7月24日(金)〜26日(日)に新潟県苗場スキー場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL 2026」。ジャンルや国境を超えた様々なアーティストが集結する国内最高峰の音楽フェスは、ライブステージだけでなくファッション系ブースや飲食ブースにも最新トレンドや日本各地の名店が勢揃い。
そんな広大な大自然の中で楽しめる野外フェスを、お笑い界でもトップクラスにサブカルチャー好きな“こがけん”さん流の楽しみ方を密着取材してきました。

Table Of Contents : 目次
- お笑い界きっての音楽フリークと日本最高峰のフェスへ!
- これまで未体験だったフジロックの魅力に触れた1日目。
- まだまだ入場ゲートは遠い? 美味しそうなツマミに思わず足が止まる。
- ゲート外のKEENブースでトレイルシューズをチェック!
- 入場ゲートで初日のファッションをチェック!
- 友人とも再会し、3年ぶりのフジロックを満喫!!
- まさかのサプライズ連発に大興奮の2日目!
- 雨上がりの2日目は、快適サンダルで会場を散策。
- 2日目のお目当ては、夕方からのGREEN STAGE!
- 環境保護に触れながら、世界一会場がキレイなフェスの秘密に迫る。
- ところ天国の川でチルしつつ、最後まで「食」を堪能!
- たっぷり食べて音楽にもどっぷり浸った、最高なフェスでのチルタイム。
お笑い界きっての音楽フリークと日本最高峰のフェスへ!

1979年、福岡生まれ。吉本興業所属。テレビ番組『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』で披露したハリウッド映画のモノマネをはじめ、映画やファッションなど、サブカルチャーに広い見聞を取り入れたネタを得意とするお笑い芸人。フジロックやサマーソニックといったフェスに訪れる熱狂的な音楽フリークの一面も。
学生時代には音楽サークルに所属し、1997年に富士天神山スキー場で開催された第1回目のフジロックも会場にいたというこがけんさん。最後に訪れたのは3年前で、強行日程での1泊2日だったそう。
「前回は仕事のスケジュールが急に空いたので、思いつきで訪れたのですが駐車場がわかりにくく、テントなどの設営をしているうちに夕方になってしまって。次の日も早めに東京に戻ることが決まっていたのでバタバタだったんですよ。それでもフジロックの空気感を味わえただけでもすごく良かったのは覚えています」。
これまで未体験だったフジロックの魅力に触れた1日目。

今年は金曜朝に会場入りし、日曜朝には都内に戻るスケジュール。観たいアーティストもいるけど、少しゆとりのあるスケジュールとのことで、最初にやってきたのはPYRAMID GARDEN(ピラミッドガーデン)。

今回のフジロックのテーマは、ゆったりまったりチルすることと、フェス飯をたくさん食べたい!と話すこがけんさん。「まわりのフジロック好きのヒトたちから、フジロックは何を食べても美味しい!と聞いて、いままであまり食を楽しめてなかったので、今回はいろんなフェス飯を食べたいです」。

ということで、まずは“PYRAMIS CAFE(ピラミスカフェ)”の名物メニュー、カレー&ガパオのコンビとノンアルコールビールで早めのランチ。

「前回は、時間がなくてピラミッドまで辿り着けなかったんですよ。ひとつずつ味わっても、両方合わせて食べても美味しい面白いメニューですね」。

実家が100年以上続く居酒屋で、板前修行していた経験のあるこがけんさんも納得の味でペロリと完食。お腹も満たされたところで、同エリア内にある「YETI(イエティ)」ブースを覗いてみることに。

初出展のブース内にはさまざまなクーラーボックスやタンブラーが並んでいるなかに、こがけんさんもファンだというアーティスト・イラストレーターの花井祐介氏とのコラボアイテムが!

