。現在は廃盤となっているレアなアイテムです。MSRの旧ロゴが年代を感じさせます。
お気に入りの豆を美味しく淹れるために組んだ、コーヒーセット。
お気に入りのアイテムで自分だけのコーヒーセットを組むのもキャンプの楽しみのひとつ。2人の場合は、お気に入りのショップ「バービーコーヒーロースターズトーキョー」の豆を美味しく淹れることをコンセプトにセットが組まれています。
中でもお気に入りのアイテムは、インテリアブランド「ホルツ」の「カサネコップ」。スタッキングできるカップで、天然木の木目が美しい。
配色がおしゃれなヘリノックスの「テーブルオー」。
アルミポールメーカーのTOPメーカー、韓国DAC社のアウトドアブランド「Helinox(ヘリノックス)」のコンパクトなサイドテーブル。円形の天板に3本の脚を差し込むだけで設営できる手軽さと、220gの軽量さが魅力。2人が使用しているモデルは脚が発色の良いイエローカラーで、サイトの雰囲気にマッチしています。
レアなギアをうまくミックスしたサイトを構築するこだわりキャンプ用品。
丸みある天板のシェイプが飽きさせない、キャンプマニアプロダクツの「ラウンドテーブル」。
昨今のキャンプ人気初期から、ハイクオリティなウッドテーブルに定評のあった「キャンプマニアプロダクツ」の定番ウッドテーブル。ラウンドした天板の形状が特徴で、長く使っていても飽きが来ないんだとか。
面倒な組み立てが不要で脚を開くだけで、すぐに使用できる点が、キャンプ慣れしたキャンパーにも愛用されている理由のひとつ。メンテナンスを繰り返しながら使い込むとエイジングも楽しめます。
ネイタルデザインコラボの「カーミットチェア」。
数あるキャンプチェアの中でも不動の人気を誇る、テネシー発のハンドメイドチェアブランド「Kermit Chair(カーミットチェア)」。元々はバイカー用の分解収納可能なチェアとして生まれましたが、その人気は各国に広まっています。
「カーミットチェア」には、コラボアイテムも存在し、特に人気を博します。こちらは、ポップで独創的なアパレルとキャンプアイテムが幅広い層から支持を集めている「NATAL DESIGN(ネイタルデザイン)」のオリジナルシートがあしらわれたもの。同ブランドのアイコンのひとつであるトリコロールストライプがヴィンテージ感のあるサイトにマッチしています。
ヴィンテージライクな機能的マグ、パタゴニアの「ミアーキャンプカップ」。
保冷カップに定評のあるドリンクウエアブランド「ミアー」のマグをベースに使用した「Patagonia(パタゴニア)」のアイテム。YUTAさんのヴィンテージサイトにあったので、こちらも年代ものに見えますが、今も購入可能。
レトロなグラフィックで見た目も抜群だが、二重の真空断熱構造により保冷性は高く、丈夫で手入れのしやすいステンレス製で使い勝手も良好です。
フレームのジオメトリーが美しい、モスの名作ドーム「リトルディッパー」。
画家で彫刻家のビル・モス氏が設立した伝説のテントメーカー「moss TENTS(モス テンツ)」のヴィンテージドームテント。世界初のドームテントを送り出したブランドとして、テントの歴史に名を残しました。「テントは人間が住むことのできる芸術作品」というモス氏の言葉通り、そのテントは芸術的なジオメトリーと居住性の高さを持っています。
こちらの「リトルディッパー」は4本のポールを花びら状にクロスさせた構造が特徴的な4〜5人用テント。前後の大きなメッシュにより、日本の気候でも快適です。2020年にブランドが復活を果たしたので、こちらの復刻も待たれる。
完成された3シーズンシュラフ。ナンガ「オーロラ460」。
羽毛にこだわったスリープウエアやアパレルを展開するブランド「NANGA(ナンガ)」の3シーズン用、シュラフ。460gのダウンを使用し、フィルパワーは650、快適使用温度-4℃と、日本の低山で使用するには十分な性能です。
テントの結露で濡れにくいナイロンリップ素材の表生地や、ジッパーの噛み込みを防ぐ機構など細部まで作り込まれています。YUTAさんが使用しているのはアマゾンの別注モデル。90年代を感じさせる配色のブランドロゴがサイトに馴染みます。
キャンプスタイルお手本はフィールドにあり!
今回は、ふもとっぱらに集まるベテランキャンパーのキャンプサイトには、真似したくなるキャンプギアや使えるテクニックが多数。今回紹介したキャンプサイトを参考にするのはもちろん、キャンプに行った際に他のサイトを観察してみるのも面白いかもしれません。