洗練されたデザインと圧倒的な背負い心地が魅力のバッグで知られる「OSPREY(オスプレー)」。特にブランドのルーツであるバックパック類はバリエーションが充実しており、幅広い層から鉄板の支持を獲得している。そして、アウトドア&旅好きに好評なのが、隠れた傑作の多い、トラベルでの使用を想定されたキャリー系モデルだ。
そこで、日常的にオスプレーの旅バッグを愛用している外遊び人2人が、オスプレーの広報担当者に直撃。人気の秘密やこだわりポイント、最新ラインナップなど、愛用者だからこその気になる点を聞いてみた。
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旅好きの2人がオスプレー担当者と座談会。

浜園 千裕(ロストアロー営業部)/ラクロスに夢中の学生時代を送り、オスプレーはじめ多くの有力アウトドアブランドを扱うロストアローに入社。余暇はラクロスのコーチや登山などに費やしている。
春日 潤也(モデル)/数々のメディア、CMなどで活躍する人気モデル。地元の島根県出雲市にてカフェ併設のセレクトショップ『BSKK』と、クラフトビール工房『チアーズファクトリー』も運営する。
月岡 徹(tensix代表取締役)/クリエイティブディレクターとして企業、ブランドのプロモーションや商品ディレクション、イベントの制作運営など、多岐に渡って携わる。アウトドアギアの知識はかなりのもの。
お気に入りオスプレーを拝見。

オスプレー製トラベルバッグのツボを探る座談会に集まったのは、マルチに活動するモデルの春日さんと、アウトドア絡みのプロジェクトを多く手掛ける月岡さん、それにオスプレー大好きプレスである浜園さん。

浜園「お二人ともオスプレーのバッグを使ってくださって、ありがとうございます! 好きなポイント、不満点などを教えていただけますか?」
春日「島根と東京を頻繁に行き来する最近の相棒はオスプレーのファーポイント/フェアビューウィールド36です。機内持ち込みOKで、転がす背負うのどちらもイケるので助かっています」

浜園「軽量性を重視しているファーポイントシリーズの最新作ですね。ウィール付きのソフトキャリータイプですが、背面のハーネス類を取り出せばバックパック的にも使えて、長距離移動の多い春日さんにはピッタリだと思います」




春日「ストラップとヒップベルトがオマケ感のない本格仕様だからとても背負いやすいんです。手に馴染んで気持ちよく握れるハンドルや、引っ張りやすい長めのジッパープル、小物を整理しやすいサブポケットといった細かいディテールも使い勝手バツグン!」

月岡「私は2018年に買った、ソフトキャリーのソージョン45を愛用しています。こちらもキャスターとストラップが共存していて、路面環境が不安定なフェス用に準備したんです。ところが、ほとんどの場面を転がすだけで走破でき、バックパックとして使ったことはありません(笑)」

浜園「ソージョンシリーズは安定性や耐久性、背負い心地に注力していて、中身の保護力にも優れます。月岡さんのモデルはいまは生産されていませんが、リサイクル素材やトラベルセントリー社の荷物特定タグ、軽量フレームなどを採用するソージョンウィールドが後継にあたります」

月岡「グレードアップしているんですね。荷物を探しやすい明るいライニング、自立する設計とかの便利ポイントは継続してるようで」
浜園「ストレートコンプレッションジャケットもそのまま。2本のストラップを締めると、両サイドのパッド入りウイングパネルが本体を包み、収納物の保護とブレ防止に一役買うギミックです」

月岡「あっ! これって実用的な役割があったんですか。あまり意識していませんでしたが、これからは活用します」

浜園「春日さんのファーポイント/フェアビューウィールド36にも、まだ眠っている機能があります。実は、別売りのファーポイント/フェアビュートラベル®デイパックを装着できるんです」
春日「単品でも使えるバックパックを? 荷物整理にバックインバッグが欠かせないんですが、そんなポーチ類を減らせるってことですか」

浜園「キャリー状態ではフロントパネルにセット。バックパック時ならショルダーベルトに取り付けて、自分の目が届く前面に付けられます」

春日「イイですね〜。取り回しやすい小さいバッグには貴重品を入れる場合が多いですから、ちょっと不安な海外旅行では前持ちしたいですし。必要な時に財布やスマホがサッと出せるのもグッド。ジップに空いている穴を重ねて、別売りのトラベルセントリーケーブルロックを通せば、防犯面はより安心になるし」

浜園「ちなみに月岡さんのソージョンには軽量デイパックのデイライト、デイライトプラスが付けられます。本体に外側のサブポケットが少ない分、収納力がグンとアップして、さらに活躍するシーンが増えると思います」

月岡「これはありがたい! 新幹線や飛行機内でパソコンを開きたい私にはすごく助かるアイテム。ノートパソコンやタブレットは大きなメインバッグに入れてしまうと出し入れが面倒で……。そもそもオスプレーって登山用バックパックがスタートですよね?」
オスプレーの由来は猛禽類のミサゴ。

浜園「よくご存知で! オスプレーは1974年にカリフォルニア州サンタクルーズにて設立。洗練された美しいデザインが際立つ、オーダーメイドの登山家向けバックパックがはじまりでした。今ではタウンユース含め、ワイドレンジで展開していて、特に欧米ではトップクラスのシェアがあります。
ちなみに、アウトドアカンパニーはブランドネーム=ファミリーネームにするパターンが多いのですが、創設者のMike Pfotenhauer(マイク フォーテンハウアー)は、当時絶滅が危ぶまれていた、タカに近い猛禽類のミサゴから拝借。美しい飛翔姿勢に魅了され、ロゴマークにも採用しました。Pfotenhauerの発音しにくさを気にしたのもあるそうですが(笑)」

