忖度ナシのガチ査定? ティンバーランドの名作復刻「ユーロハイカー」を、シューズ好きが語り尽くす!

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忖度ナシのガチ査定? ティンバーランドの名作復刻「ユーロハイカー」を、シューズ好きが語り尽くす!
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イエローブーツ、スリーアイと並ぶアイコンが完全復活。

アメリカ東海岸で誕生し、ワーク&アウトドアをコンセプトにした機能的なフットウエアを展開するTimberland(ティンバーランド)

NYのBボーイたちに愛されたイエローブーツや、アメカジの定番アイテムとなるスリーアイクラシックなど、様々な名品が揃うが、そんなアイコンモデルと並ぶアウトドアブーツ「ユーロハイカー」が、10数年ぶりに国内で復刻した。

左から/甲斐一彦(BAMBOO SHOOTディレクター)、アクタガワタカトシ(クリエイティブディレクター)、中島貴大(スタイリスト)。ご存知、バンブーシュートのディレクターとして活躍する甲斐氏、様々なクリエイティブに携わり、GO OUT本誌でもアウトドアギアにまつわる連載を持つアクタガワ氏、人気のスタイリストとして活躍する中島氏。みんな同世代で、それぞれシューズには独自のこだわりがある。

そこで、GO OUTでもお馴染みのシューズ好きナイスミドルたちが約2年ぶりに再集結。復刻モデルや新作ブーツを手に、再び忖度ナシの座談会をしてもらった。

最後にはお気に入りのモデルを着用したファッションスナップも紹介! はたして3人の率直な感想と、各自が選んだモデルは?

90年代を象徴する配色とクラシックなデザイン。

EURO HIKER HIKING BOOTS ¥19800

こちらが、1988年に登場したオリジナルを忠実に再現した国内復刻モデルの「ユーロハイカーハイキングブーツ」。当時のヨーロッパのハイクシューズの要素を取り入れたクラシックなディテールながら、スニーカーのような軽やかな履き心地が楽しめる一足に仕上げられている。

「ローファーの延長でスリーアイも人気だった」

―前回もお聞きしましたが、改めて3人のティンバーランドとの出会いから教えてください。

アクタガワ「世代的には、やっぱりスリーアイですよ。高校生の頃」

中島「1988年じゃない? 俺は高1だったと思う」

甲斐「流行ったよね。渋カジとキレカジの時代」

アクタガワ「渋カジのちょっと綺麗な格好ね。みんなローファーとか履いていて、その延長でスリーアイも人気だった。でも当時のモデルは濡れるとカカトのレザーが縮むんだよね(笑)」

中島「そうそう、サンダルみたいになっちゃう(笑)」

「まだブーツはあまり馴染みなかったかも」

―今回の復刻モデル、ユーロハイカーハイキングブーツ」が登場したの1988年です。当時、その存在を知っていました?

アクタガワ「雑誌に載っていたけど、正直そこまでチェックしていなかったかな」

中島「オレもファッション誌で紹介されていたのを見たくらいかも」

甲斐「当時のティンバーランドといえば、まだイエローヌバックが流行る前だからね。ブーツ系はあまり馴染みなかったかも。特に山靴って印象はなかったはず」

アクタガワ「あ、でもオレは、オレゴン州のマウント・フッドにあるティンバーライン・ロッジに、ティンバーランドのブーツが並んでいるのを見たことがあったから、アウトドアのイメージは結構昔からあったよ」

中島「でもティンバーランド自体は東海岸のブランドなんだよね。確か、ニューハンプシャー発祥でしょ」

「“ビーフ&ブロッコリー”の2トーンも完璧!」

―日本での復刻は10数年ぶりとのことですが、新作モデルはどうでしょう。

中島「でも本国では継続してリリースされているんでしょ?」

アクタガワ「アメリカのアウトドアブランドのカタログなんかには、ずっと載っているはず」

甲斐「それはオレも見たことある」

アクタガワ「でも正直、当時のオリジナルと復刻モデルの違いがわからない(笑)」

中島「多分、忠実に再現しているよ。この2トーンの色味とかも完璧でしょ。“ビーフ&ブロッコリー”だっけ? なんでそんな色の名前なの?」

甲斐「90年代のブラックミュージック界隈で流行ったんだよ。ニューヨークのチャイニーズタウンの料理のひとつなんだけど、この色味のブーツをスミフ・ン・ウェッスンやナズが、そう呼んで取り入れて、ブレイクしたっていう」

中島「そうなんだ! ちゃんとカルチャーに根付いているのはいいよね」

甲斐「当時のラッパーは、ティンバーランドのブーツを履くのがステータスだったから」

アクタガワ「甲斐は若い頃Bボーイだったからね(笑)」

甲斐「この復刻モデル、懐かしい感じするもん(笑) ダブルステッチもいいし、オイルドレザーの素材感も最高」

中島「ちゃんと触るの初めてだけど、レザーを使っているのにめちゃくちゃ軽いね !!」

「トレッキングブーツだけど街で履きたい」

―どんなカンジで履きこなしたいですか?

