電車なんかと違って、クルマで行く旅は風の吹くまま気の向くまま、どこにだって行ける。行き先は、思い立ったらパッと行けて、パッと帰ってこられるくらいの場所がいい。
第19回目のドライブにお連れするのは、仙台・東京・静岡にて食を通じて人が集う場づくりを行う会社「The Youth」のCEOである佐藤岳歩さんと、GO OUT WEBや本誌で編集&ライターとして活躍している髙阪正洋さん。目的は、2人とも大好きだというスノーボードをすること。
そして、今回彼らが乗る一台は、日産の「エクストレイル ROCK CREEK e-4ORCE」。これがまた、最高だった!

1997年生まれ、宮城県出身。「景色をひらく」を理念に、人とひと、若者と大人、文化と価値観が交わる場と状況づくりを行う「The Youth」のCEO。六本木のカフェレストラン&ミュージックバーラウンジ「Common」、仙台のカフェ「Echoes」、静岡の「PART COFFEE ROASTER」の企画や運営も手掛け、その3拠点を行き来する日々。
Instagram:@gakuho_sato
髙阪正洋さん(写真右)
1988年生まれ、広島県出身。メディアにて編集者・ライターとして活動するかたわら、食をテーマにしたフリーペーパー『口果報』を主宰。そのほか、オンライン書店『コーネルブックス』の運営や、今年からSpotifyにて『ラジオ口果報』をスタートさせるなど、その活動は多岐にわたる。
Instagram:@cornell_works、@kuchigaho_
Spotify:@口果報
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CEOと編集者とエクストレイル。

2人を連れてスキー場へ行こうと計画を立てたのが2月上旬。そこから1ヶ月ほどが経過し、スキー場に雪があるのか不明なまま集まったのが2月下旬。今日は都内を出発し、長野・上田付近へ行くルート。

さて、今回の出演者である佐藤さんと髙阪さんは、その昔、バイト先が同じで意気投合。「そのあと、(佐藤)岳歩くんが卒業して、会社を立ち上げて、気づいたら一緒に仕事するようになってた」と髙阪さん。
現在は、髙阪さんが主宰するフリーペーパー『口果報』の連載を佐藤さんの会社と共同で制作していたり、逆に佐藤さんの会社のコンテンツを髙阪さんが担当したりしている。2人で月1回ペースで取材に出かけるようになって、もう4年近くが経つ。


遠出の取材のときは、佐藤さんの愛車であるエクストレイルで移動するのがお決まり。彼がエクストレイルを購入した決め手は、燃費のよさとラゲッジスペースの大きさだったという。

「東京を拠点に、月1回は仙台と静岡に行っているので、燃費のいいクルマが絶対条件でした。それに、キャンプも好きですし、ポップアップで出店することも多いので、荷室も大きいクルマがよかったんです。その2つを両立できて、見た目も好きだったので、3年前にこのエクストレイルを買いました」(佐藤)
でも、今日は新車への乗り換えも検討中である佐藤さんと、新型の「エクストレイル ROCK CREEK e-4ORCE」でお出かけです。愛車との違いを感じてもらいながら、約3時間の運転、よろしくお願いします!

仕事で走り続けた2人が、今日は遊びで走る。
毎月、仕事で数時間のドライブを繰り返す2人は、その時間がなによりも楽しいと口を揃える。


「ドライブ中はホント会話が止まらないですね。最近見た本や映画の話もそうですし、後半は『いい言葉とは?』みたいなお題もあったりします。というのも、たとえば仙台へ行くとしたら、5時間くらい密室で一緒なわけです。一般的なお題は、もって2時間。そこから先は、クルマでしか辿り着けない深度の話になってくる。くだらないけど、おもしろいですね」(髙阪)
今日もいつもと同じ、いろんな話を縦横無尽に行き来する。会話の間を繋ぐ車内のBGMは、髙阪さんが最近お気に入りだというモンゴルのシンガーソングライター「Enji」の一曲。めっちゃいい曲。
高速を快調に進んでいると「このモード、最高ですよ」と佐藤さんがふとつぶやく。見ると、日産の先進技術である「プロパイロット」が発動している。
この機能、端的に言えば高速道路の運転支援。「やっちゃえ、日産」のアレだ。ハンドル右側にあるブルーのボタンで準備状態になり、その左側にあるつまみで速度を設定、前のクルマを車間距離を保ちながら追尾する。


