使う人の日常に寄り添ったホーボーの“今”が面白い。【ブランドピックアップ〜hobo〜】

バッグ・小物を軸に上品で質実剛健なアイテムを展開している「hobo(ホーボー)」から最近、目が離せない人も多いはず。今回はデザイナー・朝倉秀樹さんのオンオフと、その生活に寄りそう新作を惜しみなく紹介してもらった。

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バッグとアクセサリーを手がける東京発ブランド「ホーボー」

朝倉さんが身につけるのはカラフルなナイロンコードを使用したマスクコード。¥2750

『バッグをはじめとする実用的なイクイップメント(装備)と、ブレスレットやリングに代表される装飾的アクセサリー(装身具)。相反する二つの性格を併せ持つ東京発のブランド』として2004年に誕生したホーボー。多くの人が周知の通りブランドは今まで国内外で愛されてきたわけだが、特にここ最近はアウトドア好きからも注目が集まっているのだ。

休日はキャンプに出かけることが多い朝倉さん。テントはノースフェイスのランダー6。

デザイナーの朝倉秀樹さんは業界でもよく知られるキャンプ好きで、7年程前から大阪の家具メーカー・トラックと共にチェアやテーブルなど外でも使えるアイテムも展開しているから、人気の経緯は大方理解できる。

21SSにホーボーから発売されたトラックとのコラボチェア。ウォータープルーフのスエード素材。

チェアだと素材に撥水性のあるスエードを用いるなど、経年変化で表情が変わるように作られていたのも魅力でとにかく話題となった。ちなみにこの経年変化こそがホーボーの最大の個性であることを特筆しておきたい。

山桃染めによる表情豊かなパッチワークキャンバスのトート。¥37400

「使っていて自分の形になっていく物が好きなんです。レザーでも、コットンでも、最後は自分だけの一点ものになるようなモノづくりにこだわりたい」と朝倉さん。最近は染めを用いて、バッグや小物はもとよりウエア作りにも力を注いでいる。

容量もあってタフなホーボーのトートバッグ。山桃染めでエイジングも楽しめる。

「染めたものが色落ちしていくのは、馴染んでいく革小物のよう。日本の工場に頼り、ログウッド、藍、ベンガラ、コーヒー染めや山桃染めなどで作っています」。基本職人の手作業で製品化されるから安心して長く使えるし、使うほどにその人にとっての欠かせないものとなる。

長く使うことで自分ならではの愛着が増していくのも、まるでアウトドアギアのようで、なぜ皆がホーボーに頼るのか真に納得できた。また、今回それを朝倉さんが街と山で自ら証明してみせてくれた。

使ってこそ唯一無二となる注目の新作勢。

さまざまな染めに着目し、軍物・デニム・キャンバスの廃材をパッチワークでアップサイクル、得意のレザーも健在。それらすべてが使い込むほどにオンリーワンの表情となる逸品を見逃してはならない!

SHIRT JACKET ¥37400

ゆったりしつつ洗練されたシルエットで、ワークウエアとデイリーウエアが見事に調和したシャツジャケット。豊富なポケットと、エイジングが楽しめるベンガラ染めが最大の特徴。

SLIP ON CLOG SANDALS ¥23100

経年変化が楽しめる上質なカウレザーを使用し、フットベッドにもスムースレザーを使ったストラップサンダル。ストラップを抑える部分にhoboのHを手刺繍したデザイン性も◎。

DELIVERY BAG ¥18700

リサイクルのミリタリークロスを使用。短めのストラップとシンプルなデザインのショルダーバッグはストレスフリーで、自転車や通勤にも最適なサイズ感。W19×H14×D9cm。

BIFOLD WALLET 各¥20900

表裏が同じレザーのウォレット。実用性を考慮したジップ式のコインケースが特徴で、ジッププルも革ヒモをあしらい、開閉しやすい設計。写真の2色ほか、グレーとブラックもある。

CARABINER CHAIN 各¥8800

ブラス製のカラビナにチェーンを連結させたキーチェーン。バッグの内側やハンドル、ウエストのベルトループに取り付けた状態でも、外さずにそのまま鍵が使えるのが嬉しい仕様。

本記事は、GO OUT vol.157からの転載記事です。

Photo/Shouta Kikuchi
Report&Text/Naoto Matsumura


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GO OUT編集部