あの「MOSS TENT WORKS」が帰ってくる! 芸術品と称された伝説のテントも復刻か!?

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キャンパーに朗報! どうやらあの伝説のテントメーカー「MOSS TENT WORKS」が帰ってくるらしい! 芸術品と呼ばれた伝説のモステントを、復活させるプロジェクトがあるのだ。

そこで、キャンパーの永遠の憧れと言えるモスというブランドを、代表的なテント&タープを通してザッと振り返える。紹介するなかには発売間近 (!?) のモデルも……!

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今だ色褪せない伝説のモステント。

古くからのアウトドアマンなら「MOSS TENT WORKS」の文字を2度見したことだろう。画家でもあり彫刻家でもあるビル・モス氏が設立した同社は、1955年に世界初のドーム型テントをリリース。

その後、数々のデザイン賞を受賞する名テントを次々と生み出し、なかにはMoMA(二ューヨーク近代美術館)に永久展示されている名品も!

ざっと代表的なテントを見ていこう。こちらは「Encore」。大人4人がラクに過ごせる大型ファミリー用。複数のフレームが描く曲線が美しい。

クローバーをモチーフにしたモデル「Trillium」。ビル・モス氏の妻であり「MOSS TENT WORKS」の共同設立者でもあるマリリン・モスさんが最も愛したテントだ。

ビル・モス氏が演出する曲線構造を代表するモデル「Optimum」。200スクエアフィート(約18.5平米)、350スクエアフィート(約32.5平米)の2サイズのほか、700、1500が存在した。(写真は世界で唯一のOptimum350テント)

 

復刻モデルが日本で発売される!

ザッと見てきたように、モステントは確かに芸術品のように個性的ですばらしく魅力的だ。そんなモステントを復活させるプロジェクトが着実に動き出しており、実は『TOKYO OUTDOOR WEEKEND 2020』でお披露目されるはずだったのだ。

しかし、これはあえなく延期になってしまったものの、なんと近いうちに、5角形タープ「PENTAWING」と4角形タープの傑作「PARAWING」の復刻モデルが発売される!

もともとはサンシェードとして住宅用に開発された「PENTAWING」。従来のコットンモデルのほか、ナイロン素材を加え、それぞれ12フィートと19フィートの2サイズ展開でリリース予定となっている。

いまのところ具体的な発売日や価格こそ発表になっていないものの、どちらも早ければ6月中旬にはお披露目となりそうだ。

「テントは人間が住むことのできる芸術作品」とはビル・モス氏の名言だが、我々が芸術作品でキャンプをできる日も、そう遠くはなさそうだ。タープ2モデルだけでなく、数々の名作テント復活も願いつつ、続報を待ちたい!


■MOSS TENTS http://mosstents.net/

 

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Minoru Akiba
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