誕生秘話や愛用者たちの言葉から見えてくる。パタゴニアの名品フリース「スナップT」の魅力。

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スナップTを長く愛用する業界人の1枚。

柄も豊富がゆえにコレクタブルなスナップTだけど、子どもの代まで受け継げるくらいタフで普遍的なのが1番の魅力。そんなワケで業界人たちが古くから所有している“息の長い1枚”を見せてもらいました。

街でも遊べる発色が◎。

金子敏治 CAL O LINE/デザイナー
アメリカ西海岸のカルチャーを背景としている人気ブランド、キャルオーラインを手がけるデザイナー。「サーフィンは元より、最近はサッカーやフットゴルフに熱中しています」。

左下のものと似ているようで違う90年代半ばに購入した、1990年秋発売のレッドバイオレット。「シンチラの肌触りがいいから、キャンプでは丸めて枕代わりにしています。発色がいいので、街着ではシックなミリタリーアウターのインナーに使って着ることが多いですね」。

カットソー感覚で所有。

アクタガワタカトシ
フリークリエイティブディレクター

GO OUTの連載「LBOT」でもお馴染みのエディター/クリエイティブディレクター。雑誌の企画や編集、スタイリング、さらにはブランドのディレクションまでマルチに活躍している。

スナップTには“フリース素材のスウェット”というイメージを持っていて、昔から何着も買っているとのこと。「特に気に入っているのが10年くらい前に手に入れた96年製の柄モノ。ヘビーウエイトより、ライトウエイトのモデルを用いて、冬のインナーにすることが多いです」。

山で思わずひと目惚れ。

山田昭一 people showroom/ディレクター
アウトドアギアやアパレルを主に扱う「ピープルショールーム」を運営。ブランドのPRやマーケティング、カタログ制作などを行う。休日はもっぱら釣りやキャンプに出向く外遊び派。

99年の学生時代に、山行中のハイカーが着ていたスナップTを見てイケてるなと思い、その影響を受けて購入したモノ。「日課にしている秋冬の銭湯サウナの行き帰りに着るとかなり優秀で、湯冷めしない保温力と、リラックスできる着心地、サイズ感も含め、完璧なんです!!」。

30年程前に買った現役。

斉藤淳史 OSHMAN’S/MDマネージャー
アウトドアやスポーツのアイテムを幅広く取り揃えるセレクトショップ、オッシュマンズのマーチャンダイザー。「今年は、昨年よりも多く子どもたちとスノーボードに行く予定」。

「当時はフリースが今ほど広まっていなかったので、軽くて暖かくてすぐ乾くことに感動しました」。プルオーバー&スナップボタンの形も他ブランドにはないモノだったとのこと。「袖口や裾がパイピングになっているから着ていてラク。スノーボードのレイヤーに重宝します」。

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GO OUT編集部
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