今回のツアーのトリを飾るのは「バンブーシュート」。2018年の9月に20周年を迎え、朝倉さんも20歳くらいから通う中目黒を代表する名店。甲斐さんがディレクションするブランド、バンブーシュートのアイテムも並ぶ。
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【SHOP4】BAMBOO SHOOTS(バンブーシュート)
街着として使えるアウトドアウエアなどの機能的なアイテムと、スタンダードなアメカジをベースにしたバンブーシュートのアイテムを、バランスよく融合したスタイルを提案する老舗ショップ。昨年に内装を一新してリニューアルしたけど、トレードマークのタケノコは健在。
今季は例年なくカラフルなアイテムが多いというバンブーシュート。甲斐さんは長らく店長を務めていたため、スタッフ目線で今春のオススメアイテムをセレクト。朝倉さんは、普段からよく訪れているだけに、ほぼプライベート状態でじっくりと欲しいものを選んでいる。
甲斐さんがプッシュする春アイテムはリップストップ生地のファティーグパンツ。「70年代のモデルがベースだけど、コットン100%のパンツはネイビーカラーを見たことがないんですよ。それがどうしても欲しくて、USCGのネイビーカラーのジャケットの色を参考にして作ってみました」。
厳選された最新アイテムを前に、まるで店長とお客さんの関係に戻ったかのような2人のやりとりが続く。朝倉さんも「昔から通い続けているけど、今でもここに来ると何か新しい発見があるんですよ。ちょっと独自の雰囲気があると思います」と、いつになく楽しそう。
そして朝倉さんはテアトラのジャケットをセレクト。春の出張で着用したいとか。「まず機能面で凄いアイテム。同素材のパンツもあるから、セットアップのスタイルにもチャレンジしてみたいですね」。
小銭入れを探し中の甲斐さんが個人的に欲しいアイテムがこちら。「朝倉くんが作っているからってわけじゃなく、本当に機能的なアイテムで気になっているから選びました。このサイズだけど、仕切りが多くて使いやすいデザインなんですよ」。
朝倉さんは意外な雑貨もチョイス。こうした雑貨も大好きなのだとか。「このポットとカップの存在は前から知っていたけど、実際に触れたのは初めて。こういうアイテムが普通に並んでいるのもバンブーシュートの魅力のひとつだと思います」。
というわけで、今回のツアーで久しぶりにウインドウショッピングを楽しんでもらった2人。仕事で行き来することも多い街だけど、改めて買い物目線で歩くと新鮮な気持ちなれたとか。
「リアルなショップは、いろいろと刺激がありますね。新しい情報も入ってくるし、実際にアイテムに触れることで初めてわかる部分も多いですから。楽しかったし、それ以上に勉強になった1日でした」(朝倉さん)
「やっぱりショップ巡りは楽しい。ゆっくり見れるし、新しい発見もあるからね。ネットの通販は欲しいアイテムだけを狙い撃ちする感じだけど、実店舗は衝動買いができるのもいい部分。やっぱり買い物はショップですよ、絶対に」(甲斐さん)