トレランを黎明期から支え、ファッショニスタまで魅了する「サロモン」のスゴさ。

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トレランを黎明期から支え、ファッショニスタまで魅了する「サロモン」のスゴさ。
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スキーブーツから、ファッションアイコンが生まれた軌跡。

スキー用品をルーツに、70年以上もの歴史を持つサロモン。日本では80年代のスキーブームを牽引したことで、その名を一気に知らしめたが、ブランドとしての快進撃は90年代以降も続き、今ではアウトドアシューズがファッションアイコンになるほどブレイク中。そんなサロモンの軌跡を振り返ります。

フランス・アルプスの湖畔街、アネシーにて1947年に創業。スキーのプレートとエッジの研磨工場としてスタートした「サロモン」は、70年代には世界一のビンディングメーカーへと成長を遂げる。

ブランド名にもなっている創業者の「フランソワ・サロモン」。息子のジョルジョとともに、フランスのアヌシーで創業した。
こちらは創業時の社屋。当時はスキーエッジ研磨工場だった。
革新的なリアエントリー式ブーツをアピールする80年代のポスター。

そして、90年代にはウインタースポーツで培ったノウハウを活かし、トレランの原型となるアドベンチャーレースにも参入。スキーブーツ用のクイックシューレースをハイクシューズに応用するなど、斬新かつ革新的なアプローチで、トレラン黎明期を支えてきた。

クロスカントリー用のブーツ「SR911」。暖冬により在庫過多となった92年、ソールをゴムにしてトレッキングブーツにするアイデアを実践していく。
そして誕生したのが、サロモン初のハイクシューズ「アドベンチャー9」の原型モデル。
その後にリリースされた「アドベンチャー7」。この頃からファッションシーンでも話題に。

しかし、魅了されたのは、ハイカーだけにあらず。2015年にパリのショップ、ブロークンアームとコラボしたことで、世界中のファッショニスタからも注目を集めることに。近年ではラルフ・ローレンや川久保玲の着用が話題になったことも記憶に新しい。

2000年代に入るとXA PROが登場。
サロモンのアイデンティティのひとつ、クイックシューレース。
異業種コラボも積極的に展開。こちらは07~08年に企画されたスズキの本格四駆SUV、エスクードのサロモン限定車。
現在も創業時から拠点は変わらず、本社があるのはフランス南東部の湖畔街、アヌシー。敷地内には自社のラボラトリーやデザインセンターも構え、あらゆるプロダクトの技術革新や研究が進められている。

そんな期待に応えるように、2019年にはファション向けのシューズラインも始動。往年の名作を限定カラーで復刻させるなど、新たな試みにも挑戦している。これからも「サロモン」から目が離せません!!

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GO OUT編集部
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