高感度ブランドやクリエイティブ業界のオフィスが点在し、GO OUT本誌でもお馴染みのアパレルショップが軒を並べる中目黒から、毎年楽しみの桜の便りが届いてきた。そこで今回は、桜の名所として知られる目黒川沿いに構えるGO OUT的注目ショップへ立ち寄り、春のおすすめアイテムと、隠れ家的ローカルグルメご紹介してもらうことに。
第1回目となる今回は「ホーボー」のデザイナー、朝倉秀樹さんの案内で自身のブランドの最新アイテムが揃うショップ「vendor(ベンダー)」からスタート!
中目黒駅から山手通りを渡り、目黒川沿いの左側をに出て歩いていくと明るいグレーの壁にクラシックな入り口ドアの外装が目に入る。そちらがこのvendor(ベンダー)。徒歩約6分ほどで到着する。ドアの向こう側には自然光が入る素敵な空間が。
店内にはすでに春物がズラリ。棚に並んでいるアイテムに目を向けると、「hobo」の新作も揃ったばかりで、そこに気になるアイテムを発見! 金属フレームのサングラスとバッグシリーズの話を聞いてみた。
朝倉「このサングラスは『金子眼鏡』さんに頼んで、福井県鯖江市の職人に作ってもらいました。オールチタンで作られてます。チタンは軽くて錆びにくく、弾力性の高いので不可抗力で曲がっても形状が戻りやすい。そして肌荒れもしにくいんです。医療用の注射針にも使われている素材なんですよ」
丈夫な上に、金属アレルギーの人には朗報だ。シェードの具合も暗過ぎず、明る過ぎずで絶妙な仕上がり。
朝倉「バッグはレトロっぽい質感のナイロン素材で、ぱっと見はプレーンな色なんですが、じつは色むら感をわざと出しています。イタリアンレザーのスエードを組み合わせています」
すごくシンプルでベーシックな形ながら、素材感と色が主張があって、どんな服にも合わせやすいのが伺えます。続いて朝倉さんに、目黒川沿いのエリアでよく行くごはん屋さんを聞いてみた。
朝倉「和食屋さんで、“たつみ”っていう店があるんですけど、そこの焼き魚定食はオススメですよ。海鮮丼などもあります」
というわけで、早速朝倉さんに案内してもらい、「たつみ」へ。営業開始時間前でしたが、入れてもらえました。
確かに、お魚好きには堪らないメニュー。海鮮丼等のどんぶりメニューは限定となるため予約優先だそうです。今回は焼き魚定食の中でも定番中の定番、さば塩焼を注文。
お味噌汁も具沢山で小鉢もついて、お洒落な飲食店が多いこの界隈で、昔ながらの和定食が食べられるのはとても貴重ですね。朝倉さんご紹介ありがとうございました!
目黒川沿いのショップ探訪はまだまだ続きます。