スズキから、初のBEV世界戦略車第一弾となる新型「e ビターラ」が発表された。
※この記事は、9月16日公開の姉妹誌「モーターファン」掲載記事より引用しています。さらに詳しい情報が知りたい方は、こちらのページをチェック!

新型「e ビターラ」は、スズキが世界に向けて出す初めての電気自動車シリーズの第一弾。「Emotional Versatile Cruiser(感情を揺さぶる多用途なクルーザー)」という商品コンセプトで作られており、電気自動車の新しい雰囲気と、SUVらしい力強さを両立させている。

1. 新型「eビターラ」デザイン
見た目は「ハイテク&アドベンチャー(最先端技術と冒険)」がテーマ。角ばったデザインで、電気自動車の先進性とSUVのたくましさを表現。 力強いフロント(車の顔つき)や、車体の四隅にどっしり構えた大きなタイヤ、サイドのガードなどで、どんな道でも走れそうな力強さをアピールしている。また、特徴的な3つの点が光るLEDランプ(ライト)が、新しさを感じさせる。

18インチのアルミホイールには、空気の流れを良くし、軽くするための特別な飾り(ガーニッシュ)が付いていて、細部まで凝ったデザインで纏められている。
内装は、最新の機器がありながら、SUVらしい丈夫な作りと使いやすい装備が特徴。黒と茶色を基本にすることで、上質な雰囲気も演出している。

メーターと中央の大きな画面が一体になった「インテグレーテッドディスプレイシステム」は、操作しやすく、見た目もスッキリしていて、電気自動車らしい先進的な空間を演出。
浮かんでいるように見えるセンターコンソールや、ドアとセンターコンソールに付いたやさしい光(アンビエントライト)が、ハイテク感を高めている。

5. その他の便利な機能
10.1インチの中央ディスプレイと10.25インチのメーターディスプレイが一体になった「インテグレーテッドディスプレイシステム」は、直感的に分かりやすく、操作しやすい設計。
電気自動車での生活をもっと快適・便利にするために、「スズキコネクト」というサービスを搭載。これにより、「タイマー充電(充電時間を予約する機能)」や「バッテリーウォーマー(バッテリーを温める機能)」などが使える。
衝突の危険を減らすための「デュアルセンサーブレーキサポートII」など、最新の安全機能も装備。 また、この「e ビターラ」は、国が推奨する安全運転サポート車「サポカーS ワイド」や、ペダルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置が付いているとして、国土交通省から認定されている。

スズキ初のBEV新型「eビターラ」の価格は 399,3万円から。販売開始は 2026年 1月16日からとアナウンスされている。

