これまでもたくさんのキャンパーユーザーを取材してきたBESSユーザーのお宅訪問。今回はキャンプを共通の趣味にするファミリーが住む、「ワンダーデバイス」の暮らしをご紹介! 夫婦の好みが近いとのことで、まさに家族の理想空間に仕上がった家では、どのような毎日を楽しんでいるのでしょうか。

夫婦はもとからキャンプが趣味で、出会いもキャンプ場だったほど。7年前に結婚し、2020年にお互いの実家からも近い現在の土地を購入したそう。「夫婦の趣味がとても近いので、家を探す際もはじめからBESSで購入しようと、ふたりで話していました」。

「ワンダーな毎日を創りたくなる装置」を目指して20年前に開発された、BESSのラインナップのなかでも定番人気を誇るモデル。シャープな印象のあるガルバリウムの外観と、ログハウスのような温もりを感じる木材をふんだんに使った室内、最大6mある吹き抜けの開放的な空間が魅力。

今回のROOM TOURの様子は、BESSの公式YouTubeチャンネル「BESSの家」でも公開中!!
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憧れのBESSで実現する、趣味に囲まれた暮らし。

夫婦ともにキャンプ好きという我妻さん夫婦。結婚後すぐ「いつかジブンだけの家が欲しかった」という隼さんから一軒家の購入を相談。すぐ土地探しがスタートしました。運良くさまざまな条件が合い、我妻さんの実家近くにある150坪の広い土地を見つけたふたり。目の前に田園風景が広がり、突き当りの立地も気に入ったそう。

「家は、BESSのような木をふんだんに使った家がいいとずっと考えていました。それは妻も同じ。展示場へ行き、程々の家と悩んだのですが、シャープな印象と外壁の手入れも考慮してワンダーデバイスを選びました」。そんなウッディーな雰囲気の室内には、夫婦共通の好みであるヴィンテージものやレトロな雰囲気の家具が並びます。
レトロヴィンテージな空間は、スタイリングのアイデアが満載!

ふたりがよく足を運ぶのは、茨城県にある『バックヤード』というお店。「ダイニングテーブルは、ヴィンテージの家具をリメイクしたものを選びました。イスはバラバラのデザインにしたくて、いろんな古道具屋から選んだり、妻の親戚宅からもらった藤のイスも使っています」。

2階のロフトスペースには、趣味のレザークラフトを行う作業スペースをDIY。「引き出しが好きでつい買ってしまうのですが、デスクはそれらの組み合わせを前提にサイズを決めました」。お気に入りのアイテムは、ダイニングでも使っているアメリカ製のヴィンテージチェア。「ギミックがおもしろいんです。あと、古着屋で買い集めていた古い鍵を飾ったらおしゃれかなと思い、板にフックを付けて飾りにしました」。

ほかにも、1階のリビングにはヴィンテージのプリンタートレイに蚤の市などで見つけた雑貨を飾ってみたり、古い扉をまるでアートのようにディスプレイ。「妻のアイデアで、蚤の市で見つけた漏斗を花瓶に見立て、ドライフラワーを挿しました」。また、小さな引き出しは、家具職人だった朋子さんの曾祖父が作ったものだそうで、夫婦の趣味がつまった一角に。
古い家具と同様に、古着も好きという夫婦。とくに隼さんはBarbourをコレクションしているそう。「ビューフォートというモデルがお気に入りで、これは生まれ年に作られたバースデーバブアーです。自室にあるDIYの棚には、コレクションを飾りました」。
ないものは作る。家にジャストサイズのインテリアをDIY!


