9/30〜10/2に開催されたゴーアウトキャンプの会場のふもとっぱらには、秋キャンプを楽しむアウトドア好きのクルマが大集合。オーナーにとってお気に入りギアのひとつといえる、相棒のような存在の愛車たちの姿をお届けします!!
今回は、つい二度見してしまうような個性派をピックアップ。キャンプ場ではなかなか見かけることない超小型車から、流通台数の少ない廃盤車種まで、アジのあるのあるクルマばかり。
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【’96 MINI MOKE】愛犬とのキャンプが似合う、ミニがベースの超個性派。
OWNER:じろうさん/会社員
ミニベースのビーチバギーで愛犬とのキャンプを楽しんでいるじろうさん。「オールドミニを手放す際に、同じサイズで変わったクルマに乗りたかったんです」。特注したリアの荷台スペースと1つ空いたリアシートにキャンプギアをすべて積載可能。パーツはミニと共通なので、メンテしやすいそうだ。
四国で見つけて現車を確認しないまま購入したけど、機関はほどよく良好とのこと。「エアコンが無いので、春と秋だけ、最高に気持ち良く走れます(笑)」。
【’03 HONDA ELEMENT】四角いクルマを探して偶然めぐり会った初のマイカー。
OWNER:中川俊樹さん/会社員
奥さんの趣味で始めたキャンプにすっかり魅了されたという中川さん。フィールドの雰囲気にあった、四角い車を探していた時に見つけたのが、カスタムペイントされたエレメント。納車されたばかりのファーストマイカーは、高い天井と広いラゲッジがお気に入りでピラーレスのサイドアクセスドアも使い勝手よし。耐性の高いウレタンコートを施したフルフラットなラゲッジなど、外遊びに最適な機能が盛りだくさん。
「14万kmと少し過走行なのは気になりましたが、大切に乗っていきたいと思っています」。
【’97 NISSAN GLORIA WAGON】ジーンズのようにダメージも愛せるヤングタイマーな旧車。
OWNER:萩田秀樹さん/会社員
兄弟車であるセドリックの外装パーツでまとめられたワゴンは、積載量を増やすために3列目シートを外してバン登録に変更済み。「鉄チンホイールとホワイトリボンのタイヤ、サイドのウッドデカールは絶対に外せないカスタムでした。綺麗な現行車に飽きてしまったと話す萩田さん。ルーフやボンネットなどボディーの日焼けは、ジーンズのようにエイジングとしてこのまま楽しんでいくそう。
「乗り換えを相談した時に、実は妻もこのクルマが昔から好きだったって言われました。荷物を満載にしても家族4人で乗ってもしっかり余裕があって使いやすいです」。
【’94 JEEP CHEROKEE XJ】街中でもフィールドでも運転しやすいパワフル四駆。
OWNER:ハマさん/フリーランス
アルルブルーにオールペンされたチェロキーは、6年前に購入。スノーボードなどの本格的なアクティビティを楽しむために、15インチに変更したそう。購入時は走行距離が6万kmと少なく、内装なども良いコンディション。冬山に行くので、遠出しやすいパワフルな4WDが必須条件だったそう。
「立体駐車場に入るサイズなので、都内を運転している時も細い道でも気にせずに入っていけるんです。エンジンもパワフルなんで、坂道もグイグイ登っていきますよ」。
Photo/Takuma Utoo
Report & Text/Tatsunori Tanakashi