アウトドア派の憧れであるログハウスを、現代の生活に合わせてデザインした「BESS」定番の「カントリーログ」。リアルなキャンプ好きのファミリーならどのように暮らすのか? 体感してもらいました。

泉 清郷(左)/アート株式会社 代表
アウトドアショップ「センダイ サバーブショップ」を経営する阿部さん家族(遥香さん、功季くん)と、仙台市内で内装業を営む泉さん家族(愛さん、乃愛ちゃん、碧ちゃん)。サバーブショップの常連だった泉さんが経年変化好きという共通点からキャンプ仲間に。サビや焚き火の煤などで変色するギアを見ては語り合うそう。今回おふたりとも憧れというログハウス生活を満喫!!

心地いいと感じるときに発生する1/fのゆらぎ。そんな心からリラックスできる時間を木に囲まれた空間で体感できる「カントリーログ」。長折れ屋根に広々としたウッドデッキ、標準のモルタルのほか木の床にアレンジできる土間など、大自然の中で生活しているかのような暮らしを満喫できる。リビング・ダイニング、吹き抜けからつながるロフトの開放感もバツグン。
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アウトドアギアだけじゃない。ひとつにつながる空間で、お気に入りに囲まれる日々。

宮城県に拠点を構えるアウトドアショップSENDAI SUBURB SHOPのオーナー、阿部さんに体験してもらったカントリーログでの暮らし。お店でレコメンドするアイテムはもちろん、根っからのコレクター気質も相まって、所有するギアは数え切れないほど。「好きなモノに囲まれた空間を作りたかった」と、メインの空間である土間に、お気に入りギアをディスプレイ。
「シューズラックをギア収納にしました。ヴィンテージランタンのコレクションと一緒に薪ストーブの炎を眺めるなんて最高です」。お客さんへの説明も兼ねてと、各サイズ集まったイエティのクーラーボックスは、大型ゆえ直置きになりがち。「木の床なら、重ねて置くだけで絵になりますね」。タワーのように並べても、絵になるのはアウトドアと相性のいい木に囲まれた空間だからこそ!

ウッドデッキにはアウトドア用のチェアを持ち出し、子どもたちも一緒にチルアウト。「土間からデッキ、庭までシームレスにつながった空間ならではのスタイルですね」。

庭では焚き火を楽しむため、泉さんが阿部さんのお子さんと一緒に薪を準備したり、泉さんのお子さんと三味線&ギターでセッション! 普段はキャンプ場ですることを、自宅で再現できるのもカントリーログならでは。「キャンプ場で過ごすかのように日々の生活が楽しめそう」。
家も道具も経年変化が好み。生活の移ろいが見える空間づくり。

「好きなアイテムがどこにいても目に入る空間が理想でした。木の壁はDIYが気兼ねなくできる、自由度の高さも魅力的」。

汚れても気にならない土間を活用したディスプレイ兼作業台で、ヴィンテージランタンをメンテナンス。



経年変化を楽しめるギアが好みという阿部さん。「火を育てる時間が楽しい。薪ストーブがある家なら毎日炎を眺められるので最高!!」。ショップオリジナルの火かき棒、ツンはすべて手作業で製作しているというから驚き!
「手が届くところにギアがある!」。アウトドアが日常に溶け込む理想の家。

今回、実際に家を作り込んだ感想を阿部さんに聞いてみると「どこにいても手の届く場所にギアがある空間に憧れていたので、いつもはショップの事務所に保管していますが、ここなら並べて置きたくなります」。とのこと。「いつもの暮らしにキャンプが溶け込んでいるので、キャンプとはまた別の感覚で日々が楽しくなりそうです」。

「ヒルバーグのテントも事務所に置いているもの。リビングに置いても違和感がないのは、アウトドアな雰囲気が似合う木の家だからですね」。通常なら棚などに仕舞い込んでしまうギアが日常の動線に溶け混んでいるのも、阿部さんの理想空間。それが叶うのは、カントリーログだからかも!

今回一緒に遊びに来てもらった泉さんファミリーは、特にこの吹き抜け空間がお気に入りとか。ふたりとも揃って、リビングの広さは大絶賛していました。「仕切りがないので、1階、2階、ダイニング、キッチンまでどこにいても家族とつながっている感覚になります」。
「BESS」40周年特別モデル、この夏デビュー!!

2つのモデルがBESSの40周年特別モデルとして登場。「風のログ」は、端から端まですべてが“吹き抜け”の爽快感あふれる空間、思わず駆け上がりたくなるようなユニークな“まんなか階段”、外にあるデッキを室内縦断するように配置した7.7mの“インナーデッキ”など、家の中でも“風”を感じることができるBESSらしい自由なログ作りが特徴。
程々の家シリーズの特別モデルとなる「晴七色(はれなないろ)」は、従来のどっしりとした落ち着いた佇まいに加え、明るい解放感を兼ね備えた楽しげな印象の特別モデルとなり、白壁の内装で空間全体を明るく軽やかな印象に仕上げつつ、深みのある板壁と梁がアクセントに。
気になるヒトは「風のログ」、「晴七色」それぞれの特設サイトをチェックしつつ、詳しくは全国32か所にある最寄りのBESS展示場のLOGWAYまで!!
今回の撮影の様子を収録した、Instagramのリール動画もお見逃しなく!!
Photo/Dai Yamamoto Report & Text/Shiyori Kawamura
(問)BESS tel:03-3462-7000 www.bess.jp/