中島「ワイドパンツも細身のパンツも合うけど、オリーブカラーを見せたいから、ちょっと短めのパンツに合わせたいかな。もしくはロールアップするか」

甲斐「オレなら軍パンかな。今日のスタイルにマッチすると思う」

アクタガワ「トレッキングブーツだけど街で履きたいよね。あとはキャンプとか。山に行くなら、もう少しハイテクなモデルを選ぶと思う」

甲斐「でも普段着になるべく近い装備で、登山っていうのもいいよね。気軽に行ける低山に限るけど」

中島「それならこのブーツがいいかも」

甲斐「そうなんだよ。ちょうどいいよね。クラシックな見た目もいい感じだし」

アクタガワ「オイルドレザーだからね。でもサイドのテープ部分もしっかりしているから防水性も高いと思うよ」

「ホールドするけど屈曲性もあるから歩きやすい」

―実際に履いてみてどうですか?

甲斐「柔らかいけど、安定感があるね。あとやっぱり軍パンに合う!」

中島「いいね。俺も今日ベイカーパンツを穿こうか迷ったけど、甲斐が絶対穿いてくると思ったからやめたよ(笑)」

アクタガワ「自分的にはあまり選ばないセレクトだけど、履いてみると違和感ないね。しかもミッドソールがEVAだから、スニーカー感覚で歩ける」

中島「確かにラク。足首までホールドするけど屈曲性もあるから歩きやすい」

甲斐「それでソールがしっかりしているから安心感もある」

アクタガワ「やっぱ実際に履くと、当時売れていたのがよくわかるよね」

ブランドのスタイルを踏襲する最新トレイルシューズ。

TIMBERLAND HERITAGE WATERPROOF RUBBER TOE HIKING BOOTS ¥23100

ユーロハイカーの復刻と共にリリースされた最新鋭のハイクシューズ。ティンバーランドらしいタフなワークスタイルを踏襲しながらも、独自の防水メンブレンや衝撃を吸収するアンチファティーグを採用している。

「タンのロゴの入り方が好き」

―最新鋭のハイクシューズ「ティンバーランド ヘリテージ ウォータープルーフ ラバー トゥ ハイキングブーツ」はどうですか?

アクタガワ「第一印象としては、イエローヌバックの進化系みたいなデザインだなって。アウトドアよりワークブーツっぽい」

中島「結構しっかりした作りだよね」

甲斐「個人的には、タンのロゴの入り方が好き」

アクタガワ「オレたちの世代的には、このロゴは高級品のイメージがあるからね」

中島「カラーリングはどれが好き?」

アクタガワ「自分が履くとしたらトープカラー。ティンバーランドと言えば、でしょ」

甲斐「オールブラックかな。せっかくだしBボーイっぽく太いデニムと合わせたい(笑)」

中島「オレはイエロー×ブラック。イエローのワンポイントが効いていて使いやすそう」

「ブーツらしさを求めるなら断然こっち」

―綺麗に意見が分かれましたね。選んだカラーリングを履いてもらいましょう。

甲斐「なんか手に持って眺めるよりも、履いたほうが格好よく見えるね。上から見るか横から見るかの違いっていうか」

アクタガワ「かなりガッチリしているね。オリジナルの方が履き心地はいいけど、ブーツらしさを求める断然こっちだね」

中島「確かに。作業向きっていうか、いい意味で安全靴っぽい」

甲斐「ワークブーツに近いよね。っていうか、中島、似合うな〜!」

中島「作業現場に居そうな感じ?(笑)」

ユーロハイカーにビブラムソールを搭載した一足。

VIBRAM SOLE WATERPROOF HIKING BOOTS ¥24200

ユーロハイカーをベースに、ビブラムソールやプリマロフトを取り入れて機能性を強化した一足。防水性も高く、雨や雪のフィールドでも快適に歩くことができる。トゥ部分のラバーも印象的。

「最新の機能性が詰まっている感じがする」

―続いて、派生モデルの「ビブラムソール ウォータープルーフ ハイキングブーツ」です。

中島「カラーリングは2色あるけど、シューレースはどっちも同じ色なんだね。とりあえず、配色がおもしろい。ダックブーツっぽいデザインもいい感じじゃない?」。

甲斐「確かに現代風ダックブーツって感じ」。

アクタガワ「配色はオレも好きかも。特にグレー×ブルーにオレンジとイエローを刺し色にしたモデルは、すごくアメリカっぽい。あと女の子が履いても似合いそう」。

中島「あ、女の子にもいいね。スタイリングで使ってみたいかも」

甲斐「早速だけど、ちょっと履いてみていい?」

中島「触ると履いてみたくなるよね(笑) しかもプリマロフト入り! 冬によさそう」

甲斐「実際に履いてみると、やっぱり温かい気がする。雪の日にいいかも」

アクタガワ「ビブラムソールだし、グリップ力もあるよね」

甲斐「なんか最新の機能性が詰まっている感じがする」

アクタガワ「今回のシリーズのなかでは、これが1番実用的なんじゃない?」

スニーカーライクに履けるカジュアルモデル。

EURO HIKER RE-IMAGINED WATERPROOF HIKERS ¥20900

スニーカーのような履き心地のユーロハイカーを、さらにスニーカーに近づけた派生モデル。こちらも独自の防水メンブレンを使用。ナイロンベルトを効果的にあしらった斬新なデザインやポップな配色は、スタイルのアクセントとしても活躍する。