自作で棚を制作したりと、家ができてからグリーンのみならずDIY好きにも拍車が掛かったとか。「1個目のアイテムはキッチンの食器棚です。まだ建築中の家にお邪魔して採寸して、家が完成してすぐ使える状態にしました」。
そのほかにも、冷蔵庫横にパントリー的な細長い収納棚を作ったり、玄関のシューズラックも幅ぴったりのサイズで使いやすくDIY。靴棚には朋子さんの好きなCONVERSEが並ぶ。

また、洗面所の壁収納には、古いガラス扉を自ら設置。「偶然見つけた古い扉のサイズがピッタリだったので、金具を付けて収納の扉にしました。上の配電盤は、木の壁と色味を合わせて目隠しを自作しています」。

家具だけでなく、庭先やウッドデッキにもDIYによるアイテムが。「ウッドデッキにはボクが好きな亀やメダカを飼育する水槽を作ったり、娘が遊べる滑り台を作りました」。ここで夕飯を食べたりするだけでなく、めいちゃんの遊び場としても大活躍の様子。
ほかにも玄関横のアプローチに使った枕木や照明、野鳥の餌箱など広い庭をいかし、自然を楽しめるような工夫もチラホラ。「直近で作ったものは養蜂のための巣箱。内側に蜜蝋を塗っているので、来年の春に住み着いてくれるといいなと思っています」。
徒歩0分のキャンプ場! 庭は自由な外遊びスペース。


こうして趣味が広がった我妻さんですが、もともと好きだったキャンプもまだまだ満喫中。「広い庭があればキャンプができるなと思って」と話すように、広い空間はテントをいくつも設営できるほど。まだお子さんが小さいため、庭でファミキャンを楽しんだり、友人を呼んで遊ぶことが増えたそう。
キャンプギアはリビング横のスペースに自作の棚を入れて保管中。「ギアはレトロなものも好きですが、機能性重視なUL系も使います。時々ソロキャンに行くのですが、そのときに愛用しているのがフロストリバーの背負子。1人用のギアをすべて入れ、これひとつでキャンプ場に行きます」。

庭の横には薪ストーブを設置した手作りの小屋まで! 寒い時期に鍋をしたりピザを焼いて過ごすとか。「家に薪ストーブを設置していませんが、ここで楽しめています。DIYの作業小屋としても使っていますよ」。

また、クルマにもこだわってアウトドアスタイルなモデルをチョイス。カーポートも設置し、「遠出する際はジープのパトリオットに、出勤や日常の足としてトヨタのプロボックスが活躍しています」。
ますます好きが加速し、趣味の幅もひろがる生活に。

新しい趣味として加わったのが、グリーンだそう。「もともと妻がドライフラワーを作ったり、植物が好きでした。家が広くなりグリーンが増えるにつれ、ボクもハマってしまい(笑)」と、自宅を手に入れたことで趣味がひろがっている様子。

「この家に越してから、キャンプや古道具だけでなく、DIYや家庭菜園など、新しい趣味が増えました」と話す我妻さん夫婦。好きなものはより好きになり、新しいことにも挑戦する日々。ワンダーデバイスでの生活が、趣味時間をますます加速させていました。
「風のログ」と「程々の家」特別モデルが、BESS40周年を記念して登場!

まもなく40数年を迎えるBESSから特別な2モデルが登場。「風のログ」は、端から端まですべてが“吹き抜け”の爽快感あふれる空間、思わず駆け上がりたくなるようなユニークな“まんなか階段”、外にあるデッキを室内縦断するように配置した7.7mの“インナーデッキ”など、家の中でも“風”を感じることができるBESSらしい自由なログ作りが特徴。
程々の家シリーズの特別モデルとなる「晴七色(はれなないろ)」は、従来の落ち着いた佇まいに加え、明るい解放感を兼ね備えた楽しげな印象の特別モデル。白壁の内装で空間全体を明るく軽やかな印象に仕上げつつ、深みのある板壁と梁がアクセントに。
気になるヒトは「風のログ」、「晴七色」それぞれの特設サイトをチェックしつつ、詳しくは全国32か所にある最寄りのBESS展示場のLOGWAYまで!!
Photo/Fumihiko Ikemoto Report & Text/Shiyori Kawamura
















