4年前からキャンプイベント『HELLO NEW DAY』を主催しているネイタルデザイン。今年も昨年に続き、鳥取のキャンプ場、FBI大山が会場となるが、東京のブランドでありながら何故、山陰地方でのイベントを開催するのか。その理由やイベントの魅力を語ってもらいます。
というわけで、ネイタルデザインの名コンビ、デザイナーの塚田さんとディレクターのGOTOHさんが登場。せっかくなので、そもそもネイタルデザインってどんなブランドなのか、というルーツ的な部分も探ってみました。
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「子どもが楽しめるイベントがテーマです」(GOTOH)
—今年は10月21日(土)、22日(日)に『HELLO NEW DAY』が開催されます。まずはこのインベトを始めた理由から教えてください。
塚田 単純に新しいことをやりたかったんです。仲間たちと集まってワイワイやれたらいいなって思っていたら、丁度いいタイミングでキャンプ場が借りられることになって。
GOTOH 最初の会場は、千葉(一番星ヴィレッジ)だったけど、それは仕事が終わってからも参加できるようなイベントにしたかったからなんです。
–それが昨年から鳥取での開催になりました。
GOTOH 場所はノリで決めたから深い意味はないんですよ(笑)。会場のFBI大山の人と仲良くなって、一緒になにかしようって話になったんです。それと何度か開催するうちに、“仕事終わりでも楽しめるイベント”から、“子どもが楽しめるイベント”にメインテーマも変わりまして。
塚田 関東近郊はキャンプイベントも多いですからね。それなら全然違うところでやってみてもいいかなって。ボクたちにとっても山陰地方は新鮮だけど、東京の他のブランドも、なかなか行く機会がないエリアだと思うから、みんなで行けたらいいなってことで。
「今年はもっと地元の人たちにも参加してもらえればいいな」(塚田)
—昨年、鳥取で開催してみてどうでした?
GOTOH 最高でしたよ。とにかく飯が美味い!! そして景色もすごく綺麗ですね。あと鳥取の人たちは、みんな生活にゆとりがある気がしました。お金の話とかではなく、人生に余裕があるなって感じです。それは東京にはない雰囲気ですね。いろいろ勉強になりましたね。
塚田 昨年は東京の知り合いたちや、大阪や岡山から来てくれた人が多かったんですよ。だから今年はもっと地元の人たちにも参加してもらえればいいなって思っています。
–では今年の見所を教えてください。
GOTOH 星座に詳しい先生を呼んで、夜に星を見るイベントをやります。子どもたちに向けて。星が綺麗な鳥取ならではの企画ですね。
塚田 その時間だけ灯りも全部消して、天然のプラネタリウムにするんですよ。
–それはおもしろそう!!
塚田 地元の人たちに協力してもらって、鳥取マルシェみたいなフードコートも用意しました。そこには広島や岡山、熊本の美味しいお店も参加してくれます。それと初の試みだけど、朝御飯をやりたいんですよね。早朝からお店を開けてもらって、地元の食材で美味しい朝食を提供してもらうっていう。
GOTOH 今年はワークショップもさらに充実させていますよ。職人さんを呼んで、伝統的な技法の説明もしてもらったり。
「また動物園やります!! どんなバンドも動物には勝てない(笑)」(GOTOH)
塚田 こういうイベントって、ライブがメインになりがちだけど、できれば音楽、フード、ワークショップが同じくらいのバランスで楽しめることができたらいいなって思うんですよ。
GOTOH あと今年も移動動物園を呼んでいます。餌もあげられるから、子どもたちは1番盛り上がりますね。どんなバンドも動物には勝てない(笑)
塚田浩二さん
1977年生まれ、東京都出身。プライベートではスポーツ観戦全般が趣味。西海岸カルチャーと野球をこよなく愛する、ネイタルデザインのデザイン担当。今年もファミリーキャンプを満喫中。
GOTOHさん
1977年生まれ、東京都出身。ヒゲとロングドレッドがトレードマークのネイタルデザインのフロントマン。ヴィンテージランタンのコレクションなど、アウトドアギア好きとしても有名。