「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」は、1994年に滝沢伸介氏によって東京・原宿で設立された、日本を代表するストリートファッションブランド。モーターサイクルやミリタリー、アウトドア、トラッドといった要素を独自の解釈で落とし込んだ、ベーシックなウェアを提案し、ダークトーンを基調とした男らしい世界観で、厚い支持を集めている。

ネイバーフッドとは?

「NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)」は、1994年に滝沢伸介氏によって東京・原宿で設立された、日本を代表するストリートファッションブランドだ。モーターサイクルやミリタリー、アウトドア、トラッドといった要素を独自の解釈で落とし込んだ、ベーシックなウェアを提案。ダークトーンを基調とした男らしい世界観で、厚い支持を集めている。

ブランドの根幹を支えているのは、創業者である滝沢氏のパーソナリティそのもの。自身が筋金入りのバイク好きであり、車やヴィンテージの愛好家としても知られる彼の個人的な情熱が、そのままブランドの素地となっている。

また、生み出されるプロダクトはアパレルにとどまらず、精巧な作りの陶器製のお香立てや小物、ライフスタイル雑貨まで幅広く展開し、独自のカルチャーを空間にまで提案している。

90年代の裏原宿カルチャーを背景に持ちながらも、安易なトレンドに流されることなく独自路線を貫き、2024年には設立30周年を迎えた。そのブレないクリエイションは、今や国内外の名立たるセレクトショップで取り扱われる、確固たるブランドとしての地位を確立している。

年を重ねるほどに、似合うブランド

ストリートブランドと聞くと若者向けのイメージを抱くかもしれないが、ネイバーフッドの魅力は「年を重ねるほどにしっくりくる」ところにある。

1967年生まれの滝沢氏自身が、自らのライフスタイルに根ざしたものづくりを続けているからだ。そのブレない姿勢が、結果として同世代の大人たちが自然体で着られるリアルクローズを生み出しているのだろう。

デザインの軸となるのは、ヴィンテージやモーターサイクル、ミリタリーといった要素。これらは表面的なファッションのトレンドではなく、大人の趣味性と地続きになっている。確かなバックボーンに裏打ちされた無骨でタフな佇まいだからこそ、若い世代には憧れのスタイルとして映り、同世代の大人には自分の世界観を映す服として愛されている。

設立から30年あまりの歴史を歩むなかで、ブランドと一緒に年を重ねてきたファンが多いのもネイバーフッドの特徴と言える。90年代に20代でネイバーフッドに出会った人たちが、大人になった今でもワードローブの一軍として愛用し続けている。

作り手と着る側のライフスタイルが共に成熟し、服自体がその変化に寄り添ってくれる希有なブランドなのだ。

アウトドアシーンでも存在感を放つ、コラボワークと派生ライン

ストリート起点のブランドでありながら、ネイバーフッドはアウトドア領域でも独自の存在感を放っている。その象徴が、2015年から続くHELINOXとの関係だ。テント、コット、チェア、テーブル、ポールまで、定期的に即完売となるアイテムを発表し続けている。

ほかにも「NANGA(ナンガ)」のダウンジャケットや、「Abu Garcia(アブガルシア)」のフィッシングロッド、「VICTORINOX(ビクトリノックス)」のナイフなど、本格的なアウトドア領域へのアプローチにも抜かりがない。

さらに、2017年には植物にフォーカスした派生ライン「SRL(Specimen Research Laboratory)」をスタートした。ブラックを基調とした無骨なデザインの園芸ギアを展開し、ファッション好きだけでなく、アウトドアフリークや植物愛好家からも熱い視線を集めている。

手元に置きたい、ネイバーフッドの注目アイテム

ここからは、いま手にしておきたいネイバーフッドおよびSRLの注目アイテムを紹介していく。タオル地のシャツから、サングラス、バックパック、サンダル、晴雨兼用傘、植木鉢まで。ブランドの幅の広さと、コラボワークの深度がよく伝わるラインナップだ。

