ワークシーンの夏の必須アイテムでありながら、外遊びのシーンでも定着しつつあるファン付きウエア。その代表格といえば、現場で高い支持を得ている空調服社。
今夏も多くのブランドがコラボして盛り上がりを見せているが、注目したいのはウエアだけにあらず。実は、「空調服®」には、アウター以外にも外遊びシーンで使えそうな清涼ギアが存在する。
そこで、夏場はキャンプ場でワーケーションをすることも多いフリーPRの勝山さんに、様々な清涼ギアを試してもらうことに。
「よろしくお願いします! 最近、クルマを乗り換えたばかりなので、ちょうど快適な車中泊アイテムを探していたところなんですよ」
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真夏の車中泊で快眠を約束する『空調ベッド®』
空調ベッド®風眠 KBTS03 ¥20900
そんな勝山さんにオススメなのが、こちらの『空調ベッド®風眠』。足元にツインファンが内蔵され、薄いマットの中を頭部から足元に向かって、新鮮な空気が流れる仕組みになっている。
サイズは約92cm(横)×約200cm(縦)と一般的なシングルベッドと、ほぼ同等。アウトドア用のマットやコットの上に敷くには少し大きいけど、車中泊なら問題なく使えそう。
使い方は簡単。AC電源にセットしてコントロールボックスのスイッチを押すだけ。風速はHiからLoまで無段階で調整でき、タイマーを寝る前にセットしておけば、朝には自動でオフになる。
まずは自宅で寝心地&清涼感をチェック。
クルマに持ち込む前に、まずは室内で寝心地をチェック。専用のシーツもセットになっているため、自宅のベッドで使うなら、シーツをかけて愛用したい。
「お、この寝心地はちょっと新鮮。正直、すぐに涼しさは実感できないけど、マットに触れている部分がずっとサラサラですね。
寝汗が多い方だから、この時期にしばらく横になっているとベタついてくるけど、『空調ベッド®風眠』を使うとそれが全然ない。ファンが回る音が結構するのかと思っていたんですが、ホントに作動してるの?ってくらいまったく気にならないです」
快適な寝心地を実現するのが、マットに内蔵された独自開発のスーパースペーサー。体重をかけても潰れないため、身体が浮いているような状態になり、熱や湿気を排出するための空気の通り道が確保できる。音が静かというのもポイントが高い。
車中泊での使い勝手は? 早速、クルマに投入!!
ということで、今度は野外に持ち出し、実際にクルマに投入してみることに。
専用の収納袋もあるため、コンパクトな状態で持ち運ぶことも可能。これなら、アウトドアギアの延長として扱えそう。重量も約2kgと見た目以上に軽い。
現在の勝山さんの愛車は、“ディスコ”の愛称でお馴染み、ランドローバーのディスカバリー3。
セカンドシートを倒せば、広々としたフラットな空間が作れるため、『空調ベッド®風眠』をそのまま敷くことができる。
車中泊で使うときはポータブル電源との併用がベター。最近はキャンパーの定番ギアになっているため、所有している人も多いのでは?
ちなみに、消費電力は最大でも4.5W。マックスの風力で1日8時間ほど使用した場合でも、1ヶ月の電気代は約35円なので、かなり経済的!
「静かで快適だから、間違いなく重宝します」
車内でも実際にファンを稼働させて横になってもらったが、はたして車中泊との相性は?
「バッチリです!! これからの季節は間違いなく重宝すると思います。車内で広げると、室内よりも大きく感じるけど、これくらい余裕があるほうが快適ですね。ファンの音が静かなので、テント泊で使うのもありですよ」
チェアやバッグにセットする清涼ギアも要注目!!