「アクセルは踏んでいないし、ハンドルに手を添えているだけです。ボクのエクストレイルには搭載されていないですけど、この機能はめちゃくちゃいいですね。仙台出張も、これがあれば、疲れ方が全然変わってくると思います」(佐藤)
いまはどんどん技術もアップデートされていて、減速や加速も非常にスムーズ。怖さも感じないし、そもそも乗っている側は気づかないほど。
その後もドライブは快適に進む。ここまで来ると、都内よりもグッと冷えてきた。そろそろ高速を降りる頃。雪よ、あってくれ!
うどんでお腹いっぱいでも完食できる、モツとカツ。
スキー場へ行く前に、まずは腹ごしらえから。この日は、最近このあたりに新たな拠点を作っているカメラマンの紹介で、渋い食堂にやってきた。外観からすでに、うまさが伝わってくる。

住所:長野県上田市真田町本原914-11
電話:0268-72-2535
店名を見ると「駅の近く?」となりそうだけど、周辺には駅もなければ線路もない。どうやら、50年以上も前にこのあたりは駅だったようで、この店名がつけられているのだそう。創業60年以上の老舗は、ランチタイムとなると常に満席だ。


ここの名物は、なんといってもモツ煮。大ぶりで、甘辛い味噌で煮たモツは、運動前のエネルギー補給にもうってつけだ。カツ重もうまい。卵でとじるタイプではなく、上信越地方でよく見られる、タレにくぐらせたタイプのやつ。


自身のフリーペーパーもだし、食雑誌の取材で各地のうまいものを食べまくっている髙阪さんも、その味に舌を巻く。
「モツは食感がしっかり残っていて、味噌のコクは感じるけど、決して味が濃いわけじゃない。食べ進めるほどにおいしいです」と、じつは途中のSAでうどんを食べていたのに、しっかり平らげた。

お腹を満たしたら、次はそのカロリーを消費する時間。お待ちかねのスキー場へGOです。
山であれ、雪であれ、泥であれ。エクストレイルには関係なし!
それまでは雪の気配すら感じられなかったのに、スキー場へ向かう坂道を登り始めると、途端に雪が路肩に現れた。さらに登って行くと、完全に雪道に。





今回乗っているe-4ORCEは、2つのモーターで前後の駆動力を緻密に制御することで、雪も坂も関係なく、ぐいぐい進む。さらにSNOWモードたるものも搭載されていて、同じく2つのモーターによって力をコントロールし、滑りやすい路面でも安定した走行を叶えてくれる。やっぱりこのクルマは、雪を巻き上げる姿もサマになる。
そうして辿り着いた「湯の丸スキー場」。よかった、雪もバッチリ残ってる。

住所:長野県東御市新張1270
電話:0268-64-0400
HP:yunomaru.co.jp/
かくいう2人は、スノーボーダー。佐藤さんは雪国育ちで、幼少期からスキー場へ通い、大人になってからも最低でも1シーズンに1回はスキー場を訪れている。髙阪さんは生まれこそ広島だけど、スノーボード歴は約20年。本ウェブサイトでのスノーボード系の記事は、だいたい髙阪さんが担当していたりもする。

「素朴な町のスキー場って感じで、いいですね。最近はスキーリゾートに行く人も少なくないですけど、パッと行って、パッと滑るなら、この規模感くらいがちょうどいいかも」と佐藤さん。リフトも、一日券(5,400円)以外に、4時間券(4,400円)、1回券(500円)と種類が豊富で、お財布にも優しい。


早速リフトに乗り、滑降をはじめた2人。約1時間ノンストップで、スノーボード欲を満たしていく。高阪さんは途中クルクルまわったり、佐藤さんもギュイギュイ曲がり、日頃のストレスを風とともに流していく。


スキーやスノーボードへ行くとなると、荷物がとにかく増えてしまうもの。冒頭で佐藤さんも言っていたけれど、「エクストレイル」は荷台は広々で、2人分の荷物を詰め込んでもまだスペースに余裕がある。ディーラーオプションである防水仕様の「ラゲッジトレイ」を用意したなら、泥や雪がついていても気兼ねなく荷物を置けるし、汚れたなら取り出して水で洗えばいい。



シートも防水のため、グローブやヘッドギアをそのまま置いても問題なし。やっぱり「エクストレイル」は、いつだってアクティブ派に寄り添った設計になっている。
ちなみに、このスキー場は「首都圏から一番近いスキー場」とされていて、3時間もかからず辿り着ける。ほとんどが地元民で、人も少なく、結構穴場かも。


