米軍基地の隣接エリアで、お宝探し!【春の、インテリア DIG TOUR!! 〜福生編〜】

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米軍基地の隣接エリアで、お宝探し!【春の、インテリア DIG TOUR!! 〜福生編〜】
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“日本のアメリカ”で、軍モノ&ヴィンテージを掘る。

転職や進学などのイベントがなくても、暮らしを切り替えて気分転換したいこの時期。なら新しいインテリアでも、と買い物の言い訳も立つというもの。ネットで探すのもいいけど、家具やインテリアは、やっぱり店に行って探すに限る! そこで、東京やその周辺のショップをGO OUT常連の仲良しコンビと一緒にぐるり巡ってきた。

ユナイトナイン プレスの大桃祥弘さん(左)とピープルショールーム代表の山田昭一さん(右)は、一緒に古着屋を巡ったり、飲みに行ったり、家族ぐるみで旅行へ行ったりと、大の仲良し。この1月も新潟へスキー旅行へと行ってきたばかり。お互いの呼び名は「桃ちゃん」と「山ちゃん」。

アパレルやアウトドアブランドのPRとして活躍する大桃さんと山田さんは、身につけるものはもちろん、家のインテリアにも並々ならぬこだわりを持っている。デザイナーズもヴィンテージも、有名無名なく、琴線に触れたお気に入りだけを購入するという。

そんな2人と訪れたのは、米軍横田基地が目と鼻の先にあり、アメリカンな店がひしめく福生。「福生は久しぶり」という彼らは、果たして、どんなお宝インテリアアイテムをゲットするのか⁉︎

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【SHOP 1】BIG MAMA

店舗情報は記事末に記載。

「BIG MAMA」は、福生を代表するアメリカンヴィンテージの雑貨店。1950年代〜60年代のものを中心に、現地で買い付けてきた雑貨が店内を埋め尽くす。目につくものすべてに、古き良きアメリカのムードを感じられる。

2021年に会社を設立した山田さんは、オフィスで使うアイテムを買うのもこの日の目的のひとつ。「オフィスが本当にサッパリしているので、ちょっと気の利いたインテリアが見つかればうれしいですね!」と意気込む。

一方、大桃さんが入店して早々心を奪われたのは、アメリカ雑貨の永世定番FIRE KING(ファイヤーキング)。店の一角にはファイヤーキングのほか、Pyrex(パイレックス)などの食器がずらりと並ぶ。そのほとんどは50年代から60年代に製造されたもので、MADE IN USAの代物だ。

FIRE KING CUP & SAUCER SET ¥12800

「家にもいくつかファイヤーキングがあるんですけど、このジェダイシリーズに目がなくて。都内で買うより、ちょっと安いかも」と即決。ちなみにBIG MAMAには、もっと古い貴重なファイヤーキングも多数揃っている。

Vintage JUG ¥14800

山田さんのファーストチョイスは、さすが外遊び好きといったセレクト。「アウトドアの撮影も多いので、そんなときの小道具としても使えそう」

「最新のギアはもちろん優れているし見た目もスタイリッシュだけど、ヴィンテージのアウトドアギアが持つローテク感もまた味わい深いですよね」。機能は度外視で、テントサイトのワンポイントにもアリだと話す。

次に「こういうのがいいんですよ〜!」と山田さんが見惚れたポスターは、BIG MAMAのオーナーが昔から集めているヴィンテージポスターの復刻版。額装して販売されているから買いやすい。

VINTAGE POSTER ¥1500

「会社を立ち上げたので、新生活みたいな気分なんです。新生活って、壁とか寂しいじゃないですか」と、Levi’s(リーバイス)とホリデイインのポスターをセレクト。

POISON BOTTLE ¥34800

店内の一番奥、ガラスケースに鎮座するのはドクロの陶器。「POISON」が差すのはハードリカーだ。「なるほど。これ、テキーラなんかをショットで飲むセットですね。欲しいな〜」と大桃さん。すかさず「桃ちゃん、ショット飲んだらぶっ倒れるじゃん(笑)」と山田さんからツッコミが入る。

超がつくほどの下戸だという大桃さんは、ショットを飲む用ではなく「観賞用として愛でたい」らしい。ドクロのものが大好物なのだとか。

BIG MAMAを堪能したあとは、2軒隣にある系列店MINT MOTELでコーヒーブレイク。それにしても、福生はどこを向いてもアメリカで、異国情緒がムンムン。思いがけないショップとの出会いもあるから、徒歩移動がおすすめだ。

【SHOP 2】GOOD KING’S SQUADRON

店舗情報は記事末に記載。

次に2人が訪れたGOOD KING’S SQUADRONは、軍の放出品を扱うショップ。横田基地の目の前にあることから、基地内で使われていた多種多様な軍モノが揃っている。

大桃さんはミリタリーウエアが大好きで、造詣も深い。この日着用していたジャケットも、1940年代の希少なものだとか。「インテリアを探しにきたけど、ついウエアに目が気になっちゃいますね……(笑) あ、コレはいいかも!」と手にしたのは、軍モノのバッグ。

MILITARY BAG  ¥9800

バッグとしてではなく、大桃さんはあくまでインテリアとして使いたいという。「ストレージとしてかなりの容量があるし、いろいろ詰めてクッション的に使ってもいい。もちろんキャンプのときにも背負えそうだし、意外と汎用性高いですよ、コレ」と絶賛。

MARKET BASKET ¥1800

山田さんも収納用にバスケットを購入。「細々したものをザクっと入れたり、クルマのなかで使ったりしたいですね」。

ちなみに、GOOD KING’S SQUADRONの本店は、店から徒歩3分ほどの場所にある。こちらがミリタリーなのに対し、本店のGOOD KING’Sはミリタリー以外のアメリカンビンテージが揃っている。

系列店をハシゴ! まだまだ続くDIG TOUR!!は次のページへ。
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Masahiro Kosaka
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