「リップストップの生地使いもユニーク」

―では最後に「ユーロハイカー リイマジン ウォータープルーフ ハイカーズ」をチェックしてもらいましょう。

アクタガワ「これはもはやスニーカーの作りだね。アッパーのサイドに紐を通すテープが付いているのがおもしろい」

中島「これも2色展開か。そしてめちゃくちゃ軽いね。軽量感は4足のなかでダントツでしょ」

甲斐「ブラックベースのモデル、シューズがこのカラーリングなら、紐はブラックかイエローになりそうだけど、ホワイトなのが新鮮じゃない?」

アクタガワ「たぶん、ブラックかイエローの紐だと普通過ぎるんでしょ。これはこれでいい感じだし」

甲斐「確かに。このセンスはちょっと欲しいかも」

中島「リップストップの生地使いもユニークだし、新しいタイプのスニーカーって感じ」

甲斐「あと完全防水なんだよね。ウォータープルーフって書いてある」

中島「早速履いてみようよ」

甲斐「お、履いてみると余計に軽く感じる。レザーシューズとは思えない」

中島「確かに、履き心地は完全にスニーカー」

アクタガワ「本当に、めちゃくちゃ軽い! しかも柔らかい」

甲斐「でしょ? どこまでも歩けそう(笑)」

アクタガワ「自分で履くなら、クイックシューレースにしたいかな。それも合いそうだし」

中島「1番カジュアルに履けそう。でもアウトドアラインだけで4足もあって、それぞれテイストが全然違うのがおもしろいよね」

「それぞれ別注カラーとかがあったらおもしろいかも」

甲斐「ブーツだけで、ここまでわかりやすく機能性が分かれているブランドって他にないんじゃない?」

中島「しかも各々のキャラクターがハッキリしているからね。それぞれ別注カラーとかあったらおもしろいかも」

アクタガワ「それもいいけど、個人的にはティンバーランドには、ベーシックなアメリカ臭さは失ってほしくないかな。そういう憧れ要素は守ってほしい」

甲斐「オレたちの世代はそう思うよね。今も変わらず東海岸らしいブランドだし。できればいろんなアーティストと組んで、おもしろいことやってほしいね」

各自、お気に入りの一足をセレクト!

ということで、4モデルを実際に手にして履いてもらった結果、それぞれが選んだお気に入りの一足を、本日のスタイリングにプラスしてもらった。

甲斐さんは、本日の着こなしにもマッチする「ユーロハイカー ハイキングブーツ」セレクト。もはや家から履いてきたレベルで馴染んでいる。

「90年代のBボーイカルチャーを通ってきた年代としては、やっぱりこのカラーリングは魅力的。レザーの質感も好きだし、デザインもいいよね。日本でも復刻したことだし、改めてちゃんと履いてみたい」。

アクタガワさんは、「デニムガウンやスウェットパンツに合いそう」と、最もボリュームがある、「ティンバーランド ヘリテージ ウォータープルーフ ラバートゥ ハイキングブーツ」が気に入った様子。

「一見するとイエローブーツっぽいけど、ディテールや履き心地は新鮮。普段はあまりこういうブーツは履かないから、逆におもしろいし、実際に手にしてみたら欲しくなりました」

中島さんは、本日は90年代をテーマにしたスタイリングとのことで、そんな着こなしにも合う「ビブラムソール ウォータープルーフ ハイキングブーツ」を着用。

「最初はオリジナルがいいかなと思ったけど、実際に履いてみたらこれが気に入りました。単体で見たら、もうひとつのカラーリングの方が好きだけど、今日のスタイリングに合わせるからこっちのカラーかな」

アウトドアシューズもティンバーランドが狙い目!

今回3人に語ってもらったシューズは、国内復刻した「ユーロハイカー ハイキングブーツ」をはじめ、どれもティンバーランドのアウトドアラインを代表するモデル。

70年代から機能的なフットウエアを作り続けているブランドの技術力を詰め込みながらも、アメリカ東海岸らしい洗練されたデザインで仕上げられているため、フィールドから街まで対応してくれる傑作揃いとなっている。

今秋リリースされた新作ばかりなので、外遊びと街履きと兼用するデイリーなアウトドアシューズとして選んでみては?


(問)ティンバーランド/VFジャパン tel:0120-953-844 

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Photo/Keiichi Ito

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Masatsugu Kuwabara