しかも会場限定とのことで、18オンスのランブラーボトルとボトルスリングをすかさずゲット! さらに花井祐介氏が描き下ろしたオリジナルフォントをレーザーで刻印できる特別なサービスも行っており、こがけんさんも類に漏れず、列に並ぶ。

“KOGAKEN”と刻印を入れてもらい、オンリーワンなグッズへとカスタマイズできて大満足の様子ですが、フジロックはまだまだ始まったばかり。足早にメイン会場となる入場ゲート方面へと進んでいきます。
まだまだ入場ゲートは遠い? 美味しそうなツマミに思わず足が止まる。

オフィシャルグッズの販売や飲食ブースが並ぶYELLOW CLIFF(イエロークリフ)を歩いていると、美味しそうな湯気と香りが一体を包んでいます。さきほどカレー&ガパオを食べたばかりですが、追加で水分補給と栄養補給をしていくことに。

ドリンクのお供に選んだのは、加納食堂の甘辛黒酢の真っ黒チキン。甘酸っぱい味付けが食欲をそそる夏にぴったりな一品。キンキンに冷えたノンアルビールがグイグイ進みます。

「しっかりとしたフェス飯も美味しいですけど、ちょっと軽いものをたくさんツマミながら色々食べてみるのも面白いかも」。
ゲート外のKEENブースでトレイルシューズをチェック!

たくさんの美味しそうなメニューが並ぶ、YELLOW CLIFFに後ろ髪をひかれつつ入場ゲートを目指して進んでいくと、直前に「KEEN(キーン)」が手がけるKEEN Run for the Trails Station(キーン ラン フォー ザ トレイル ステーション)を発見。少し寄り道することに。


ブースでは、Seek(シーク)、Roam(ローム)、Wander(ワンダー)のトレイル3兄弟を中心にラインナップ。最新のトレランシューズを試し履きできるアスレチックコースが設置されており、早速シークの履き心地を体験。

「履いてきたターギー エイペックスはしっかりとしたソールで踏み込むカンジですが、シークはニットアッパーの包み込まれるようなホールド感と踏み込んだときのグリップ力があって、すごく走りやすそうですね」。


体験記念のノベルティ、コースターをもらってようやくゲートに到着。3年ぶりのフジロックということで、徐々にテンションが上昇しているのが伺えます。
入場ゲートで初日のファッションをチェック!
ここで、ファッションが大好きなこがけんさんのフジロックコーデを拝見。アースカラーが基調ながら、インパクトのあるサウス2 ウエスト8のメッシュジャケットの内側にベストをレイヤード。個性あふれるイカしたTシャツも目を惹く。



「風通しが良く日陰を作って体温の上昇を防いでくれるメッシュジャケットはフェスの必需品で、これをベースにコーデを組み立てました」。

そして足元に選んだのは、KEENのトレッキングシューズ、Targhee Apex WPターギー エイペックス ウォータープルーフ)。「ターギー エイペックスの落ち着いたカラーは今日のコーデにぴったり。色味を合わせたのはもちろん、トレッキングシューズならではのしっかりとしたソールと履き心地なのに軽量で、足取りも軽いです」。
友人とも再会し、3年ぶりのフジロックを満喫!!

ゲートをくぐり向かったのは、飲食エリアのOASIS(オアシス)。そこで3年前も一緒に訪れたという友人夫婦と連絡をとり合流。この広い会場内で知り合いを見つけると、思わずテンションもハイに。


ちょうどRED MARQUEE(レッドマーキー)ではじまるTESTSET(テストセット)を一緒に観覧。マシンビートとロックサウンドが見事に調和した唯一無二の音楽に、心もカラダも盛り上がったあとは、友人たちと一度別れて、楽しみにしていたというTORO Y MOI(トロイモア)が出演するWHITE STAGE(ホワイト・ステージ)へ。

チルウェイヴを代表するアーティストながら、アルバムごとに作風を大胆に変化させてきたTORO Y MOI。「今年のフジで観たいアーティストの1人。めちゃくちゃ楽しみにしてました」。

「『Tuesday』からのスタートはホントにぶち上がりました。曲順から構成まで、本当に最高の舞台を作り上げてましたね」。
その後はほかの友人たちと合流し、絶対に観たいと話していた初日GREEN SATGEのトリを務めるThe xx(ザ・エックス・エックス)終わりで再会する約束をして一度解散。

再度合流したのは、夜のPYRAMID GARDEN。「今回どうしても観たかったThe xxのステージが最高でした。演奏はもちろんですが、照明を含めたステージの演出が本当に素晴らしかった。今まで見てきたフジのステージの中でも1番かもしれません」。

焚き火を眺めながら時間を忘れてしばしのチルタイム。初日を存分に満喫した心地よい満足感と耳に残るサウンドに包まれる。そんな余韻に浸りながら1日目は終了。
まさかのサプライズ連発に大興奮の2日目!

