2024年に創立170周年を迎えた、アメリカの老舗時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」。スポーツウォッチの金字塔とも言われるアイアンマンウォッチや、世界初の文字盤全面発光機能を搭載したモデルなど、革新的な技術やデザインを積極的に取り入れることでも知られている。そんなタイメックスの長い歴史に裏打ちされたアーカイブを復刻する、人気のReissue(リイシュー)シリーズに、1970年代テイストが新鮮な一本が仲間入りした。
World Time 1972 Reissue ¥34100
今回リイシューシリーズに選ばれたのは、クッションケースに回転ベゼルを備え1972年に発売された「ワールドタイム」。1970年代は時計のデザインが大きく進化を遂げた時代で、このワールドタイムでは、硬いステンレススチールを加工して古典的なデザインとは異なるケースの造形を実現、立体的でモダンな仕上がりを作り出している。
そんな70年代のデザインを今に復刻したのが「World Time 1972 Reissue (ワールドタイム1972リイシュー) 」。ベースとなった「ワールドタイム」は、民間機での旅行が当たり前になり始めていた1970年代に実在したモデルで、回転式ベゼルを使うことで主要な23都市の時差を読み取ることができるデザインが特長。当時はヨーロッパ市場が想定されていたため、例えばシンガポールの綴りが“SINGAPOUR”のようにフランス語になっているなど、当時の空気感も伝えるデザインになっている。
クッションシェイプのケースはサイドがポリッシュ、表面がサテン仕上げになっていて、ドレスに寄り過ぎずカジュアルにも対応できるデザイン。また、ブルズアイとも呼ばれる1970年代の前後のタイメックスを象徴するモノトーンの文字盤に、赤い秒針と蓄光塗料があしらわれた時分針といった意匠は現代にも通用する洗練されたデザインで、それでいて出しゃばり過ぎない個性も兼ね備えた一本に仕上がっている。
「ワールドタイム1972リイシュー 」は、2024年6月7日から TIMEXコンセプトショップと公式オンラインストアで発売。公式オンラインストアではすでに予約がスタートしている。
(問)ウエニ貿易 www.timexwatch.jp/