「ジムニー」オーナーたちは、 とことん“楽しむ”のが流儀。【WE LOVE JIMNY !! 愛車拝見編】

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世界に誇るニッポンの軽本格四駆として、半世紀以上に渡る歴史を歩んできた「ジムニー」は、多彩なモデルがラインナップされており、幅広い世代、さまざまなスタイルのオーナーたちがジムニーライフを楽しんでいる様子ということで、おしゃれアウトドア派の愛車を拝見。外遊びの趣味にシゴトに乗りこなす達人たちは、それぞれが個性をアピールしています!!

Table Of Contents : 目次

【’21 JIMNY JB64】ジムニ ーと共に日々進化中!! 人生を変えた、 運命の愛車。

「ジブン好みに楽しめるから、ジムニー大好きです!!」。

OWNER:かほ/イベントプランナー 

購入:2021年/正規ディーラー

ジムニーオーナーが集まるマーケットイベント『ジムニーサンライト』、通称『ジムサン』主催のかほさん。カスタムパーツが豊富なことも特徴のジムニーなので、それゆえにカスタム沼にハマるヒトも多い。そんなひとりであり、主催イベントの規模拡大に伴い、独立して活動中だ。

オーナーの個性が出る顔まわりは、アピオのヴィンテージアイアングリルのほか、ストレートデザインのバンパーをセッティング。タイヤはオープンカントリー785、ホイールはアピオのワイルドボアベンチュラ。さらに、アピオのパーツを使って新デザインに変更予定で絶賛相談中だそう。
メーターはA-CRAFT、ウッドのカバーはアクティブ工房の作品。
KJ WORKSのミニテーブル上には、クリエイターoverland rhinoのリノ型オブジェや、腐海の王蟲作ニット製グラキリスを。

「ジムニー乗りはおもしろいアイテムをつくる方が多くて。一般的なオフ会はスペック重視ですが、気軽にみなさんの作品を広める場を作りたいと思ったのが、ジムサンを始めたきっかけ。ワタシの車内もクリエイターさんの作品であふれてます」。以前はフォルクスワーゲンのゴルフに乗っていたが、ジムニーは軽なのに、らしくないデザインにひと目惚れしたそう。

ラゲッジルームは車中泊仕様。天井には木の丸棒をカットし、パイプ用パーツでつなげたポールをセット。

「当初はクルマもカスタムの知識もなくて敷居を高く感じていましたが、一歩足を踏み入れると、個性を楽しめるカスタムパーツの多さと、アクティビティとも好相性なジムニーに、気づけばどっぷりハマってました。イベントはワタシのような初心者や女性も、気軽にカスタムや情報交換を楽しめる場所にするのが目標です」。

【’23 JIMNY SIERRA JB74】グッドバランスなシエラは、外遊び現場の林道も安心。荷室アレンジで車中泊も◎。

エクステリアはさり気ないカスタムにとどめているが、アルミデザインのブレーキペダルや外遊び後に丸洗いできるカーマット、便利なアームレストなど、インテリアは細部にまでこだわりと車内での快適さを追求。

OWNER:ナカジマユウ/フィルムメーカー

購入:2023年/専門店(アピオ)

フィルムメーカーとして、さまざまなメディアやブランドのクリエイティブを手がけるナカジマさん。仕事柄、機材の積み込みが必須だが、あえてのジムニーをチョイス。「買い替えでクルマを探している最中、納車まで1年以上あるからと、とりあえず予約したんです。でも試乗したら欲しくなって(笑)」。

アピオのコンプリートカーTS7をベースに、ロゴなしグリルなどさらにジブン仕様にアレンジ。「絶妙な引き算にこだわりました」。
趣味のクライミングで、マットなどのギアをルーフラックに積み込む際に使う、OGベースのリヤマルチステップL。「ラダーは印象が強すぎて避けたかったんです。さりげないデザインが好みですね。」
ホイールはアピオのワイルドボアのホワイトカラー。

趣味でクライミングを楽しむため林道への乗り込みや夫婦で車中泊できる広さなどの条件は、無事クリア。「カスタムパーツのリサーチ中に見つけたアピオのコンセプトカー『TS7』がちょうどよくて、元の予約をキャンセルしてこっちを買っちゃいました」。

後席のヘッドレスホルダーや天井ネット装備でいつでも車中泊可能。

フワフワとした乗り味が解消されたというほか、車高の1インチアップやタクティカルバンパーなどアピオ・TS7の標準装備をベースに、グリルやホイールはジブン好みをセレクト。後からラダー、ルーフラックをDIYでセッティングした。「ジムニーはパーツも多いし、カスタムがミニ四駆感覚。だからこそ、やりすぎ感が出ない絶妙なバランスにこだわりました」。

【’07 JIMNY JB23】街乗りメインの相棒カーとして、気軽に乗れるジムニーに憧れて、3代目を入手。

JB23を購入したら家の外壁と相性のいいブラウンのカラーに塗装するつもりだったそう。「バンパーやスキッドプレートはタニグチ製が装着済みで、予定していたカスタムがすべて完成されてました(笑)」。

OWNER:BAMBI/バリスタ、モデル

購入:2024年/中古車販売店

「以前からこのJB23のデザインが好きだったので、クルマを買うならこれ一択でした」と話す南さんは、念願の3代目ジムニーを最近ゲットしたばかり。メッセンジャーとして活躍した経歴を持ち、日常の足は自転車で事足りていたそう。

「ドラゴンボールの扉絵に描かれていた『SUZUKI』ロゴに憧れて」と、顔まわりもお気に入り。
後席は愛犬用スペース。ネットで購入のネドコのベッドを常備。
車高は2インチアップ、理想だった鉄チンホイールを履いた状態で購入。

「愛犬を迎えた後も、キャリーを背負って自転車移動できたので、都心に住んでいた時はクルマの必要性を感じなかったんです。でも少し郊外に家を建てたことで、クルマがあると行動範囲がもっと広がると思って」と、ジムニー探しがはじまったそう。そんななかで、偶然にも山口県の中古車販売店で、カスタム済みのこの1台が出てきたとか。

JB23はプッシュボタン式のトランスファーがインパネに配置されているのも特徴。「今は買ったままの状態なので、これから自転車のキャリアを付けたり、ジブンなりにカスタムしていきたいです」。

「初めてのマイカーなので、クルマの勉強をしながらカスタムを進めるつもりでした。それがすべてパーフェクトな状態で売られていて、即決です(笑)」。「知人も以前、JB23に乗っていたんですが、アウトドア派でもなく、普通に街乗り用の足で使っていて。気軽にジムニーを選んでいる姿勢が憧れなので、ボクも日常の足として乗っていきたいです」。

Photo/Taizo Shukuri Report & Text/Shiyori Kawamura

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GO OUT編集部
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