スマホでなんとなく撮影して、AIが勝手に補正して、見返すこともなくクラウドに何千枚とたまっていく……。これ、身に覚えのある人も多いはず。でも、写真って本来、思い出を見返すためのものだし、その一枚で盛り上がったりするコミュニケーションツールでもある。
そんな写真の当たり前を思い出させてくれるのが「チェキ™」。なかでも「instax WIDE 400™」は、ひときわワイドな画角の写真が撮れる一台として人気上昇中。最近コレを使いはじめたのが、キャンプ動画クリエイター「伊豆のぬし釣り」のおふたり。今回はいつもの撮影日にくっついて、その使い方を教えてもらう!

“チェキ” instax WIDE 400™ ¥23100(※編集部調べ)
カードサイズのミニフォーマットフィルムの2倍の大きさがある、ワイドフォーマットのフィルムで撮れるアナログインスタントカメラ。レンズを回して電源を入れ、シャッターを押すだけのシンプル操作。
レンズを回すだけの遠景モード、40cmまで寄れる接写レンズ、ゼンマイ音が鳴るレバー式セルフタイマー(4秒~10秒の4段階に設定可能)、三脚なしでも角度をつけられるカメラ角度調整アクセサリーと、遊べる機能もひととおり揃う。大人数の集合写真も、広い風景も、ワイドな一枚に。カラーはグリーン(左)とジェットブラック(右)の2色展開。

静岡県伊豆の国市韮山出身のやまとさん(写真左)とけんいちさん(写真右)によるユニット兼YouTubeチャンネル。2019年より、地元・伊豆の魅力を発信するチャンネルとしてスタートし、現在の登録者数は60万人超。キャンプギアのブランド「HILLS FIELD」も手がけている。
YouTube:@伊豆のぬし釣り
Instagram:@aokiiiiymt(やまとさん)、@ken__1chi(けんいちさん)
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いつもの撮影道具に、最近ひとつ加わったもの。
この日の集合場所は、伊豆の国市にあるふたりのスタジオ。着くとすでに準備が始まっていた。オレンジのトヨタ「タンドラ」の荷台に、撮影の荷物をぽんぽん積み込んでいくふたり。

「キャンプ道具も撮影機材も、ぜんぶここに置いてあるんです。いつも撮影はだいたいここから出発してます。にしても、晴れてよかったですね〜!」(けんいち)
そう、9月中旬の伊豆は、2週間ほど雨続きだった。この日はそれがウソみたいな青空。文句なしのキャンプ日和に。

ふたりが手がけるHILLS FIELDのギアや撮影機材にまじって出てきたのが「instax WIDE 400™」。

「最初に見たときは、こんなでかいチェキ™あるんだ!って。でも使ってみると、このサイズがいいんですよ。モノとしての存在感があるし、広い画角で背景までちゃんと写るから、どこで撮った一枚かすぐにわかる」(けんいち)

「ボタンも少ないし、電源を入れるのもタイマーをセットするのも、ぜんぶアナログ。いじってる感じがギアっぽいんですよね。でかいクルマとか無骨な道具が好きな人には、たぶん刺さると思います」(やまと)
彼らの動画を見たことがある人ならわかると思うけれど、映像はいつもキレイで、音までクリア。ガジェットには徹底的にこだわる、いわば映像のガチ勢。そんなふたりの持ち物に、最近は撮り直しのきかない一発勝負のカメラが加わった。

荷台のゲートをバタンと閉めたら、いざ出発。まずは地元の名所、韮山反射炉へ向かう!
世界遺産の反射炉で「キャンプぁい!」の準備を。
伊豆のぬし釣りといえば、なんといってもお酒。これがなきゃ始まらない。
お酒を飲んだあとの、やまとさんの「くぅ〜」という表情。あんなにうまそうにお酒を飲む人は、そうそういない。観ているこっちまでも一杯やりたくなってしまう。今日もあの顔にたどり着くべく、つまりふたりの乾杯の合図「キャンプぁい!」をするべく、世界遺産・韮山反射炉に立ち寄った。

住所:静岡県伊豆の国市中 272-1
電話:055-949-1208
kuraya-narusawa.co.jp/brewing/
反射炉のすぐそばには、ブルワリー「反射炉ビヤ」があり、ふたりとのコラボビール「お酒マンIPA」は、ここで造られている。

店に入るなり、冷蔵庫の前でやまとさんが「お酒マンIPA」のボトルを掲げる。缶もあるけど、こちらはマグナムボトル。クラフトビールでマグナムって、けっこう珍しい。大人数で飲む日は、これを買っていくことが多いんだとか。ちなみにラベルの絵は、やまとの高校の先輩で、いまやアーティストやブランドからも引っ張りだこのイラストレーター、Hirottonさんが手がけている。


「別になんてことのない日常の1コマではあるんですけど、『instax WIDE 400™』で切り取れば、ちゃんと特別な時間として写真に刻まれるから不思議ですよね」(けんいち)
本当にそうで、スマホの画面とは違って、どんな画も、濃い思い出にしてしまうのがチェキ™なのです。そしてこの日は、町を見下ろせる展望台までスタッフの方と一緒に登って、記念撮影をすることに。


こんなときも、ワイドがいい仕事をするんです。
4人並んでも、後ろの韮山の町並みと山までばっちり入る。しかも付属の接写レンズにはセルフィーミラーが付いていて、写る範囲を確認しながら撮影できるので、失敗する心配もなし!
ステーキは40cmまで寄って、集合写真は9人で。
反射炉から車で約20分。キャンプ場に着いたら、ここからが本番だ。


