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釣り専用品だから実現したメイド・インUSAの夢コラボ。
古くから本格的なフライフィッシング用ギアを手がけ、トレッキングやサーフィンに負けず劣らない根強いファンを持つパタゴニアのフィッシングラインから、なんとダナーとのコラボブーツがついに発売される。
こちらの情報、以前からコアな釣りファンの間では周知されていたのだが、1月18日(金)に開幕したジャパンフィッシングショー2019 in YOKOHAMAにて、満を持して一般公開されたという形だ。
ダナー・ライトを思わせる、防水性フルグインレザーと1000デニールナイロンのコンビネーションによるスタイリッシュなフォルムに、アッパーサイドに水抜きのための穴を備えたれっきとしたウェーディングブーツ。
シーンに応じた3種類のソールが用意される「フット・トラクター」(右)と、海水にも対応する「リバー・ソルト」(左)の2タイプを用意している。
フット・トラクター・ウェーディング・ブーツ(フェルト) ¥69120
フェルト(¥69120)に加え、濡れた路面に強いビブラム・アイドログリップを採用したスティッキー・ラバー(¥69120)、さらにスタッドを装備した岩場で活躍するアルミニウム・バー(¥75600)の3タイプのソールを選べる。
リバー・ソルト・ウェーディング・ブーツ ¥61560
アメリカ海兵隊のブーツを思わせるスピードレーシング・システムを採用した、ミリタリーテイストたっぷりの一足。ソールにはビブラム・メガグリップを採用し、濡れた路面と乾いた路面のどちらにも対応し、淡水・海水の両方で優れた機能性と耐久性を発揮する(スタッド取付可能)。
経年変化を楽しめる一生モノのウェーディングブーツ。
フィッシングショーの会場には、パタゴニアのフィッシング・アンバサダーである中根淳一氏の姿も。リバー、ソルト問わずフライフィッシングを得意とする氏が、約1年におよぶ実着テストを行ったそう。
過酷な状況下での実着テストを耐え抜いたブーツが右(左は新品)。レザー部分の表面は剥げてきているが、根本の耐久性が損なわれることはないようだ。
「足馴染みが良く、履き続けるうちに自分の足型になってくれるのがこのコラボブーツの特徴ですね。あまりにフィットするので、そのうちこれ以外に履けなくなります」とは中根氏談。
フライフィッシングの専門知識を持つパタゴニアと、品質と職人技の伝統を誇るダナーが手を組んで生まれた、歴史的名作と言っても過言ではない逸品。釣り好きが食いつくことは間違いないが、ボクらのようなギア好きの琴線にも触れる、魅力たっぷりのブーツに仕上がっていた。
Photo/Takuma Utoo
ジャパンフィッシングショー2019に行こう!
2019年1月18日(金)〜1月20日(日)の期間、パシフィコ横浜にて開催している「ジャパンフィッシングショー2019 in YOKOHAMA」は、上で紹介したパタゴニアブース以外にも、各ブースに魅力的なフィッシングアイテムが満載! 家族で楽しめる体験型ブースや飲食ブースも豊富なので、ぜひ足を運んでみてほしい。