新しい生活様式ですっかりお出かけのマストアイテムとなったマスクだからこそ、できるだけ暑い夏でも快適な装着感や、ファッション感覚で着用できるデザイン性も持ち合わせたマスクを選びたい。
そこで今回は、数あるマスクの中からアウトドア系ブランドが展開する機能とデザインを両立した7つの夏向けモデルを紹介。
(※この記事は7月23日時点のものです。完売・品薄・品切れ状態のアイテムが含まれるため、詳細は各ブランドの最新情報をご確認ください)
Table Of Contents : 目次
マスク選びの3つのポイント。
一口にマスクといっても、種類は様々。最近では、各メーカーが独自の素材や技術を投じて、繰り返し使える布マスクが続々と登場しているが、どうやって選べばいいのか分からないという人も多いのでは? そこで、まずはマスクを選ぶ際のポイントを簡単に紹介。
POINT 01 耳ひもが調整可能かどうか。
一般的な使い捨てマスクで耳が痛くなるのはゴム紐が主な原因。耳ひもをアジャスターで調整できるものなら、過度に締め付けることなく顔にフィットし、耳も痛くなりにくい。
POINT 02 夏に快適な素材や機能が使われているか。
不織布のマスクは密度が高いが、蒸れやすく乾きにくい。吸湿性、速乾性、接触冷感、通気性のある生地や、消臭やUVカットなどの加工が施されていたりと、機能性の高い素材を使ったマスクなら夏でも快適。
POINT 03 洗って繰り返し使えもの。
特に夏場はマスクを清潔に保つために洗えるものが望ましい。洗ってもすぐ乾く速乾性や、繰り返し洗える耐久性に要注目。
なぜアウトドア系がいいの?
洗って繰り返し使えるファッションマスクは数あれど、アウトドアブランドのマスクは機能性が一味違う。
というのも、天候などの影響を受けやすいアウトドアで快適に安全に過ごすために、機能的なアウトドアウエアを競って開発しきたから。吸湿・速乾・UVカットなどアウトドアウエアに採用されている機能やノウハウがマスクにも生かされているのだ。
機能的でおしゃれなアウトドア系マスク7選。
いよいよ7つのおしゃれアウトドア系マスクをご紹介。どのマスクも非常に人気となっており、入荷状況については、各ブランドの公式サイトなどからぜひ最新の情報をチェックしてほしい。
01. AS2OV(アッソブ)
表地は耐摩耗性や速乾性に優れた「CORDURA(コーデュラ)」、中間層に菌の増殖を抑え、嫌な匂いを防ぐ生地、裏地に吸水速乾性の「クールマックス」を採用したアッソブのハイテクマスク。立体裁断になっていて、鼻へのフィット感があるので、眼鏡も曇りにくい。8月中旬入荷予定で、現在予約受付中。
ここに注目!
・立体裁断のフィット感
・6色展開でカラバリ豊富!
■AS2OV「3LAYER MASK」¥3850
・サイズ展開:Sサイズ(W200×H135mm)/レギュラーサイズ(W215×H150mm)
・素材:1層目…コットン40% ナイロン60%/2層目コットン25% ポリエステル75%/3層目…ポリエステル100%
・www.unby.jp/c/new/212001
02. POLeR(ポーラー)
アメリカウェストコーストで生まれたポーラーらしく、夏キブンなアロハ調グラフィックが特徴のマスク。軽くてソフトな吸水速乾素材を使用していて、高い抗菌防臭能力やUVカット機能も備えている。ポーラー公式オンラインショップで発売中。
ここに注目!
・メイドインジャパンでコスパも◎
・見た目にも涼し気なプリント
■POLeR「マスク」 ¥1320
・素材:ポリエステル97%、ポリウレタン3%
・polerstuff.jp/
03. PENDOLTON(ペンドルトン)
100年以上の歴史を誇るウールブランケットメーカー「ペンドルトン」のマスクは、おなじみのネイティブ柄でファッションのアクセントに。生地は柔らかく肌馴染みのいいパイル地で、調節可能なアジャスター付きドローコード仕様となっているので、長時間の着用でも楽。ペンドルトン公式オンラインにて発売中。
ここに注目!