NH X HIPPOPOTAMUS . TERRY CLOTH SHIRT SS

NH X HIPPOPOTAMUS . TERRY CLOTH SHIRT SS

NH X HIPPOPOTAMUS . TERRY CLOTH SHIRT SS ¥29700

タオル地メーカーHippopotamus(ヒポポタマス)との別注によるオープンカラーシャツだ。Hippopotamusオリジナル製法で、コットンとバンブーレーヨン(再生竹繊維)を交織したタオル地をベースに、別注のオリジナルレオパード柄を施した一着。なめらかな肌ざわり、しっかりとした吸水性、そして乾きやすさを併せ持つ、質の高い素材を採用している。

リラックス感のある着心地で、ルームウェアとしての使用も想定したスナップボタン仕様。左裾にはコラボレーション仕様のブランドタグ、脇接ぎにピスネームを忍ばせるなど、細部の作り込みも丁寧だ。タオル地ならではの存在感と、レオパードの主張が同居する、夏の頼れる一枚である。

NH X OWLMILS . TSUKUYOMI

NEIGHBORHOOD 2026SS OUTDOOR COLLECTION Sunglass

NH × OWLMILS TSUKUYOMI  ¥29700

アイウェアブランドOWL MILSの定番モデル「TSUKUYOMI」をベースに、独自のカラーコンビネーションとディテールを施した別注のサングラス。フレームにはCIロゴをプリントし、レンズにはCIロゴをレーザー刻印した特別仕様となっている。

特筆すべきはレンズの性能だ。全天候対応でクリアな視界を確保する「MILS LENS(偏光+ハイコントラストレンズ)」を採用し、紫外線は99%、ブルーライトも約80%カットする。フィールドでも街でも、目元の道具として安心して頼れる一本である。

LITE ROLL TOP BACK PACK

NEIGHBORHOOD 2026SS OUTDOOR COLLECTION image

LITE ROLL TOP BACK PACK ¥28600

Helinoxの「ライトロールトップバックパック」をベースに、オリジナルテープやロゴプリントを施したジョイントワークアイテムだ。タウンユースから登山シーンまでをカバーする軽量バックパックで、容量は30L。素材はナイロンとポリエステルで構成され、出かける目的を選ばない懐の深さがある。

 

メインコンパートメントの開口部はロールトップ仕様。荷物の量に応じてサイズ調節ができ、開口部は止水ジップで雨も気にならない。取り外し可能な背面クッションシートを内蔵し、ボトムポケットに本体を折り込めるパッカブル構造も備えている。展開時は約W320×H690×D196mm、収納時はW290×H200×D35mmまで畳めるサイズ感も嬉しい。

NH × RIG FOOTWEAR SOLID SANDAL

NEIGHBORHOOD 2026SS OUTDOOR COLLECTION サンダル

NH × RIG FOOTWEAR SOLID SANDAL ¥27500

RIG FOOTWEARの「kuruka 2.0」をベースに、独自のカラーリングを採用したリカバリーサンダルだ。アッパーには2枚の羽とベルト、調節用の「FREELOCK DIAL SYSTEM(クイックダイヤル)」を搭載しており、どんな足型にもしっかりフィット。動きの多いシーンでも、足への負荷を低減してくれる構造になっている。

ソールには硬質サンダルよりもクッション性の高いEVA-RUBBER製を採用。優れた衝撃吸収性が足腰への負担を軽減し、結果として疲労回復を促進してくれる。フェスやキャンプの道中、あるいは長い一日の終わりに足を休ませる一足として、これ以上ない選択肢のひとつだ。

NH × ARATA FOLDING UMBRELLA

NEIGHBORHOOD 2026SS OUTDOOR COLLECTION 傘

NH × ARATA FOLDING UMBRELLA ¥9900

アウトドアブランドarataとのコラボレーションによる、晴雨兼用のトレッキングアンブレラだ。遮光性、耐風性、軽量性をバランスよく兼ね備え、本体重量はわずか0.2kg。8本骨のカーボン強化樹脂フレームとアルミシャフトを採用しており、軽さと強度を両立させている。

街中で使いやすい大きさに仕様変更したのが、このモデルの肝。直径95.5cmで、折りたためば41cmまでコンパクトになる。シャフト部分にはCIロゴをレーザー刻印で施し、生地表面にはロゴとグラフィックをプリント。雨の日も日差しの強い日も、バッグに忍ばせておきたい一本である。

