でっかいSUVオーナーたちの、リアルな愛車事情。【#1 トヨタ ランドクルーザー プラド】

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BBQやキャンプなどアウトドア遊びシーズン真っ盛り。気の合う友人や家族同士でワイワイ楽しむために必須なのが、外遊びに適したクルマ。なかでもボクらの憧れは、車格、風格ともにワンクラス上のビッグサイズSUVではないでしょうか!

そこで、SUVに乗る外遊びの達人たちのリアルな声を聞いてみます。クルマを買う、もしくは買い替えたいと思っているなら、増税前の今がチャンスです!

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安心・快適なキャンプライフを送るため、SUVをチョイス!

鈴木さんの愛車:「2000s TOYOTA LAND CRUISER PRADO」

鈴木陽士さん:飲食業/アウトドアライター。ともにクラブイベントをやっていたDJ仲間たちが、次々とキャンプや外遊びに傾倒するのに影響を受け、自身も徐々にキャンプの魅力へとハマる。趣味のキャンプを生かしてアウトドアライターとしても活躍する。

新旧問わず世界各国で活躍する「トヨタ ランドクルーザー」。大型クロスカントリー車として長い歴史を持ち、ランクルの愛称で親しまれるSUVの中でもとりわけ人気を博すモデル。その派生車種、いわゆる弟分として1980年代にデビューしたのがプラド。

なかでも1996年に2代目へとモデルチェンジした通称「95プラド」が鈴木さんの愛車。

これまでホンダ アコードワゴンに10年、フォルクスワーゲン シャランに約5年の愛車遍歴を持つ彼がプラドへと乗り換えたのは、やはりキャンプのせい。

「キャンプを趣味とするようになって、シャランではどうしても走破できない悪路やスタックの不安もあり、現にフィールドで3回くらいスタックして、パワー不足も感じましたし、アウトドアフィールドでは役不足感が否めない。やはりタフな四輪駆動車で安心して快適なキャンプライフを送りたいとSUV車に狙いを定めて探していたんです」。

トラブルも心配な旧車・外車は避け、「95プラド」に。

「外車はトラブルが多いイメージがあったので眼中になく、もっぱら旧いランクルばかりを探していました。本当はよりタフな印象のある『78プラド』のほうがデザイン的にも好みだったのですが、旧車であることによるトラブルの不安とコンディションの良い個体がなかなか見つからないことから現在の『95プラド』にしました」。

「ミリタリーライクなカラーリングが気に入って、購入したのは仙台のカージャパン。9万2000km走行、乗り出し250万円くらいでした。まだ納車されて半年ほどですが、さすがにまだ故障などのトラブルは起きていませんね」。

【愛車のココが推し!①】

タフなディテールとこだわりのボディカラー。

十分なラゲッジスペースがあるため、リアに装備されたラダーとルーフキャリアの出番は早々に無いようだが、オフロード然とした、いかつい見た目が鈴木さんのお気に入り。

こだわり選んだマットなオリーブとブラックのツートーンも、ミリタリー車を彷彿させタフな印象。今後、フォグランプも装着したいと話す。

【愛車のココが推し!②】

どんな悪路でもスタックしないパワーと安心感。

フォルクスワーゲン シャランで3回のスタックの経験があることから、四輪駆動を選んだ鈴木さん。プラドには、オフロードタイヤとして定番のオールテレーンを履かせている。

また、車体の角度などを把握できる計器類も、オフローダーならではのディテール。

【愛車のココがいまひとつ……】

割高の税金と、燃費の悪さ。

V型6気筒3.4リッターのエンジンを搭載した「95プラド」。現行で販売されているモデルの排気量の車両よりもやや割高になるのは少々痛手。さらに平均燃費が7〜8kmほどであることには鈴木さんも想定外。旧い四輪駆動車とはいえ、もう少し走ってくれても良さそうだ。

子どもが成長しても安心の広々空間も魅力。

鈴木さん宅は子供2人の4人家族。現在は後部座席にチャイルドシートを2席設置しているが、子供たちが大きくなってからも無理なく乗車でき、さらにキャンプ道具も楽に積める広々とした車内空間は魅力。

また、せっかくの楽しいキャンプのひとときに友人や家族を盛り下げてしまうスタックの心配がないのは安心感へとつながっている。家族はもちろんのこと、キャンプ仲間たちからも好評なのだとか。

Text/Tamaki Itakura

Photo/Takahiro Tsuji

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GO OUT編集部
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