2020年に日本上陸を果たしたフィンランドのアウトドアブランド「SAVOTTA(サヴォッタ)」。今年で創立65年となる老舗であり、フィンランド国防軍や警察などと提携している実力派だ。

現在はテントやサウナテント、小型ストーブ、バッグパックを中心に展開し、いずれもミリタリーテイスト溢れるものばかり! 新作の“KAHAKKA(カハッカ)”も、フィンランド軍の兵士のニーズを満たすように作られた頑丈で機能的なディバッグとなっている。

SAVOTTA/KAHAKKA ¥42900(25L)
小規模のアタック向けに開発された小振りのサイズだが、一般ユースならば十分な容量25Lをラインナップ。ボディ素材は500及び1000Dのコーデュラを使用し、近赤外線像(NIR)を抑えて暗視カメラで視認されにくくなっているというのが同ブランドらしい。
さらに拡張性や使い勝手の良いディテールも見逃せない。まずメイン収納の背面部にはハイドレ―ションが入る大型ポケットを設置。両サイドにはアンテナやケーブル、チューブなどを通すホールも設けられている。

ブリーツ仕様のサイドポケットは広げれば約3L(片方)に容量アップでき、水筒やシャベルなどを収納できるように。“フタ”となる上部リッドも3L程度の収納スペースを、前部にはロープ&ファスナーポケットを備えて小物類を取り出しやすくなっている。

もちろんモールシステムにも対応しており、ポーチを追加したり、カラビナやロープを使って荷物を固定したりシーンに合わせてカスタマイズが楽しめる。

過酷な状況を想定しているため使い心地も考えられていて、背面には厚手のクローズドセルフォームパッドを採用。取りはずせば“座布団”などとしても利用可能。
またショルダーストラップは上部のDカンを利用して左右に可動させられるのも特筆点! 体格に合わせて調整できるようになっている。

SAVOTTA/KAHAKKA ¥34980(15L)
“軍モノ”ならではのタフネスとユーティリティを備えたカハッカは、グリーン、ブラウン、ブラック、カモ柄2種がラインナップ。なお、同スペックの15Lモデルもラインナップされているので、自身の用途に合わせてチョイスしよう。
(問)アンプラージュインターナショナル upioutdoor.com/