高品質ダウンを800フィルパワー以上採用した、軽くて暖かいうえにコストパフォーマンスまで優秀なインナーダウンを世に送り出し、今やハズせないブランドとなったTAION(タイオン)。近年では機能とデザインの両方で主役に相応しいモデルを次々と発表し、タウンからフィールドまで活用できるアウターもラインナップさせている。
ミリタリーやアウトドアのエッセンスを取り入れた、コーディネートの軸になる逸品が揃うタイオンの今季コレクション。なかでもアウトドアで活用しやすい新作を紹介する。リバーシブルモデル以外は収納袋付きなので、バッグやクルマのストレージを圧迫する心配もないぞ。
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アウターとインナー、寒さに応じた使い分けがしやすいミリタリーシャツ。
メインとしてはもちろん、よりヘビーなアウターのインナーにも使いやすい、絶妙なボリュームのダウンシャツ。ヘチマキルティングや両胸のフラップポケット、4つ穴ボタンといった、ミリタリーなディテールがトレンド感を強調する。表地は丈夫なリップストップだからフィールドでも安心して活用可能だ。両脇に可動域を広げ、パンツのポケットにアクセスしやすくするスリットファスナーを装備。
厳冬フィールドや自転車でも頼れる、動きスムーズなショート丈。
タイオンのラインナップでは比較的ボリューミーなタイプのフーディだけど、圧倒的な軽さと着心地のよさは健在。さらに付属袋にパッキングすれば、持ち運び&保管までしやすく。腰まわりが動かしやすいショート丈なのでフィールドだけでなくドライブ時などにも最適で、クルマ内に1枚常備しておくと急な気温の変化に対応できる。自転車やスケートボードのパートナーにだって文句なし。表地に使われる360Tのナイロンタフタは撥水加工済み。
旬なライニングタイプのデザインに、機能をプラス。
気軽に羽織れて着回しのきく、ロングカーディガン感覚の使いやすさが魅力。メインアウターとして十分な保温力のレングスだが、畳んで付属のポーチに入れればコンパクトに。開閉によって可動域が調節できる両脇スリットファスナーのおかげで、レイヤード時にパンツのポケットに手を入れやすいのもポイント。1対の腰ポケットは収納物が落ちにくいフラップ付きとハンドウォーマータイプの2WAY仕様となっており、幅広いシーンで役に立つ。
ミリタリーとボアの両テイストが1枚で味わえる。
ミリタリー リバーシブル クルーネック ダウンジャケット ¥12980
ヘチマキルトステッチとムートン風ボア、表情が大きく異なる素材のリバーシブル。ダウン×ボアの2重構造が風を通さず、ウール製ミッドレイヤーや厚手インナーと組ませれば、真冬のキャンプだって暖かく過ごせる。クルーネックだからマフラー、ネックウォーマーといった小物と相性がよく、さまざまなコーディネートにチャレンジできるのも魅力。両脇スリットファスナーには可動域が調節できて、パンツのポケットに手を入れやすくなる機能も。
レトロアウトドアの趣がたまらない王道スタイル。
タウンユースに限らずアウトドアシーンでの着用も想定しているマウンテン ラインの新顔。微起毛ポリエステルのキルティングとコットンナイロン&ボア切り替えのリバーシブルで、両面とも外遊びにピッタリな面構えとなっている。防風性がズバ抜けて高いダウン×ボアのコンビネーションはヘビーアウター顔負けの保温力を誇り、冬キャンプの朝晩でも十分に対応。シンクロさせやすい同ラインのマフラーやネックウォーマーを併用すれば一層万全に。
コーディネート問わず使える、研ぎ澄まされたシンプルさ。
コーチジャケットライクな襟付きデザインはどんなテイスト、アイテムともケンカせずスタイリングしやすい。特に軍モノ感漂うヘチマキルティングと肌触りのよいマイクロボアのリバーシブルだから汎用性バツグン。間違いなく今冬のヘビロテ筆頭格に台頭するはず。使いやすい大きなポケット、さまざまな役割を果たすサイドのスリットファスナーなど、機能面でも優れている。襟を立てれば一味違う雰囲気になり、首まわりの防風性もアップ!
高級ダウン由来のヌクさ、外遊びに使える機能性。なのにリーズナブル。
タイオンのラインナップは、シャツやフーディ、リバーシブルなど、いずれも大ヒットのインナーダウンに負けない完成度でありながら、プライスは従来通りに良心的。デザインもトレンドを捉えていながら普遍性が高く、長く愛せるから圧倒的に高コストパフォーマンスといえるだろう。ダウン以外の素材使いも巧みなので耐久性だって問題なし。気軽に着続けられる本当のお気に入りを相棒に迎えたいならキマりだ。
(問)TAION taion-wear.jp/
Photo/Shouta Kikuchi