秋雨前線の影響で、毎週のように雨が降り続いていたふもとっぱらキャンプ場。しかーし、10月15日(土)、16日(日)に開催されたヒルバーグユーザー限定イベント「HILLEBERG ROUNDUP 2016」は絶好のキャンプ日和に! ドーンと目の前に広がる富士山の麓で、ゆるりとした雰囲気でスタートしました。
いやしかし、さすがはヒルバーグ。高級テントと言われるだけあって、それを持つキャンパーさんたちのレベルも高い! 誰もが憧れるテントたちがそこら中にバンバン建っていきます。
こちらは非常に珍しいブルー×イエローのケロン4GT。聞くところによると、ヒルバーグの地元スウェーデンのボーイスカウトモデルだそう。
アトラスのミルスペックモデルを連結して、もはや本物の軍隊のような基地が完成。遮光性が高すぎて昼でもランタンが必要なくらいだけど、逆に夜になると中で光を灯しても外に漏れないのだとか。
ミルスペックモデルはタグのカラーもスペシャル仕様。
ミリタリーライクなコーディネートが光っていたpinkstar-naoさん、naoyukiさん、eitoくんファミリー。トラスコのボックスはステッカーでカスタムし、キャプテンスタッグのベンチはバリスティクスの迷彩カバーをオン。焚き火用の道具をまとめて入れていたバケツもイケてました。
シロウさん、ユキさん、アスナちゃんファミリーは、ヒルバーグのムドゥスというモデルを4連結してロースタイルのサイトを構築。じつはこのテント、海外の掲示板で毎日探し続け、ひとつずつ揃えてやっと形になったのだとか。スノーピークのコンテナとマウンテンリサーチの天板を掛け合わせた3段シェルフもお見事。ちなみに2人が座っているイス(↓)はL.L.ビーンのカヤック用チェア(1930年代!)だそうです。
また、当日は参加型のコンテンツが盛りだくさん。ワンバーナークッキングやテント設営大会なんかも非常に盛り上がっていました。
創始者のボー・ヒルバーグの娘で現代表のペトラ・ヒルバーグ氏が自らテントサイトを回って設営講座をおこなったり、各コンテンツの審査員をつとめるなど、メーカーとユーザーの距離が近く、それがまたいい雰囲気を作り上げていた印象です。写真はワンバーナークッキングの審査中。
イベントの目玉として用意されたのが、当日限定で販売されたヘリノックス×ヒルバーグのチェア! ヒルバーグのテントカラーに合わせたサンド、グリーン、レッドの3色が揃い、特別仕様のタグがついた限定モデルだけに、 物販ブースには長蛇の列が! じつは取材班もこっそりサンドカラーを狙っていましたが、ちょっと遠慮していたらあっという間に売り切れてました……。
そんなわけで、ユーザーにとってもメーカーにとっても、有意義な2日間となったのは間違いないHILLEBERG ROUNDUP 2016。大型フェスもいいけれど、こういったアットホームなイベントもまた違った楽しみ方があるのです。
Report & Text/GO OUT
取材協力:エイアンドエフ www.aandf.co.jp/