焚き火調理をワイルドに楽しめる、北欧発ムーリッカのクッキングギア4選。

作成

ブッシュクラフトの本場・北欧フィンランドのブランド「MUURIKKA(ムーリッカ)」のクッキングギアが、キャンパーの焚き火心をくすぐってくる。飾り気のないデザインと確かな実用性を備えた、評判の機能美ギアだ。今回はなかでも人気の高い4つのアイテムをご紹介する。

Table Of Contents : 目次

持ち手を現地調達するフライパン。

ムーリッカ キャンプファイア フライパン ¥4290

ハンドルを自分で用意する必要のある、ブッシュクラフトではお馴染みのフライパン。生木に近いような燃えにくい倒木を探し、ナイフで太さを合わせ、差し込んでハンドルにする。ハンドル部分は現地調達するため、コンパクトな状態で持ち運べるメリットがある。

ハンドルの長さは自分で決められるため、炎と手との距離を自由に設定できる。燃え盛る焚き火の、大きな炎でも安全だ。差込口にはネジ穴が空けられており、ハンドルにした木をしっかりと固定可能。初使用の前にシーズニングが必要なのも、ギア好きには楽しい要素だ。

【SPEC】
直径:23cm
重量:0.5kg
素材:Hot Rolled Steel

 

長めのハンドルは折りたたみ式。

ムーリッカ レイスク キャンプファイア フライパン ¥6490

焚き火調理に適した、長めのハンドルを搭載したフライパン。前出のフライパンよりも手軽に使用でき、またお洒落キャンプでも存在感を発揮するビジュアルを持つ。

ハンドルは折りたたむことが可能で、付属のキャリーバッグに収納してコンパクトに。キャリーバッグは単なる袋ではなく、厚手でしっかりとした生地を採用しつつ、専用の形状に設計されている。焚き火で使ったクッカーは、ススが他の収納ギアに付着してしまうことも多いが、これなら安心だ。

【SPEC】
直径:26cm
重量:1.1kg
素材:Hot Rolled Steel

 

変色が味となる無骨ケトル。

ムーリッカ キャンプファイア ケトル 1.5L ¥9460

アウトドア用のケトルは平べったい形状に寄せたものが多いが、オーソドックスなデザインがかえって新鮮。ただでさえ強靭なステンレススチールを採用しているが、この形状により変形しにくいメリットもある。ハンガーに吊るしやすいよう、ハンドルは凸状になっている。

ステンレスはどうしても熱によって変色し、また直火での使用ではススが付着していくが、これはアウトドアマンにとって内心喜ばしい経年変化だろう。別売りにはなるが、専用のキャリーバッグも用意されている。

【SPEC】
直径:16cm
高さ:13cm(ハンドルを畳んだ状態)
重量:0.54kg
素材:ステンレススチール

 

1本で何役もこなせるスパチュラ。

ムーリッカ スパチュラ 34cm ¥1650

炒めたり、すくったり、ひっくり返したりと、何かと便利なスパチュラ。家庭用のものはシリコン製が多いが、こちらは武骨にステンレス製。フッ素加工されたフライパンではなく、前出したような鉄製のフライパンでガンガン使いたい。扱いに慣れれば、スプーン代わりにもできそう。

【SPEC】
長さ:34cm
重量:0.11kg

以上の4アイテムは、ムーリッカ公式サイトで購入可能。人気があるため品切れになることもあるが、小まめに在庫状況をチェックしたい。


(問)ファロスインターナショナル www.pharus.net/muurikka/

 

Tags
Minoru Akiba
作成