春日「バックパックを使っている人は本当によく見かけますね。インバウンドの皆さん含め。ブランド的にトラベル系のバッグは新参なんですか?」
浜園「いえ、初のトラベルバッグとして、1979年にアウトランダーというモデルをリリースしています。ですから、以前から作っている得意ジャンルではあるんですよ! 遠征や長期出張などに役立つと好評の現行モデル、トランスポーターシリーズもかなり古くから継続しています」

月岡「もしや、ここにディスプレイされているバッグはすべてトラベルバッグですか? ぜひチェックさせてください!」
トラベルバッグだけでもかなりの種類がラインナップ。

浜園「軽量コンパクトなファーポイント、保護力が高く重い荷物に対応できるソージョン、バランスがよくエントリーにジャストなデイライト、軽さ重視ながらタフさも申し分ないオゾン、堅牢で防水性まで備えるのに軽いトランスポーター。5つのトラベルラインすべてご用意しました」
春日「スゴい、思った以上にバリエーションあるんですね。ソフトキャリーだけでこんなに。ハンドルも物によって違うんだ」
浜園「シングルバーとダブルバーですね。シングルは軽量で小回りがききますが、サブバッグをかけるとブラついてしまいます。ダブルだと安定性に優れ、サブバッグも取り付けやすいという違いがあります」

月岡「このオゾンシリーズ、本当に軽い! 気に入りました。デザインがシンプルだからビジネスシーンでも違和感ないですね」

春日「僕はこのトランスポーターが気になりました。ビッグな90Lだけど持ちやすい。グリッドパターンの防水生地やブルーの発色もイイ感じ」

浜園「ダッフルタイプもロングセラーなんですよ。バックパック作りのノウハウが応用されていて、ボリュームからは想像できないほどラクに背負えるのが強みです」

春日「本当だ。ショルダーベルトがクライミング用みたいにしっかりしていて、バッグからのプレッシャーを感じません。徒歩&電車でキャンプに行くスタイルと相性よさそう」

月岡「スーツケースと同じように、収納口がガバーッとワイドに開くのが便利ですね。これならパッキングのしやすさが段違い」
浜園「スカッフルというこのダッフルバッグは、メイン荷室が左右に開くスプリットスタイルを採用しています。内側にニオイがこもらないようにするベンチレーションジッパーや、コンパクトに畳んで持ち歩けるパッカブル仕様など、さまざまな個性があるので自分に合うモデルが見つかると思います」

月岡「アウトドア的でラフなイメージが強かったですが、出張に対応できる落ち着いたモデルもありますね」

浜園「春日さん愛用のファーポイントですが、トレッキング対応バージョンもあるんです。こちらも女性用に設計されたフェアビューもラインナップしていて、ストラップの形状や背面長の調節幅などに違いが」

春日「見た目はあまり変わりませんけど、背負うと差を感じられるんでしょうね」
浜園「実は男性と女性で快適な背負い方って異なるんです。そのため、ストラップの形状や長さ、フィット感や重心などをそれぞれにマッチするよう調整しています」

月岡「1つのモデルをメンズ、ウイメンズにわざわざ分けているわけですか。オスプレーの背負い心地に対するハンパじゃないコダワリを感じました」
オスプレーフリークが次に狙うモデルとは?

浜園「ここまで見て、お二人は新しいお気に入りに出会えましたか?」
春日「僕は相棒にプラスαできるファーポイント/フェアビュートラベル®デイパック。いろんな付け方、持ち方ができて、さらに旅が楽しくなりそう! 秋以降はライトアウターを入れておくと便利かも」

月岡「トランスポーターウィールドキャリーオンが刺さりました。機内持ち込みOKなサイズ、大きい開口部、出し入れしやすいノートパソコン用スリーブなど、ビジネスでの移動が多い私が欲しい機能満載となっています」

浜園「お二人らしいセレクトですねー。最後に最新のトラベルキャリーを紹介させてください。2026年9月にデリバリー予定のオゾン34、オゾン75(非展開カラー)です」
月岡「ハードシェルなのにとても軽いですね。オゾン34なら機内持ち込みできるし、キャリーバーの色もかわいい」

浜園「世界的パーツメーカー、HINOMOTO社の静音キャスターを使っていますから、スムーズに転がせるんですよ。軽量化とスペース拡大を狙った、裏地ナシのゼロライナー設計も新要素です」
春日「ライナーがないとお手入れもしやすそう。バッグの中でペットボトルのフタが開いちゃって、ビチャビチャにするミスをやらかすこと多いので(笑)」
月岡、浜園「えぇっ!?」
すでに展開されているモデルから今後デリバリー予定の新作まで、オスプレーのトラベルバッグに囲まれての座談会。ロストアロー浜園さんのリードのもと、愛用者でも知らなかったギミックや魅力が学べ、春日さんも月岡さんも大満足の様子。
多機能キャリーバッグや大容量ダッフルなど、世界中で高く評価されているバックパックに負けないほどハイクオリティなトラベルカテゴリーのプロダクト。みなさんもチェックしてみてください。

座談会終了後はオスプレー製アクセサリー類のチェックを。オーガナイザーやパッカブルのエコバッグ、カメラチェストリグといった、目立たないけれど便利な逸品たちに2人とも興味津々。オスプレーの奥深さに触れ、もっとディープなファンになったようです。
Photo/Fumihiko Ikemoto
(問)ロストアロー www.lostarrow.co.jp/store/
