スタイリッシュなMTB型の電動アシスト自転車や、豊富な積載量を誇るワゴンスタイルの電動ミニベロなど、アクティブシーンにフィットする自転車を次々と投入している、(株)あさひのブランド「LOG(ログ)」シリーズ。
機能性や安全性を追求しながら、コスパに優れた価格帯が話題となっているが、実際に乗ってみてこそホントの利便性や実力がわかるってもの。
そこで先日開催されたGO OUT JAMBOREEの会場で、実際にキャンパーたちに乗ってもらう突撃企画を敢行。
外遊び好きのリアルキャンパーの、ガチレビューはいかに?
Table Of Contents : 目次
ふもとっぱらに話題のサイクルが集結。
GO OUT JAMBOREEの会場となるキャンプ場“ふもとっぱら”に持ち込んだ「LOG」シリーズの自転車は3モデル。
それぞれ異なる機能性を持っているため、家族や仲間で乗り分けてもらいたい。
あさひ ログ アドベンチャーe ¥173800
グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュな電動アシスト自転車、ログアドベンチャーe。
マウンテンバイクをベースにしながらも、LEDライトやリアキャリアなど、日常で活躍する機能を標準装備。パニアバッグ(別売¥7480)などのオプションパーツも充実し、街乗りと外遊びをバランスよく楽しみたい人に向けた1台となっている。
あさひ ログワゴンe ¥162800
無骨なキャリアを搭載したワゴンスタイルの電動ミニベロ。こちらはオプションパーツのフロントバスケット(別売¥5500)がセットされた状態で登場。
開閉式リアキャリアが標準装備され、豊富な積載力を誇るが、パワフルなアシスト力とディスクブレーキにより、荷物を積んだ状態でも安全かつ快適に走行可能。
あさひ ログキッズ ¥29700
最後は今春にリリースされたばかりの新型キッズバイク。アシスト機能こそ備わっていないが、オトナのモデルと同じデザイン&カラーリングを採用したワイルドなルックスが魅力。
こちらは、ハンドルバッグやフロントバスケット、音が鳴りにくい補助輪が標準装備されている。
グルキャンを満喫する4人家族はどう使う?
まずは10人以上の大所帯グループキャンプを楽しんでいた、平山さんファミリーが試乗。
普段はバイク移動がメインというパパは「ログ アドベンチャーe」、子ども乗せ電動自転車を愛用しているママは「ログワゴンe」、自転車は練習中の晃くんは「ログキッズ」をセレクト。
広いキャンプ場で乗ると便利かも!
「まずデザインがいいですよね。ほどよくワイルドで、ちょうどいい感じ」と、ルックスを絶賛するパパは、ヘルメットを被って、早速テント周りで試乗。
「走り出しがスムーズで乗りやすいですね。ハンドル操作も軽くて運転しやすい。このタイヤならどこでも走れるから、ふもとっぱらみたいな広いキャンプ場で、買い出しに行くときに便利かも」
同一のカギを使った着脱式バッテリーやサークル錠など、デイリーユースな機能性も気になる様子。
「ウチにあるママの自転車と同じタイプのバッテリーとカギですね。いい意味でマウンテンバイクっぽくないというか、日常で使うならこういう定番の装備が重宝しそう」
買い出しを想定して、オプションのパニアバッグの容量や使い勝手もチェック。
「結構、入りますね! 2Lのペットボトルも余裕だし、防水で作りもしっかりしているから、いろんな使い方ができますね」
キャンプだけでなく日常でも重宝しそう!
ママさんは、「ログワゴンe」の積載量が気になるようで、リアキャリアにソフトクーラーをセット。予想以上のシンデレラフィットに、お手伝いしてくれた栞ちゃんも大喜び。
「このキャリアは便利ですね! キャンプギアもいっぱい乗りそうだけど、普段のスーパーへの買い出しでも使いたいです」
ママさんにも試乗してもらったが、普段乗っている電動アシスト自転車とタイヤが同じ大きさらしく、かなり運転しやすいとか。
「女性でも乗りやすいサイズですね。家族で使うことを考えたら、ウチはこれかな。あさひはアフターケアもいいって聞くから安心だし、本気で考えちゃいます(笑)」
さらに、ハンドルの液晶パネルでスマホの充電ができると聞き、早速パパさんがチェック。これは「ログ アドベンチャーe」にも共通する便利なギミック。
「これも外遊びで使える機能性ですよね。しかもミニベロのサイズは、タープ下に持ち込んでも邪魔にならない。思った以上にキャンプと相性がいいかも」
公園で練習するよりも楽しそう!
