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スキーブーツから、ファッションアイコンが生まれた軌跡。
スキー用品をルーツに、70年以上もの歴史を持つサロモン。日本では80年代のスキーブームを牽引したことで、その名を一気に知らしめたが、ブランドとしての快進撃は90年代以降も続き、今ではアウトドアシューズがファッションアイコンになるほどブレイク中。そんなサロモンの軌跡を振り返ります。
フランス・アルプスの湖畔街、アネシーにて1947年に創業。スキーのプレートとエッジの研磨工場としてスタートした「サロモン」は、70年代には世界一のビンディングメーカーへと成長を遂げる。
そして、90年代にはウインタースポーツで培ったノウハウを活かし、トレランの原型となるアドベンチャーレースにも参入。スキーブーツ用のクイックシューレースをハイクシューズに応用するなど、斬新かつ革新的なアプローチで、トレラン黎明期を支えてきた。
しかし、魅了されたのは、ハイカーだけにあらず。2015年にパリのショップ、ブロークンアームとコラボしたことで、世界中のファッショニスタからも注目を集めることに。近年ではラルフ・ローレンや川久保玲の着用が話題になったことも記憶に新しい。
そんな期待に応えるように、2019年にはファション向けのシューズラインも始動。往年の名作を限定カラーで復刻させるなど、新たな試みにも挑戦している。これからも「サロモン」から目が離せません!!