キャンプinフェスの聖地「朝霧JAM」へ行ってきたら、やっぱり聖地だった。

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これぞ朝霧JAMという景色がこちら。

誰もがこの角度からの富士山をみればアガる。

10月8、9日に開催された日本のキャンプinフェスの代表格であり、多くのフェス好きたちから愛され続けている「朝霧JAM」。今回は写真でのレポートをお届け。

 

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こちらはオートキャンプ場として利用されている「ふもとっぱら」。広大なスペースでのオートキャンプが楽しめるとあり、チケットの人気も高い。残念ながら開催当日は雨と曇りが続く天気で、9月から会場の晴天が5-6日しかないという悪条件が続いたこともあり、路面やキャンプグラウンドはご覧の通り。とはいえ、参加者からはあまり悲壮感は感じられず、みんな楽しそうにしていたのが印象的。

 

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メイン会場となる朝霧アリーナ/朝霧ジャンボリーオートキャンプ場。

朝霧高原といわれるこの一帯は霧が頻繁に出ることで有名。この日も時間帯によっては一面真っ白の世界となっていた。

 

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メインとなるレインボーステージはド迫力のしつらえ。

ceroのステージ準備中とあって多くのファンが早々に鉄柵前でスタンバイ。

 

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レインボーステージ周辺は地元の食を中心としたブースや、フジロックのフィールド オブ ヘブンなどで見られるアパレルや雑貨のブースが出ており、音楽以外も楽しめる。また、地元と密着して継続開催してきたフェスならではの地元フードの充実は、毎年の楽しみにしている人も多い。

 

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サブステージとなるムーンシャインも霧の中。気温は暖かかったが、雨のため、多くの人が上下レインウェアを着用しているのが見られる。こちらのステージでは石野卓球が土曜のトリを飾ったのだが、そのプレイはテクノファンだけでなく、誰もが楽しめる選曲でフロアは狂喜乱舞していた。

 

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レインボーステージとムーンシャインの間にあるトイレエリアの焚き火。ここで暖をとりながら隣り合わせた人と話してみたりとコミュニケーションスペースともなっている。

 

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朝霧ジャンボリーオートキャンプ場のテントサイト。今回はコンディションがよくないことも影響してなのか、2連にしたタープを中心にし、2-3人用の小さめテントをいくつか張るというスタイルが多く見られた。のんびり友人たちと集うリビングを大きく取るのは最近の特徴。雨天時にはデコらず、テントは小さめにまとめるなど、お客さんの工夫はサスガの一言。

 

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キャンプ場内に設置されたエリア「カーニバルスター」ではDJがプレイ。

 

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こちらは夜のふもとっぱらのCANDLE JUNEさんがデコするエリア。独創的なデコレーションと光の演出は広いキャンプ場の中でもオアシスのような存在感で多くの人が集っていた。代々木にあるLittle Nap Coffee Standの出店もうれしい。

 

▲会場で見つけた朝霧ファンのスナップとインタビュー▲

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仲尾知泰さん

「今回初めて来ました。フジには行っていたのですが、子供も大きくなったのでこちらに一緒に来ました。のんびりしていて、子どもと来ても楽しめるのが良いですね」

 

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(左)マイさん (右)ユウミさん

「フジロス解消のために来ました♡ テントでずっと一緒だから仲間との絆が深まりますよ。自然に対してのリスペクトが感じられてアットホームな雰囲気も最高です」

 

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(左)AYさん (右)ダンさん

「開放感が最高ですね。ステージもゆるく座って見られるし、富士山もあるし。これだけのんびりした時間が過ごせるなら来年もぜひ来たいです」

 

お客さんそれぞれがルールに縛られすぎず、自分たちでマナーと節度を持って楽しめるこの雰囲気は朝霧ならでは。これは長年継続してきたイベントだからこそ持つ、熟成された魅力の1つなはず。地元と自然を大切にする、ゆるい空気感のフェスは今後も日本のフェスシーンの柱として多くの人を魅了し続けるはず。

 

 

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GO OUT編集部
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