米国の時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」は、 創業170周年を記念して世界限定1000本の“ウォーターベリー”ウォッチをなんと1ドル(日本での販売価格は税込170円、販売予定数は65本)で販売するとアナウンスした。
この企画の原案は、1890年代に発売されポケットウォッチ“ヤンキー”がきっかけだ。
1854年に「Waterbury Clock Company(ウォーターベリークロックカンパニー)」として創業した現在の「タイメックス」が、大衆にも購入できる価格でポケットウォッチ“ヤンキー”を製造し販売。
真鍮加工産業で栄えたコネチカット州ウォーターベリーという土地柄、鋳型を用いて品質の一定したパーツ生産が可能だったこともあり、“ヤンキー”はそれまで高級品しか存在しなかったポケットウォッチをわずか1ドルという驚愕のプライスで販売したという歴史がある。これにより、一般大衆が時計を手にすることになったわけだ。
今回発売する“Waterbury(ウォーターベリー)ワンダラーウォッチ”は、光沢感のあるホワイト文字盤に“ヤンキー”を踏襲したローマンインデックスをラッカー仕上げであしらい、6時位置に170周年の記念ロゴを配している。裏蓋には170年にわたるウォッチメイキングの歴史と、アメリカを代表するアイコニックなブランドであるという証が刻まれている。
日本国内でのこの特別な時計の発売は2024年11月16日(土)1日限りで、場所は東京・原宿の「生かき氷 ミヤノ家 」(東京都渋谷区神宮前1-8-6)にて行われる。
会場はかなりの混雑が予想されるが、詳細は「タイメックス」公式オンラインストアで確認しておこう。当日会場では1890年代製の“ヤンキー”の実物も展示されるので、この貴重な機会をお見逃しなく!
(問)ウエニ貿易 www.timexwatch.jp/