防虫加工テントからオシャレ系蚊取り線香ホルダーまで。キャンプで使える虫対策アイテム10選。

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自然との距離が近いのが魅力のキャンプだが、自然に近いということは虫が棲むエリアに足を踏み入れることでもある。特に夏は虫たちが活発に動く季節。夏キャンプを最適に過ごすには、虫対策が欠かせない。

そこで、今回は効果抜群の虫よけからサイトに馴染むオシャレ系アイテムまで、編集部が選ぶ最新の虫対策グッズ、全10アイテムを一挙ご紹介。

Table Of Contents : 目次

1. Foxfire「SC Box Sheets」。

SC Box Sheets ¥11550

アース製薬と帝人フロンティアが共同開発した、繊維に虫を寄せつけない特殊加工を施した素材「スコーロン」を採用したトラベルシーツ。夏真っ盛りのキャンプならこれ1枚で寝てもOK。細かな穴開き構造で通気性も良く、蒸れ感も軽減してくれる。特にタープ泊では、防虫対策として強い味方になる。

寝袋の中に入れてインナーシュラフとして、また、山小屋泊や旅行先でのインナーシーツとしても使える。

(問)ティムコ www.foxfire.jp/onlinestore/groups/3142

2. insect shield「虫よけレジャーテント 2人用」。

虫よけレジャーテント 2人用 ¥19800

その名のとおり、虫からジブンを守ってくれる衣類や雑貨を作る「insect shield(インセクトシールド)」。なかでも、テントの生地(フロア、フライシートはのぞく)に防虫加工を施すという斬新な発想で生まれたのが「虫よけレジャーテント」。

いつの間にかテント内に侵入している、“小さな足のある不快な虫”を寄せ付けにくくする効果があるという。シェルターや大型タープと組み合わせてカンガルースタイルで使うのが◎。2人用と4人用がラインナップしている。

(問)インセクトシールドジャパン www.mushiyoke.com/collections/l-tent

3.SOTO「虫の寄りにくいランタン ST-233」。

虫の寄りにくいランタン ST-233 ¥9800

テントサイトを明るくすると、どうしても集まってきてしまう虫たち。そんな問題をあらゆる角度から解決してくれるのが、「SOTO(ソト)」の虫の寄りにくいランタン ST-233。特殊なガラスホヤを使うことで虫には感じにくい波長の長いオレンジ発光に。

また、リフレクターを装着することで、虫がいる側(森など)の光をカットして、サイトなど照らしたい方向だけを明るくすることができる。さらに、リフレクターには市販の蚊取りマットが装着可能という”隙のない”アイテムとなっている。

(問)新富士バーナー www.shinfuji.co.jp/soto/products/st-233/

4. WHOLE EARTH「EARTH DURA W ROOM SC」。

EARTH DURA W ROOM SC¥97900

Whole Earth(ホールアース)」の2ルームテント「アース デュラ Wルーム スコーロン」は、インナーテントのメッシュ部分に、虫を寄せ付け難くするスコーロン加工を施したメッシュを採用。寝室内に不快な虫が侵入するのを防いでくれる。

インナーテントはオトナ2人、子ども2人が就寝可能。フライシート裏側にはシルバーコーティングが施されていて、テント内温度の上昇を抑えてくれるのも嬉しい。

(問)ホールアース www.whole-earth.net/products/we2kda03

5. THERMACELL「アウトドア用ブユ虫シールド Outdoor Living」。

Outdoor Living ¥5280

「アウトドア用ブユ虫シールド アウトドアリビング」は、アメリカのサーマセル社が開発した屋外用の空間虫よけ。専用のガスカートリッジを使って、虫よけマットを加熱することで、有効成分を加熱・揮散させて、虫よけ空間を作ることができる。

直径1~2mの範囲のブユ、4~5mの範囲のユスリカに有効だという。テントサイトに置いても違和感のない、アウトドアギアのようなスタイリッシュなデザインも◎。

(問)住化エンバイロメンタルサイエンス www.ses-shop.jp/f/thermacell/living

6. NUXDI「YAMATA NOROSHI」。

YAMATA NOROSHI ¥29500

2022年1月に誕生したばかりの新鋭アウトドアブランド「NUXDI(ニューエンダイ)」。ファーストプロダクト「YAMATA」シリーズは、6枚の羽根を動かすことでいろいろなフォルムに変形。さらに、1/4インチカメラネジ用の穴を備えていて、三脚などをジョイントすることで、サイドテーブル・ランタンシェードなど様々な使い方ができるアイテム。

