エクストレイル、リーフ、GT-Rまで!? 日産オールスターズを雪上で乗ってみたところ……。

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エクストレイル、ふつうに最強説。

そして、GO OUT的に、乗っておかなきゃならないのが日産SUVの代表格であるエクストレイル(写真最右)。

GO OUT CAMPの来場者をみても最も所有率が高く、キャンパーからスノースポーツ好きのアクティブ派まで安定した人気を誇るクルマです。

2017年にマイナーチェンジした現行エクストレイルは、運転支援技術の「プロパイロット」が採用されたのが大きなトピックでしたが、その他にも安全な走りをサポートする先進技術が多数備わっており、その辺を体感するべくいざ試乗!

試乗コースは、特設会場から一般道に出て12kmの道のり。舗装路での試乗経験はあるけれど、未舗装路はお初です。

圧雪路、シャーベット路、凍結路など、様々な路面状況に遭遇するのが一般道ならではですが、エクストレイルで走ってみた率直な感想は、「最高にふつう」ということ。どの局面においても安定感バツグンで、舗装路と変わらないくらい気持ちも平穏=「ふつう」なのだ。

現行エクストレイルには、コンピューター制御による前後トルク配分切り替えや(インテリジェント4×4)、車体の振動を低減する制御(インテリジェントトライドコントロール)、コーナリング時の先進制御(インテリジェントエンジンブレーキ/インテリジェントトレースコントロール)といった、乗り心地や安定性を高める技術が駆使され、それらによって総合的な運転のしやすさを高めている。

それらひとつひとつを感じ取ることは簡単ではないけれど、きっとこれらのおかげで雪道素人でも「ふつう」に運転できたのでしょう。

アウトドア派には大容量のラゲッジスペースもポイント(写真は3列シート車で最大445L)。2列シート・ガソリン車ならミドルクラストップレベルの565L、さらに汚れや傷がつきにくい防水仕様のラゲッジボードとなる。

結論。いまさらだけど、クルマの進化ってスゴイ。

電気自動車リーフやe-POWER車の先進技術に感激し、エクストレイルの何食わぬ安心・安全性に親心を感じてしまった今回の「Nissan Intelligent Mobility 雪上試乗会」。この他GT-Rなど憧れのスポーツカーにも乗れて、日産の遊び心と確かな技術力を、少しだけ垣間見ることができた気がします。

正直、これまでの私見では、走行性能は二の次。まずは見た目やスタイルで選びたい派で、どうしてもこなれた風味のある中古SUVに目が行きがちだったけれど、今回の試乗で「やっぱり新車はスゴイ」ということに改めて気付かされました。

しかもメーカーは国内外に数あるわけだから、さらに選択肢が増えて、クルマ選びがいい意味で路頭に迷っていくのでしょうね。

雪道で空力が効くという触れ込みのGT-R(写真はPremium edition)。まったく乗りこなせていないのに、一生に一度くらいは……などと思ってしまった。

各車のスペックや価格は、日産公式サイトをチェック!

www2.nissan.co.jp

 

Photo/Takuma Utoo、メーカー提供


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