オープン直前のフレッシュサービス新フラッグシップストアに潜入。集大成的な限定アイテムも必見!

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ステーショナリーや日用品を皮切りに、インテリア雑貨やアパレル、ストレージなど、見た目も使い勝手もこだわったアイテムを展開する「FreshService(フレッシュサービス)」。架空の運送会社をコンセプトに移動型セレクトショップとしてスタートして7年、ますます注目を集める人気ブランドだ。

今回、フラッグシップストアとなるFreshService Headquartersが8/27(土)に移転オープンするとのことで、ひと足早くお邪魔させていただき、クリエイティブディレクターの南 貴之さんに新店舗のコンセプトやセレクトしているアイテムについて話を伺った。

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倉庫やストックルームといった工業的な店舗デザイン。

「今までの店舗では、家の中にあるモノってイメージが強かったのですが、今回は本来のフレッシュサービスが持っている本質をなるべく小さく、コンパクトにして表現しました。」

以前の神宮前2丁目の店舗は住宅のような雰囲気の内装だったが、新店舗ではブランドコンセプトとなる“道具”や“機能性”といった要素を強く打ち出しており、よりブランドの世界観を感じられる。

「店舗の内装にかんしては、どうやってフレッシュサービスを体現するかがテーマになっていて、今回は倉庫やストックルームでそのまま買い物ができるような空間にしたくて、工業的なデザインになっています。」

海外で買い付けたインテリア家具や雑貨の数々。

店舗は家具や雑貨などのインテリア関連、そしてアパレルや小物などの日用品関連と、仕切りで大きく2つの空間に分かれている。

中に入ると、南さんがヨーロッパやアメリカなどで買い付けてきた様々なインテリア家具や雑貨が並ぶ。著名なデザイナーによる希少なヴィンテージ品から、年代や国にとらわれずに収集した多様なアイテムが揃っている。

「ボクのなかでのフレッシュサービスらしさでもある、インダストリアルなデザインや、名もなきアノニマスなプロダクト、そしてデザインナーズ家具まで、男性ゴコロをくすぐるものを、古い新しいに限らず並列に揃えています。」

「ブラウンのヴィンテージは特に人気で、かなり少なくなってしまったのですが、名作のレコードプレイヤーやスケールなども展開しています。」

「並んでいるチェアは、いいデザインだなと思うモノやスタッキングができて機能的なモノが多いです。いまはチェアが多いですが、テーブルやキャビネットも入り次第、お店に並べる予定です。」

フレッシュサービスのフルラインナップとセレクト品がズラリ。

奥の空間へと進むと、右側のスチールラックにはフレッシュサービスの雑貨や小物、アパレルが、左側のイエローの什器にはセレクトしたブランドのアイテムが並ぶ。

店内にはフレッシュサービスのフルラインナップを取り揃える。フラッグシップストアならではの圧巻の品揃えだ。どのアイテムも、かゆいところに手が届く使い勝手の良さ、そして価格とクオリティが好バランスな部分もブランドの魅力のひとつだ。

「雑貨や小物の方はファッション的なデザインとインテリアの観点で見ていて、アパレルの方がもっと道具的な観点で捉えています。いわゆる量産的なモノのデザインが好きで、パッケージまでこだわってデザインします。」

人気アイテムのひとつ、フォールディングコンテナは側面が開けられ、積み重ねた状態でも横から中のモノを取り出すことができる仕様。道具にこだわる南さんならではの“こんなのがあればいいのに”といったアイデアが、多種多様なプロダクトには詰まっている。

またセレクトでは、マウンテンリサーチ、ダイワピア39、Tap Water、エンダースキーマ、ブラームス、ルーマー、コモリなどの名だたるブランドが並ぶ。「道具的な要素や素材感をベースにしつつ、考え方に共感できるブランドのアイテムを揃えています。」

「店内を明るくポップなイメージにしたくて、差し色としてイエローを取り入れました。危険察知的な目立つカラーとして作業員のベストであったり反射板としても使われていたりして、工業的なフレッシュサービスのイメージにもマッチするかなと。」

レジでは、レターケース、ファイル、ペン、ストレージといったフレッシュサービスの商品を実際に使用する。「現実的に使いやすいかどうかの検証も兼ねています。」

オープンを祝した限定アイテム6型を特別に製作。

また、今回の移転オープンを記念し、シャツやパンツ、Tシャツなど限定アイテムを6型リリース。

FS PRODUCTS PRINTED BANDANA ¥1650

フレッシュサービスで過去にリリースしたプロダクトを、職人が手捺染で1枚ずつ丁寧に色をのせていく手捺染でプリントした、綿100%の国産バンダナ。ブランドのこれまでの軌跡を表したような特別感のあるアイテム。

FS PRODUCTS PRITED TEE 各¥8250

手ぬぐいと同様、バックとフロントに手捺染でプリントしつつ、フロントの胸元には店舗ロゴの刺しゅうを施す。見頃やアームホールにボリュームをもたせた6.2オンスのボディは空紡糸によって生み出されたふっくらとした柔らかさとドライな風合いを持つタフな仕上がり。吸湿性が高く、速乾性に優れている。

MATTE TAFFETA REGULAR COLLAR SHIRT, MATTE TAFFETA UTILITY OVER PANTS 各¥17600

フレッシュサービスらしいボリューム感と両サイドにポケットを配置したレギュラーカラーシャツと、ウエストと裾にスピンドルを配し、フリーサイズでさまざまな体型にフィットするようデザインされたオーバーパンツ。

雨蓑から着想した特殊な凹凸構造の生地により、強力な撥水性と高い透湿性を実現。ノンラミネート構造のため生地本来の風合いを損なうことなく、衣服内の環境は快適にキープしてくれる。

HEATHER LIGHTCLOTH S/S SHIRT, HEATHER LIGHTCLOTH EASY PANTS 各¥24200

フロントと両サイドに大きなポケットを設けたショートスリーブシャツと、ジップ式ポケットのイージーパンツ。ポリエステルとレーヨンを高密度に織り上げ、ハリのあるクリアな表情としなやかなストレッチ性を兼ね備えた素材を採用。

現代における都市生活で必要な機能を盛り込みバックレスでの活動が可能にし、杢グレーのシックな素材感により、モダンなバランスに仕上がっている。また、気軽に洗濯が可能なイージーケアな面も嬉しいポイント。

これらの全6型の限定アイテムは、オープン当日となる8/27(土)に発売となり、店舗限定での取り扱いとなる。注目度も高いため、確実に手に入れたいなら早めの訪問がおすすめだ!

ブランドの世界観を体現した店舗は要チェック。

一見、不規則に集められたようにも感じるかもしれないが、すべてに共通して“実用性”と“機能性”といったフレッシュサービスのコンセプトと重なる部分があり、ブランドの世界観を表現した店舗は、南さんの頭のなかを少し覗き見したかのような気持ちにもなれる。

ルーズなサイジングで楽な着心地ながら、都会でもアウトドアでも着れらる機能服。そして工業製品のようで見た目と使い勝手にこだわったプロダクト。フレッシュサービスのフルラインナップをチェックしに、ぜひ一度足を運んでみてほしい。

Photo/Takuma Utoo


【FreshService Headquarters】
オープン日:2022年8月27日(土)
営業時間:12:00〜19:00
定休日:水曜
住所:東京都渋谷区神宮前2-6-7 神宮前ファッションビル1階
tel:03-5775-4755 freshservice.jp/

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GO OUT編集部
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