エアクールクッション ACC140 ¥8250
次に勝山さんに使ってもらうのは、座布団のように椅子に敷いて使う『エアクールクッション』。ポータブル電源に接続すれば野外でも使用可能。
サイズは約41cm(横)×約56cm(縦)とコンパクトなので、カーミットチェアやローバーチェアなど、アウトドア用のフォールディングチェアとも相性バツグンだ。
ほどよい厚みでクッション性にも優れているが、座面に敷く側には滑り止め加工が施されている。
さりげないギミックながら、おかげでナイロンなどの滑りやすいシートに置いても、しっかりフィットしてくれた。
それに加え、装着するときは背面をストラップで留めるため、立ち座りの際に滑り落ちる心配もない。
もちろん、ストラップを通せないタイプの椅子でも問題なく使用できる。
「夏キャンプのサイトで使いたい!」
早速、自らキャンプ用の椅子にセットして、座ってみる勝山さん。そしてファンの電源をスイッチオン!
「これは想像以上です! 『空調ベッド®』よりも効果に即効性がありますね。普通に座っているだけで涼しいですよ。
クッション性もいいから長時間座っても疲れさなそうだし、音も気にならない。夏キャンプのサイトで使いたいです!」
空調リュック® COOL PACK KRKS02 ¥8250
続いては、バックパックの背面にセットする『空調リュック® COOL PACK』。電池ボックスで稼働させるが、「空調服®」のバッテリーを使用することも可能。
この状態では、ちょっと使い方がわかりづらいので、実際にバックパックにセットしてもらうことに。
とはいえ、『エアクールクッション』と同じ要領で、ストラップでバッグに留めるだけ。サイドにファンが来るようにセットする。
バックパックなら、ほとんどのシルエットに対応するが、大きさは外周が 約105cmまでのバッグに装着可能。
サイドにセットされているファンがこちら。ここから空気を取り込んで、バックパックと背中の間を、新鮮な風が通り抜けていく。
「バックパックの背中の蒸れ問題は、これで解決!」
バックパックを背負うのは、自転車に乗るときが多いという勝山さん。そこで実際に使うことを想定して、リアルに自転車も用意してもらった。
「これも本当に新感覚。夏にバックパックを背負うと絶対に背中に汗をかくけど、その問題もこれで解決ですね。むしろ逆に涼しいから、不思議な感じです。
歩きでもいいけど、自転車で通勤している人や長距離を移動する人も、めちゃくちゃ快適になると思う。装着した感じが、あまり目立たないのもいいですね」
そう語る通り、ファンもコンパクトなので、セットした状態もスマート。勝山さんの愛用バッグがブラックということもあり、ほぼ一体化している。
これなら街中でも違和感なく使えるのでは? なによりバックパックを夏に背負っても、背中が蒸れない感覚は、1度は試す価値あり!
せっかくなので、定番の「エアギア®」も初体験!
空調服® ベスト AIRGEAR ¥12900
「空調服®」の定番アイテムとなるアウターも、実は未体験という勝山さん。しかも「前から気になっていました」ということで、人気の「エアギア®」シリーズのベストを着用してもらうことに。
こちらの一着は、デイリーウエアに違和感なくレイヤリングできるルックスながら、ファンとバッテリー(別売)をセットすることで、機能的な清涼ウエアになる。
その秘訣は、ウエアの内部に空気の通り道を作り、気化熱で身体を冷やす独自の構造にある。そしてファンを稼働させても、そこまでボリュームが変わらないのも魅力的なポイント。
「これ凄いっすね! めちゃくちゃ涼しい(笑)。キャンプやフェスの熱中症対策に最適ですよ。最近、いろんなブランドがコラボしている理由がわかりました!」
「空調服®」は即戦力になる清涼ギアが目白押し!
ウエア以外にも様々な清涼ギアが揃う「空調服®」は、リアルワーカーだけでなく、外遊び好きも注目する話題のブランド。
アウトドアブランドではないけど、だからこそ新しい発見があったり、実用的なプロダクトを自分なりに応用する楽しさもある。
もちろん新しい使い方を見つけるのもあり。“車中泊×空調ベッド®”や“バイクパッキング×空調リュック®”など、ライフスタイルに合わせて最適な清涼アイテムを取り入れて、夏を快適に過ごしたい。
Photo/Fumihiko Ikemoto
(問)株式会社 空調服 tel:03-5916-5330 www.9229.co.jp/