エンジンを2.0L直列4気筒ターボに変更
ジープが誇る本格オフローダーで、2018年のJL型へのフルモデルチェンジ後も高い人気を誇るのがWrangler(ラングラー)です。
中でも5ドアの「Wrangler Unlimited(ラングラー・アンリミテッド)」は居住性などの使い勝手の高さもあり、主力モデルになっています。先代よりも小回り性能が大きく進化するなど、街中でもより扱いやすくなっています。
2020年10月17日から200台限定で販売される限定車「Wrangler Unlimited Freedom Edition(フリーダム・エディション)」は、ミリタリーテイストあふれる専用アクセサリーが特徴。
卓越した悪路走破性や耐久性から第二次世界大戦中に連合国軍の軍用車両として導入されたジープ。限定車の「ラングラー・アンリミテッド・フリーダムエディション」は、そうしたヘリテージにオマージュを捧げたモデルで、“ミリタリー”をテーマに掲げ、専用アクセサリーによりファッション性を高めた仕様に仕立てられています。
エクステリアは、米軍を連想させる星型デカールがボンネットとリヤクォーターパネルに配されたのをはじめ、テールゲートの「OSCAR MIKE(オスカーマイク)」ハードバッジや、パラシュートとジープのイラストがあしらわれた特製プレート、フロントフェンダーのUS国旗デカールなど、ミリタリーテイストの専用アクセサリーが随所に付加されています。オスカーマイクとは、“On the move(移動中)”を表す軍事用語だそう。ほかにも17インチカーボン塗装アルミホイールを特別装備。
用意されるボディカラーは、「ビレットシルバーメタリッククリアコート(限定100台)」をはじめ、「ブライトホワイトクリアコート」(70台)、「ファイヤークラッカーレッドクリアコート(15台)」「ヘラヤライエロークリアコート(15台)」の4色から選択できます。
インテリアには、タングステンカラーのステッチが施されたステアリングホイール、レザー/ファブリックシートが用意され、前席バックレストにはエンボス加工による「OSCAR MIKE」ロゴが付きます。
なお、限定車は「アンリミテッド・スポーツ」がベースですが、エンジンは通常の3.6L V6から2.0Lの直列4気筒ターボユニットに変更されています。同エンジンは、400Nmの最大トルクと11.5km/Lの燃費性能を兼ね備えています。「ジープ・ラングラー・アンリミテッド・フリーダムエディション」の価格は、535万円です。
(塚田勝弘)
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