次の目的地へ行く前に、Google搭載ナビで住所を検索。街歩きでいつもお世話になっているアプリだから、操作を迷うことがないし、画面は大きく非常に見やすい。初めての道も、入り組んだ道も、これがあれば安心・安全!
築100年の建物と、我慢できなかった温泉欲。
髙阪さんは、旅先でのリサーチも怠らない。次に立ち寄ったのは、そんな彼がブックマークしていた地元の複合施設。
ちょっと複雑なのだけど、「LUVER」は「出丸邸」という施設のなかにあるライフスタイルショップ。アウトドアギアも豊富で、ウエアも取り扱っている。施設内にはRVパーク、周辺にはキャンプ場が点在しているから、とくに夏場は、足りないギアを買い足しにくるキャンパーが多いという。

住所:長野県上田市芳田1890−1
IG:luver_jp


「出丸邸」自体は、築100年の建物を改装した1日1組の宿泊施設。サウナも併設されていて、ドロップインでも利用可能。いまの時期はスキー終わりのお客さんも多いそうで、この日も体験したかったのだけど先客があったため、断念することに。


「もう、この欲望は抑えきれないっす」と誰かが言った。たしかにそうだ。プランにはなかったけれど、最後は温泉でドライブをしめくくろう。

住所:長野県佐久市布施1228−1228
電話:0267-53-0181
HP:www.shinkou-saku.or.jp/fuse/
じつは髙阪さん、これまで温泉もサウナも興味がなかったという。けれどあるとき、ひとりの作家さんと出会ったことで、その価値観は一変した。
「『口果報』をきっかけに、画家の牧野伊三夫さんという方と飲ませていただくようになったんです。牧野さんは、飲む前に必ず銭湯に行くのがお決まりコース。あるとき、一緒に銭湯に入り温冷浴を教わってから、整うって感覚がはじめて分かったんです。そこから頻繁に通うようになりました。同時に、温泉に入ると旅行気分が高まると牧野さんは言っていて。それは旅先でも、東京であったとしても変わらないなと」

佐藤さんは逆に、昔から温泉をこよなく愛している。最近は地方へ行くたび、道中の温泉につかって帰ってくることが多いそう。
「一時期は絶対サウナに入りたかったんですけど、最近はサウナで意識的に整うよりも、温泉にゆったり浸かるのが気持ちよくなってきました。特に露天風呂は大好きですね。布施温泉も静かで、開放的で、最高でした」
3時間で行けるなら、また来週あたりにでも。

これにて、長野のワンデイドライブは終了です。おふたり、本日はいかがでしたか?
「じつはボク、旅行というのがあまり好きではないんです。嫌いと言ってもいいかもしれない(笑)。新幹線や飛行機に乗るという行為もソワソワして嫌ですし、余計な待ち時間が多いのも苦手。それに比べて、ワンデイドライブってちょうどいいなと思って。旅行気分もしっかり味わえましたしね。ただ、ポジションは助手席がいいです(笑)」(髙阪)
「ボクは長距離運転でもまったく苦にならないタイプなので、いつでも運転しますよ(笑)。今日は、なによりクルマが快適でした。いつもに比べて、お世辞ではなく疲れてないです。いろんなアシスト機能がついていたし、振動も少なくて、車内も静か。最高のドライブでした!」(佐藤)

最後の最後に、SAに立ち寄り、ふたりがよく知るコーヒーを買って、もうひと踏ん張り。
前日に思い立って、翌朝出発して、日が暮れる前に帰ってくる。ワンデイドライブはそれくらいのノリでいい。大げさな計画も、大きいスーツケースも要らない。くわえて、車内の時間が快適であればあるほど、いまよりもっと、出かけようと思えるはず。
今回ふたりが乗った「エクストレイル ROCK CREEK e-4ORCE」は、アクティビティをサポートするだけでなく、ドライブも後押ししてくれる一台だった。プロパイロットで高速の疲れを減らし、e-4ORCEで雪道をものともせず、広い荷室でスノーボードの荷物をまるっと飲み込む。このクルマがあれば長距離運転も怖くない。

まだ知らない街が、クルマで3時間以内に、きっとある。結構行きつくしたけど、きっとある。おすすめやリクエストがあれば、ぜひ教えてください!
Photo / Shouta Kikuchi
日産 エクストレイル ROCK CREEK e-4ORCE 公式ページはこちら