タンドラの荷台から降ろしたのは、もちろん全部〈HILLS FIELD〉のギア。ティピー型のワンポールテントを立てて、ローテーブルとチェアを並べ、スキレットをバーナーにかける。ふたりの段取りに迷いはなく、ギアの組み立ても驚くほど簡単。セッティングはあっという間に終わった。
そこでおもむろに「instax WIDE 400™」をテーブルに置くやまとさん。写真の通り、テーブルから少し浮いている。これは台に置いて自撮りをする場合、台が写りこまないようにするギミックで、付属のストラップを本体下にあるヘコミにはめると、こんな感じになる。



記念撮影が終わり準備が整ったら、YouTube撮影の時間。やまとさんがチェアに座り、けんいちさんがカメラを構える。「じゃあ、カメラ回しまーす!」のけんいちさんの合図で、さっきまでふざけ合っていたふたりの顔が、スッとプロの顔になる。
そしてお待ちかね。グラスに「お酒マンIPA」をなみなみと注いで、やまとさんがカメラに向かって高く掲げる。
「キャンプぁい!」



これこれ。グビッと飲んで、目をギュッとつぶる。動画で何十回も見てきたこの瞬間。

メインの食材は、分厚いステーキ。熱したスキレットに肉をのせると、ジュワッといい音が立つ。その音を、けんいちさんがガンマイクで逃さず拾っていく。
ここでも「instax WIDE 400™」の出番。付属の接写レンズをパチッと付けて、40cmまでグッと寄る。とんでもなく分厚くジューシーな肉が、迫力たっぷりに写った。


「僕、写真を撮るのはあまり得意じゃないんですよ。でも『instax WIDE 400』って、構図をばっちり決めて撮るカメラとはちょっと違うじゃないですか。近づいてパッと撮るだけで、誰でも味のある写真になる」(やまと)
動画なら何度でも撮り直せるし、スマホだって同じ。しかも、なんでもクリアに、パキッと写る。一方で、「instax WIDE 400™」はそうはいかない。ざらっとしたフィルムの質感に、ちょっとした色ムラもある。おまけに一発勝負。でも、それが最大の魅力であったりする。
日が傾きはじめたころ、けんいちさんが「instax WIDE 400™」を三脚にセットした。


「三脚を使えるのも本当にいいなと思ってます。特に集合写真のときには。あと、これまでもチェキ™を使ってきたんですけど、ちゃんと顔が認識できる距離で撮るなら4人ぐらいが限界だったんです。でも『instax WIDE 400™』なら、もっといける」(けんいち)
セルフタイマーのレバーをカチッと下げると、ゼンマイがジリジリと鳴りはじめる。その音にせかされて、撮影スタッフを合わせ総勢9人ほどがテントの前にわらわらと集合。しゃがむ人、背伸びする人、ギリギリで滑り込む人。それでも全員、余裕で一枚に収まった。


ちなみに、こちらがミニフォーマットフィルム(左)と「instax WIDE 400™」で撮影したもの(右)の比較写真。同じ場所からシャッターを切ったとしても、後者は広い画を撮影できていることがよくわかる。参考までに、画面のサイズはミニフォーマットが横46mm×縦62mm、「instax WIDE 400™」で撮影したワイドフォーマットが横99mm×縦62mm。
写真はやっぱり、見返してナンボ。
テーブルに並んだこの日のプリントは、全部で50枚以上。みんなで囲んで「これいいじゃん」「これ何?」って具合に、ちょっとした品評会が始まった。


「やっぱり写真はこういうことだよなって思います。見返して、ワイワイやって。なんならその日に撮ったものが、その日の夜のアテになる。それにデータを送ってもらうんじゃなくて、モノとして渡せるのがいいんですよね」(やまと)
一方のけんいちさんは、小さいお子さんがいるパパでもある。「instax WIDE 400™」は家族旅行でも活躍しそうだ。
「スマホの写真は見返すこともなければ、プリントするなんて発想にもならない。ただ『instax WIDE 400™』はその場でプリントできるので、それをアルバムにしておけば、家族みんながいつでも見られる。子どもが大きくなったときに、この時こうだったねって話にもなると思うんですよね。あと、なんたってワイドに撮れて、大きくプリントされるのがいいです。今までミニフォーマットのチェキ™を使っていた身からすると、倍のサイズなので迫力が全然違います」(けんいち)
やまとさんは、来月友人の結婚式が控えていて、そこにも「instax WIDE 400™」を持っていくつもりだという。
「僕、スマホであんまり写真撮らないタイプなんですけど、これがあれば写真を撮る気に自然となりますし、技量や知識がなくても、誰だっていい写真が撮れる。なにより、新郎新婦にその場でプレゼントできて、撮った写真で友達とも盛り上がれる。改めてチェキ™は、コミュニケーションツールのひとつなんだと、最近は思います」(やまと)
撮ったその場でみんなで囲んで、あとで見返してまた笑う。ときにはメッセージを書いてプレゼントしたりする。
写真の魅力って、やっぱりそういうことだった。みなさまの次のキャンプにも、ワイドなチェキ™を一台どうぞ。

(問)富士フイルム フィルムカメラお客さま相談窓口 tel:0570-04-1640
※ instax、チェキ、instax WIDE 400は、富士フイルム株式会社の登録商標または商標です。
Photo/Takuma Utoo