この「YAMATA」に蚊取り線香スタンド「NOROSHI」がセットされたパッケージがこの「YAMATA NOROSHI(八岐狼煙)」。無骨でスタイリッシュなルックスはもちろん、シーズンオフにはテーブルやシェードとして使える点も魅力だ。

(問)NUXDI nuxdi.com/collections/all-products/products/yamata-noroshi

7. Peregrine Design「Mosquito coil holder/ Brass Hook」。

Mosquito coil holder/ Brass Hook ¥7000

良質な素材を使用したナチュラルなギアを送り出す東京発のアウトドアブランド「Peregrine Design(ペレグリン デザイン)」による、真鍮フックの蚊取り線香ホルダー。

真鍮のビンテージメッキをかけたステンレスフックとタモ材を使用した受け皿が、シックで落ち着いた雰囲気を醸し出し、ボクらのキャンプサイトにもフィット間違いなし。チェアのフレームなどに引っ掛けて使えるほか、蚊取り線香の缶の上に置いて使うこともできる。

(問)ペレグリン デザイン www.peregrine-f.com

8. TRIPATH PRODUCTS「KAYARI」。

TRIPATH PRODUCTS「KAYARI」¥6380

北海道発のメタルギアブランド「TRIPATH PRODUCTS(トリパスプロダクツ)」の「KAYARI」は、古くから日本で親しまれてきた豚の蚊やり器を、メタルギアとしてリファインした遊び心あふれるアイテム。

亜鉛メッキ鋼板を高性能レーザーで切り出し、職人が手作業で立体的に組み上げていて、トリパスプロダクツらしい職人技が光る。ランタンスタンドにぶら下げれば、キャンプサイトのシンボルアイテムとして見守ってくれる。

(問)トリパスプロダクツ カヤリ products.tripath.co.jp/products/356/

9. オレンジかとりせんこう「ザ・パンチ」。

オレンジかとりせんこう「ザ・パンチ」¥990

人気アウトドアショップの「Orange(オレンジ)」が、蚊取り線香発祥の地とされる和歌山県有田市で明治18年に創業した老舗メーカー「ライオンケミカル」に別注をかけて製作した屋外用の蚊取り線香。

線香の太さを約2倍(※ライオンケミカル社従来品比)にすることで、有効成分が効率よく熱で気化され、効果をより拡散しやすくしている。屋外において半径3mのバリアで、蚊成虫の忌避効果が公的に認められたという。

(問)オレンジ www.shop-orange.info/c/gr1252/gr2282/punch-001

10.ヤブ蚊・マダニ ガードスプレー「ザ・ディフェンダー」。

ヤブ蚊・マダニ ガードスプレー 「ザ・ディフェンダー」 ¥990

こちらもOrange(オレンジ)」の別注。蚊取り線香の老舗メーカー「ライオンケミカル」が製作した虫よけスプレーだ。ヤブ蚊やマダニがひそんでいそうな草むらなどにスプレーするだけで、効き目が広がり、約8時間効果が持続する。

ウォーターベースの殺虫剤で、安全安心な薬剤メトフルトリンを採用しているので、植物にかけても枯れる心配がない。虫は苦手だけど、自然は大切にしたいキャンパーにもオススメだ。

(問)オレンジ www.shop-orange.info/c/gr1252/gr2282/defender-001

万全の虫対策で楽しい夏キャンプを。

今回はキャンプで使える虫対策グッズ全10アイテムを紹介してきたが、いかがだっただろうか。キャンプに特化した強力な虫よけはもちろん、オシャレに楽しみながら虫よけできるアイテムも充実してきている。しっかり虫対策をして、快適な夏キャンプを楽しんでほしい。

アウトドアアクティビティやフェスで使える虫除けアイテムはこちら!

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Shinya Miura
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