明け方からの雨模様で、お昼ぐらいからゆったりキブンではじまった2日目。クオリティが高いフジロックの朝食メニューの中でもNo.1と言われているパンケーキを目指し、この日もまず向かったのはPYRAMID GARDENにある“PYRAMID COFFEE STAND(ピラミッドコーヒースタンド)”。


「なにこれ!? めちゃくちゃ美味しいじゃないですか!」。ふわふわのパンケーキと手作りのクリームを口に入れると、とろりと溶けてなくなる絶品に舌鼓を打っていると……。
なんと、YETIブースのチルスペースに、昨日WHITE STAGEで観たTORO Y MOIがいるではないですか!?
突然の遭遇に驚きつつも、記念写真に笑顔で応じてくれるTORO Y MOI。血糖値とテンションが爆上がりしていると、なんと第2のサプライズ!

昨日GETしたYETIのコラボアイテムのイラストを手がけた花井祐介さんも登場!! タンブラーに、その場で自筆のイラストを描いてもらい、花井さんとも記念写真をパチり。


「わずか数十分の出来事でしたが、まるで雲の上を歩いている夢のような時間でした。購入したタンブラーが宝物になりました! 一生モノですね」。
雨上がりの2日目は、快適サンダルで会場を散策。
ここで気になる、2日目のファッションをチェック! サウス2 ウエスト8のメッシュベストにベータポストの迷彩ショーツという動きやすいシンプルな組み合わせに、通気性の良いニードルズのリネン入りガウンで強い日差しをガード。
サングラスも初日のクリアフレームから、デザインが特徴的なダブレットの黒縁に変え、ミンナノのリフレクターをアレンジしたネックレス、ブレインデッドのピンバッチなど、小物使いが光るコーディネート。「リネンのガウンやサングラスのチェーンは妻にプレゼントしたモノを借りてきました」。



足元にチョイスしたのは、フジロックとKEENのコラボアイテム、Hyperport H2(ハイパーポート エイチツー)。長時間の歩行でも疲れにくいソールシステムや、着脱しやすいバンジーコード、つま先を保護するトゥ・プロテクションなど、フェスに最適な水陸両用モデル。
今年は明け方の“終わらない”フジロックをコンセプトに、朝霧の中、遠くのステージやブースのライトが淡く浮かび上がる幻想的な情景を蓄光塗料や蛍光カラーで表現。「ホールド感やグリップ力もいい感じですが、なんといっても夏服のライトなカラーコーデに合わせやすさがいいですね」。
2日目のお目当ては、夕方からのGREEN STAGE!
こがけんさん土曜日のお目当ては、17時スタートのBASEMENT JAXX(ベースメントジャックス)からのFujii Kaze(藤井風)、Khruangbin(クルアンビン)の流れとなるGREEN STAGE(グリーン・ステージ)での怒涛のラインナップということで、時間まで会場内を散策してみることに。

「3年前は、本当に時間がなくて、まともな食事も物販ブースを見て回ることもできなかったので、のんびりした時間が過ごせるのはホントに嬉しくて。贅沢な時間ですね」。

アーティストのオフィシャルグッズブースを眺めながら、群馬にあるモツ煮の名店“永井食堂”の絶品を味見し、ゲートを抜けていきます。
環境保護に触れながら、世界一会場がキレイなフェスの秘密に迫る。
気がつけば、GREEN STAGEを抜けた奥に展開するKEEN POP UP STORE at FUJI ROCK FESTIVALのあるエリアに到着。まずは、世界一会場がキレイなフェスと言われるフジロックのごみステーションを運営するipledgeのECO ACTIONブースを覗いてみることに。