・柔らかなタオル生地で汗吸いがいい
・リフレクター付きドローコードでアウトドア感満載
■PENDLETON「PILE FABRIC MASK」 ¥2750
・サイズ展開:Mサイズ(10.5cm × H12cm)/Lサイズ(11.5cm × H13cm)
・素材:綿100%
・pendleton.jp
04. GORDON MILLER(ゴードンミラー)
こちらの記事でも紹介し話題となったガレージライフスタイルブランド、ゴードンミラーのマスクは、触れるとひやっと感じる接触冷感生地を使った夏にぴったりな日本製マスク。他にも吸水、吸湿、速乾、UVカットと多機能。また、耳ゴムはワイドタイプで痛くなりにくいものを採用している。
現在のカラー展開はホワイト、コヨーテ、グレーの3色だが、8月中旬より新色ブラックが発売予定(写真は完売となったグレー)。7月末に予約開始。
ここに注目!
・接触冷感生地でヒンヤリ
・立体的な構造で息苦しさが少ない
■GORDON MILLER「COOL REVERSIBLE MASK」 ¥1650
・サイズ展開:S(タテ13×ヨコ26cm)/M(タテ14×ヨコ27.5cm)
・素材:ポリエステル89%、キュプラ11%
・www.gordonmillerpro.com/
05. CHUMS(チャムス)
チャムスからはオーガニックコットンを使用したマスクが2種類ラインナップ。シンプルな「Basic Mask L Organic」(写真 左) と、調整可能なコードを後頭部にまわして装着するタイプの「Retainer Mask Organic」(右) 。内側には接触冷感素材のフィルターポケットあるので、夏でも快適だ。9月上旬発売予定。
ここに注目!
・オーガニックコットン採用の優しい肌触り
・接触冷感素材のフィルターポケットを搭載
■CHUMS「Basic Mask L Organic」¥1100/CHUMS「Retainer Mask Organic」¥1650
・素材:オーガニックコットン
・https://www.chums.jp/
06. SHELTECH(シェルテック)
炎天下の中でも涼しく自由に動き回ることができるようにと開発されたシェルテック素材を使ったのが、こちらの記事でも詳しく紹介している「AIR MASK」。
遮熱、接触冷感、吸水速乾、軽量、UVカットの5つの機能を兼ね備えた、まさに夏向け仕様。シンプルなデザインでコスパも◎! 発売は7月末予定。
ここに注目!
・暑さ対策に重点を置いた機能が満載
・耳ひもの長さは調整可能
■SHELTECH「AIR MASK」(メッシュ無し) ¥1925
・サイズ展開:メンズ(W11cm × H15cm)/レディース(W11 × H14cm)/キッズ(W9cm × H13cm)
・素材:コットン/ナイロン
・sheltech.thebase.in/items/31389345
07. KEEN(キーン)
シューズの製造で培われた、素材選びや縫製技術を活かしたキーンらしい高クオリティのマスク。コットン100%生地を使っていて、表側は丈夫な厚みの生地、内側は肌触りがいい生地の2層に仕上げている。
耳ひもには調整可能なアジャスターを採用して、長時間の着用で生じる耳の痛みを軽減。1枚を使用しながら、1枚を洗濯できる2枚入りパックなのも嬉しい。
次回の入荷は9月中旬の予定。品薄状態のため見つけたら即ゲットがおすすめ!
ここに注目!
・肌に優しいコットン100%
・2枚入りパックで洗濯ローテーションできる
■KEEN「KEEN Together Mask」 ¥1540
・サイズ展開:XS/S(11×16cm)/M/L(13.5×19cm)
・素材:コットン100%(マスク部)
・www.keenfootwear.com/
機能美マスクで夏も快適に! でも使用方法には要注意。
いまやお出かけのマストアイテムとなったマスク。今回紹介したようなアウトドア系マスクなら、暑い夏を快適に過ごすのはもちろん、オシャレなファッションピースとしてお出かけの気分も高めてくれる。
ただし、今回紹介したマスクをふくめて、ほとんどの布マスクは医療用マスクではなく、ウイルスの感染・侵入を完全に防ぐものではないため、マスクの注意書きをよく読んで、理解してから使用するように心がけたい。また、夏場は、屋外で人と十分な距離が確保できるときには、マスクをはずすなどして、熱中症にも十分気をつけるようにしよう。
- Photo/Shouta Kikuchi、Mai Tanaka、メーカー提供