SRL . TAPERED POT

SRL . TAPERED-S / P-PLANT POT ¥1980 SRL . TAPERED-M / P-PLANT POT ¥2200 , SRL . TAPERED-L / P-PLANT POT ¥2640

派生ライン「SRL」が手がける、オリジナルのプラスチック製プラントポット。側面のロゴプリントや底面の立体ロゴといった意匠だけでなく、水抜き穴もしっかり備えており鉢としての実用性も申し分ない。

価格も3,000円前後と手頃で、ブランドの世界観に触れるファーストアイテムとしても選びやすい。S・M・Lの3サイズ展開なので、いくつか揃えて無骨な植物棚を組んでみるのも楽しいだろう。

ブランドの世界観を体感できる、原宿のフラッグシップ

ネイバーフッドのカルチャーや空気感を肌で感じるなら、1998年にオープンした旗艦店「NEIGHBORHOOD HARAJUKU」へ足を運んでみたい。原宿エリアに構える同店は、長年にわたりブランドの現在地を発信し続ける拠点となっている。

フラッグシップストアのほかにも、渋谷や横浜に直営店を構えるほか、伊勢丹新宿メンズ館、阪急メンズ東京・大阪、博多阪急といった主要な百貨店にも常設店を展開。アイテムのタフなディテールや生地感を、実際に手にとって確かめやすい環境が整っている。

また、近くに実店舗がない場合でも、公式オンラインストアをはじめ、国内外の正規取扱店で購入が可能だ。気になったアイテムがあれば、まずは気軽にチェックしてみてはどうだろうか。

『NEIGHBORHOOD HARAJUKU』

  • 東京都渋谷区神宮前4-32-7 神崎ビル1F
  • 営業時間:12:00〜20:00
  • Tel:03-3401-1201

『NEIGHBORHOOD SHIBUYA』

  • 東京都渋谷区神南1-8-13 千城ビル1F
  • 営業時間:12:00〜20:00
  • Tel:03-3780-3204

『NEIGHBORHOOD YOKOHAMA』

  • 神奈川県横浜市中区新港1-3-1 MARINE & WALK YOKOHAMA 1F
  • 営業時間:11:00〜20:00
  • Tel:045-663-3204

『NEIGHBORHOOD ISETAN MEN’S』

  • 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 メンズ館
  • 営業時間:10:00〜20:00
  • Tel:03-6380-0059

『NEIGHBORHOOD HANKYU MEN’S OSAKA』

  • 大阪府大阪市北区角田町7-10 阪急メンズ大阪 5F
  • 営業時間:平日 11:00〜20:00、土日祝 10:00〜20:00
  • Tel:06-6313-9759

『NEIGHBORHOOD HAKATA HANKYU』

  • 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多阪急 2F
  • 営業時間:10:00〜20:00
  • Tel:080-9584-9446

『NEIGHBORHOOD FUKUOKA INTERNATIONAL AIRPORT』

  • 福岡県福岡市博多区青木739 福岡空港国際線ターミナルビル3F
  • ※出発免税エリア内のため、出国する場合のみ利用可能。営業時間は公式案内を確認。

FAQ

Q.サイズ選びのポイントは?

無骨に着こなせるジャストなサイズ感が基本だが、近年は現代的なリラックスシルエットのアイテムも増えている。アイテムによってフィット感が変わるため、初めて購入する場合は実店舗で試着して確かめるのがベターだ。

Q.どこで買える?

公式オンラインストア、原宿の旗艦店、各直営・常設店のほか、国内外の正規取扱セレクトショップで購入できる。人気のアイテムは抽選販売や発売即完売となるケースも多い。気になるアイテムは、公式SNSと公式オンラインストアの入荷情報をこまめに追いかけておくのが確実だ。

Q.価格帯は?

Tシャツやキャップは数千円~1万円台、シャツ・パンツ類は2~4万円台、アウターは5~10万円台が中心。レザーやコラボギアは10万円を超えることもある。決して安くはないが、ガシガシ着込んで味が出るタフな作りなので、結果的に長く付き合えるアイテムが多い。

Q.派生ラインのSRLとは?

SRL(Specimen Research Laboratory)は、2017年にスタートした植物にフォーカスした派生ライン。滝沢氏自身が植物好きであることが出発点となっており、植木鉢、ツール、温湿度計など、無骨なデザインの園芸ギアを展開している。本体ラインと組み合わせて生活空間まで設えていける、その世界観の広がりが派生ラインの魅力だ。