公園で自転車に乗る練習をしている晃くんは、パパに支えてもらいつつ、「ログキッズ」でテント周りをグルっと1周。
不安定なフィールドの上でも、大きなブロックタイヤなら問題なく走れるし、補助輪もあるから安心。
「キャンプに来てテント周りで練習するのもいいですね。公園で乗るよりも楽しそうです(笑)」とパパが言う通り、お姉ちゃんの栞ちゃんと一緒に何度も乗っていた。
父子キャンプで、トレイルライドに挑戦?
続いてのファミリーは、父子で車中泊キャンプを楽しんでいた佐野さん親子。
4人家族だけど、今回はママと妹さんは不参加ということで、オトコ同士で、ちょっとワイルドなサイトを構築していた。
2人とも自転車は大好きということで、パパは「ログ アドベンチャーe」、光悠くんは「ログキッズ」に興味津々。
スポーツバイク仕様の機能性が魅力!
まずは2人で、「ログ アドベンチャーe」のタイヤ周りをチェック。油圧式ディスクブレーキや工具不要で前輪が外せるクイックリリースなど、実用的かつ安全性に優れた機能に注目。
「プロ仕様になり過ぎないルックスだけど、このあたりの機能性は本格的なスポーツバイクのスペックですね」とパパさん。光悠くんはタイヤの太さにも驚いていた。
SUVに車載するときは前輪を外すことが多いが、ハイエースならそのままダイレクトに積み込める。
「思った以上に軽いですね。キャンプに限らずフィールドに持ち込んで、アウトドアでいろいろ遊ぶのもありだし、親子だけでなく夫婦で揃えてもいいかも……」。
オヤツやジュースが入るのがいい!
光悠くんには「ログキッズ」ならではのギミックを、いろいろチェックしてもらった。
まずは標準装備となっている、内側が取り外し可能な二重構造のバスケットやハンドルバッグに、ピクニックを想定してオヤツやカップ飯を投入。
リアキャリアにセットするドリンクホルダーはオプションパーツ。ハンドル周りのセットするホルダーより、こっちの方がスマートかも?
「オヤツとかジュースが、ちょうど入るのがいい! これで遊びに行くなら、カードゲームとかも入れたいです」
このまま親子でトレイルライドに行きたい!(笑)
機能性をいろいろ見てもらったところで、次は乗り心地を体感。せっかくなので、ふもとっぱらのフィールドを少し走ってもらうことに(※特別に許可を得て走行しています)。
「ログキッズ」は補助輪を外せば、「ログ アドベンチャーe」を、そのまま小さくしたようなルックスなので、並走して走る親子ライドも映えまくる。
「未舗装の道でも、めちゃくちゃ快適に走れますね。このまま親子でトレイルライドに行きたくなりました(笑)」(パパさん)
「キャンプ場で自転車に乗るのは初めてだったけど、すごく楽しかったです。パパ、今乗っている自転車よりこっちの方がいいよ!」(光悠くん)
外遊び好きのキャンパーたちは大絶賛!
ということで、ギア感覚で話題の自転車「LOG」シリーズは、キャンパーたちから大絶賛だった。
これを機会に、今乗っている自転車から買い替えを検討するなんて声も……。
アウトドアと街乗りをバランスよく楽しめるルックスや、ハイスペック過ぎない機能性は、カジュアルに外遊びを楽しむキャンパーのライフスタイルにフィットしているのかも?
GO OUTとのコラボブースも展開!
さらにGO OUT JAMBOREEではGO OUTとLOGのコラボブースも登場。今回の3モデルと一緒に撮影できるフォトスポットではステッカー配布などが行われ、多くのキャンパーたちが立ち寄っていた。
LOGシリーズは他にも、様々なモデルがラインナップされているので、自分のライフスタイルに合いそうな1台を探してみては? アクティブな自転車があると、外遊びがもっと楽しくなるはず!
(問)あさひ お客様相談室 tel:0120-177-319
LOG ブランドサイト:www.cb-asahi.co.jp/lp/products/ownbrand/log/
Photo/Dai Yamamoto