気になるショップ探訪。火とアウトドアの専門店「iLbf」。

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全国津々浦々にある、アウトドアなニオイがするお店やファッション的な注目ショップをふらっと訪れる不定期連載。

今回は、火とアウトドアの専門店として昨年10月にオープンした、埼玉県・三郷市の「iLbf(イルビフ)」にお邪魔しました。

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団地の奥まった場所に店舗があるため、たどり着くまでに迷うひとも多いそう。(記者も迷いました)

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iLbfの店名は「私はこよなく焚き火を愛しています」といった意味の「I Love the Bonfire」から頭文字をとってつけたんだそう。店名の由来から伝わるように、薪ストーブやランプなど、アウトドアに欠かせない火器商品を種類豊富に取り扱っているお店です。店内には、テントの中で焚き火ができる火に強いテントや火の特性を活かした調理器具、燻製用セットなど、火器だけでなく火に関連する商品も。これは予想以上に商品のバリエーションがあって、見ていて楽しい!

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バッグに収納できる組み立て式の薪ストーブはとってもコンパクト。持ち運びに便利。

 

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¥999,999と値段が付いたレプリカは元々塗装の色見本として展示していたもの。 サンプルと表示する代わりにこの値段をつけたんだそう。オーナーの遊び心が見える。

そんなiLbfの一番のこだわり商品は、やはり薪。

様々な種類の薪を取り扱っているので、用途や好みに合わせて選ぶことができます。例えば、サクラの薪を使えばほんのりと甘い香りのする燻製が。クヌギやクリの薪はパチッといういい音を鳴らして、キャンプの雰囲気をより盛り上げます。

針葉樹の薪はキャンプ場などでも手軽に購入できますが、香りや音を楽しむのに最適な広葉樹の薪を、安定して提供してくれる店は希少な存在です。

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薪は事前に予約すれば好みの大きさにカットしてもらうことも可能。

 

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実際にサクラを燃やして香りを確認させてもらいました。ほんのり甘い香り。

 

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「達薪(たつまき)」は薪職人が丹精こめて2年間、毎日品質を チェックしてできた至極の逸品。出荷の際には束子で磨くひと手間も。

なかでも「達薪(たつまき)」と名づけられた薪は要チェック。爆(は)ぜない、火の持ちがいいといった特徴があるそうです。iLbfにはこの存在が不可欠だとオーナーの堀之内さん。職人を口説き続けてやっと販売できることになったものの、台風の被害を受けたため当初の店舗オープン予定に間に合わないことに。この薪が販売できないならとオープン時期をずらしたほどだとか。

火はキャンプに必要な存在であるぶん、取り扱いが難しいもの。専門店であるiLbfは魅力的なギアに出会える場所であり、相談に乗ってもらえる場所です。

火とアウトドアの専門店ということで男性向けのショップかなと正直最初は思っていたのですが、実際に訪れてみると火に関連するユニークな商品がたくさんあって女性も楽しめるお店でした。買い物に出かけたついでに、家族みんなで訪れてそれぞれの楽しみ方を見つけるのも面白そう!


  • ■iLbf
  • 住所:埼玉県三郷市彦成4-4-17 みさと団地南商店街104
  • Open:11:00~19:00(平日)、10:00~20:00(土曜日)、10:00~19:00(日曜日) 月曜・隔週火曜定休
  • ※詳しい営業日はホームページで
  • tel:048-951-4949
  • ilbf.jp

 

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Saeko Yanaoka
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