会場内にあるゴミや資源を使って、リサイクルできるものの仕分けを体験。きちんとした分別を学ぶことで日常のなかでも環境意識が高めた生活を送ることが目的とのこと。

ブースの中に入ると、毎日の買い物でも、リサイクルや分別を意識して環境を見直すライフスタイルの過ごし方などを展示。環境を視点とした買い物クイズは、エコな視点を持つきっかけになるはず。

最後にノベルティのタオルをGETしたこがけんさん。日本が誇る御作法を世界に広げられるイイきっかけになると感じたそう。

そして、その隣に位置するKEEN POP UP STORE at FUJI ROCK FESTIVALは、コラボアイテムやグッズ販売だけでなく、参加費がチャリティになる参加型ゲームや、川遊びや生物探索など小学生を対象とした苗場の自然を体験するキッズプログラムを展開。

最新のアイテムが並ぶなかで、こがけんさんが履いているHyperport H2と、初日に着用したターギー エイペックス ウォータープルーフに改めて着目。シューズのコンセプトや独自のテクノロジーによる機能面、デザインについてKEENスタッフから説明を受け、理解を深めた様子。

ひと通り説明を聞き終えると、なんとそこにアーティスト・俳優のセントチヒロ・チッチさんが! セントチヒロ・チッチさんは元BiSH(ビッシュ)のメンバーで、現在はソロプロジェクトのCENTとしても活躍中。SNSは相互フォローしていたものの、これまで面識はなかったとのことで、記念写真を。

「じつは、『有吉の壁』という番組内で、BiSHのモノマネをしたときに、セントチヒロ・チッチさんを担当させてもらったんですよ。ようやく本人に会えて嬉しかったです」。
ところ天国の川でチルしつつ、最後まで「食」を堪能!

KEENブースをあとにし、今日はさらに奥地へ。フジロックの会場内でも人気スポットのひとつ、ところ天国へとチルしに移動。清流が流れる川辺まで下りたら思わずテンションも上がり、靴下を脱いで川へとダイブ!

「じつは、昔からこの川に飛び込んでみたかったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて。思っていたより水が冷たいですけど、念願の川はやっぱり気持ちいい! 今日はサンダルにして大正解、かなりリフレッシュできますね」。

川でクールダウンしたあとは、GREEN STAGEの夕方から繰り広げられる怒涛のライブに向けて腹ごしらえ。戸越銀座にある煮干しラーメンの名店“らーめん えにし”が手がける天国煮干しラーメンと、横浜の弘明寺にある“弘明寺食堂”のニューヨークチキンオーバーライスを実食。


「一口目から濃厚な煮干しの香りが広がり、喉越しの良い麺が美味しいラーメンはすぐに完食。そして想像を遥かに超えてきたのが、このチキンオーバーライス。チキンが細かくほぐされていて食べやすく、ソースとも相性抜群。刺激的なハラペーニョが隠れていてバクバク食べちゃいました(笑)」。
たっぷり食べて音楽にもどっぷり浸った、最高なフェスでのチルタイム。
これまで降り注いでいた強い日差しが落ち着いてきた時間になり、こがけんさんは待ちに待ったGREEN STAGEへ。ここからは友人たちと一緒にライブを楽しむとのこと。日曜日は子ども達のピアノの発表会に参加するため、ここでこがけんさんとはお別れの時間に。

「これまで行ったことのなかったPYRAMID GARDENは、落ち着いた雰囲気でゆっくりと時間を過ごせましたし、子ども向けのプログラムやアトラクションがこんなに充実しているなんて、新たな発見でした」。

「これまでは純粋に音楽を楽しみに来ていたけど、子どもも大きくなってきたので、来年は絶対に家族と一緒に参戦したいですね」。
大自然の中で過ごすフジロックならではの非日常空間で、日常の喧騒から離れ、チルしつつも目一杯外遊びを満喫した2日間。来年はファミリーでの参加となれば、これまでとはひと味違ったフジロックを楽しめるかもしれませんね。
Photo/Shouta Kikuchi

