ログの「平小屋」を体験！小さく建てて、大きく遊ぶ、BESSの「栖ログ」。

ログハウスをBESS流の平屋に仕上げた、栖（すみか）口グ。壁のない室内やリビングとつながるウッドデッキなど、自由な作りの木の家を、外遊びの達人夫婦はどう暮らすのか？体感してもらいました。

**武村信宏／CLAMP 代表、由紀子さん／CLAMP スタッフ**（左から）
二人で大阪から長野へ移住し、15年前に自転車と趣味の外遊びを組み合わせて提案するショップとしてCLAMPを伊那市にオープンさせた。現在では県内外のアウトドア好きの人々をつなげる拠点に。「外遊びは欠かせないライフワーク。将来は山と街のちょうど中間で暮らしたいです」。

**栖（すみか）ログ**
平屋のような小屋のような、BESSが提案する平小屋として登場した「栖（すみか）ログ」。どっしりとしたログハウスの佇まいがありつつ、外との距離がとくに近いコンパクトモデル。室内はキッチンやリビングなどの壁を設けず、ワンルームになっている。ハシゴを登ると秘密基地のようなロフト空間が広がり、潜望窓からは夜空を楽しむこともできる、遊びゴコロあふれるログ作りが魅力。

Table Of Contents : 目次

外遊びを最大限楽しむために。身体と心を整える、外と家の中間地。
遊びゴコロを忘れない空間で、外遊びの準備も家の中でのひとときも充実。
アウトドアと日常が、ちょうどいい距離感の住まい。
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外遊びを最大限楽しむために。身体と心を整える、外と家の中間地。

壁のないLDKと隠れ家的なロフトだけのシンプルな木の家、栖（すみか）ログでの暮らしを体験してくれたのは、長野・伊那で自転車屋CLAMPを営む武村さん夫婦。二人はアウトドアのほか、昭和レトロ好きという共通点も。「いずれは平屋に住みたくて。夫婦と飼い猫3匹が住むには十分な広さです」。

店舗では山のアクティビティを中心に、自転車やアウトドアの楽しさを伝えている武村さんにとって、家は外遊びを最大限楽しむため、コンディションを整える空間だそう。「この家ならウッドデッキで自転車を整備して、室内のロフトでストレッチをしたり、カラダのメンテもしたいですね」。

また、仕切りのない空間が生み出す余白には、季節外のギアを飾りながら収納したいとか。栖ログのような自由度の高い作りなら、コンパクトな空間でも可能性は無限大だ。

遊びゴコロを忘れない空間で、外遊びの準備も家の中でのひとときも充実。

ウッドデッキでバイクのメンテナンスをする際は、小さなパーツの紛失防止として、ラグやマットを用意。武村さん夫婦の愛車は、ショップオリジナルのシーバイクランプのグラベルバイク。アクティビティだけでなく、毎日ライドを楽しめるよう個人に合わせた完全オーダーメイド。

小屋裏と呼ばれるロフト空間。「広さがあるから、ギア収納やストレッチする場所、寝るところにもなるし、アイデアが膨らみます」。バイクから登山、バックカントリースキーまで年中、山で遊ぶ武村さん。数多くあるギアのうち、季節外のものは壁や天井の空間を活用して収納するそう。「見せる収納は取り出しやすく、忘れ物防止にもつながります」。

今回のM40サイズには2か所にロフトがあり、左右をつなぐ空中廊下を備える。ギアの保管は効率の良さがポイント。「デッドスペースになりがちな天井や壁が使いやすい。お気に入りの道具をいつも見られるのもいい（笑）」。また、バイク用のヘルメットやシューズなど使用頻度の高いものは、乾燥を兼ねて軒下に吊るして収納。

1階は広々としたワンルームの空間。ウッドデッキからの距離も近く、準備を終えたらそのまま外遊びに直行できる。また、由紀子さん的にはキッチンが中央に位置するのもお気に入り。「夫婦揃って美味しいご飯が好きで。食事の空間も重要です」。

アウトドアと日常が、ちょうどいい距離感の住まい。

今は店舗の上に住まいを構え、山に遊びに来た友人を案内した後、自宅に泊めることもあるという武村さん。「ある意味で自宅が宿泊施設のような感覚。いずれCLAMPで衣食住すべてを提案できる拠点にしたいと考えています。この家も室内にいながら外を身近に感じられる作りが気に入りました」。

「昭和レトロな雰囲気もアウトドアも、共通の趣味が多いんです。だからすべてに手が届くようなコンパクトな空間で、好きなものが常に身近にある生活はいいですね」。そう話す由紀子さんは、日々活発に動き続ける武村さんを支える存在。家の中での作業中も、ウッドデッキなどで自転車を整備する姿が見えるサイズ感もお気に入りだ。