工芸品をベースにした雑貨ブランドを運営する奈良の老舗「中川政七商店」と「Snow Peak(スノーピーク)」、そして、現代にあった茶道の愉しみ方を伝えるブランド「茶論(さろん)」がトリプルコラボレーション。2020年に即完売した「野点セット」がさらに進化をとげた第2弾が登場する。
Snow Peak×中川政七商店×茶論「野点セット」シングル ¥35200
野点(のだて)は、アウトドアでお茶や抹茶をいれて愉しむ茶会。古くは室町時代にはじまり、豊臣秀吉が京都北野天満宮境内で催し、800人が参加したという大規模な茶会「北野大茶湯」は特に有名。そんな日本人が古くから楽しんできた野点を現代にアップデート。アウトドアで気軽に愉しめるようにタフでコンパクトな8アイテムを揃えたのがこの「野点セット」。
第2弾となる今回のセットでは、茶筅(ちゃせん)・茶筅筒・茶器の素材や仕様をアップデート。よりコンパクトかつ機能を凝縮した美しい佇まいに仕上がっている。
抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)と、お茶を点てる茶筅(ちゃせん)は、茶碗の中に全て納まるように奈良の職人が特別にあつらえたコンパクト仕様。
茶筅をいれておく茶筅筒は、上品なウォールナット製となっている。菓子皿は、天然木・メープルを使っていて雪峰をイメージした形状に仕上がっている。
茶碗は軽くて丈夫なチタン製でお茶が冷めにくいダブルウォール。茶碗を包む仕覆(しふく)は、新たにスノーピークのマルチコンテナシリーズをモチーフに、アウトドアの道具でよく用いられる丈夫な綿帆布を採用。スノーピークファンも嬉しいアイテムになっている。
ひとり用のシングルのほか、今回は茶碗と菓子器が2つずつ収まったダブルが初ラインナップ。一人で嗜むのも楽しいが、相手をもてなすのもまた違った魅力がありそうだ。
Snow Peak×中川政七商店×茶論「野点セット」ダブル ¥41800
2022年4月6日から、中川政七商店の公式オンラインショップと一部店舗、スノーピークの公式オンラインショップと一部直営店舗で発売となる。
(問)中川政七商店 nakagawa-masashichi.jp