夏スタイルの新提案。話題のファン付きウエアを、GO OUTな2人が着てみたら……。

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夏スタイルの新提案。話題のファン付きウエアを、GO OUTな2人が着てみたら……。

ファン付きウエアのパイオニアであり、現場作業員から圧倒的な支持を得ているメーカー「空調服」が提案するブランド「AIRGEAR®️(エアギア)」。

ワークアイテムのイメージが強いファン付きウエアに、ファッション性をプラスすることで、日常でも使えるアイテムにアップデート。電動ファンによる冷却機能はそのままに、カジュアルに取り入れられるウエアがラインナップされている。

そこで実際に、街ではどう使えてどう写るのかを検証! GO OUTに携わるフォトグラファーとスタイリストにシゴトの現場(ストリート)で着用してもらった。

Table Of Contents : 目次

ソリッドデザインが際立つラウンドネックブルゾン。

AR12201 ¥16698(ウエアのみ)

「エアギア®️」シリーズを代表するアウターがこちらのベーシックなブルゾン。首元をスッキリ見せるラウンドネックとワントーンカラーで仕上げられたソリッドなデザインが魅力。

立体パターンのボディには、耐久撥水性と透湿性を兼ね備えた高性能タフタを採用。小雨くらいなら弾いてくれるし、アクティブに動いても快適性が持続する。

電動ファンは腰の両サイドに装着する。コンパクトかつ薄型なので着用しても目立ちにくく、ファンを使わないときはフラップで隠すことも可能。ちなみにこちらのファン(ケーブル、バッテリー、その他オプション含む)はウエア本体とは別売り。
今回使用したのは、薄型・軽量・大風量ファンとターボモード搭載バッテリーセットのSK00012 シリーズ。カラバリは4色展開で、グレー、レッド、チャコールグレー、ブラックを用意。専用の14.4Vバッテリーで稼働する。各¥18755(セット内容はファン×2、バッテリー×1、充電アダプター、バッテリーケース)

パーカ×ショーツにレイヤードしてロケハンへ。

池本史彦(フォトグラファー)大手メディアの広告からカルチャー誌、WEB媒体、ブランドのルックまで幅広く活躍。離島のロケや野外フェスなど、アウトドアでの撮影も多く、自身も年間を通してキャンプを楽しんでいる。

フォトグラファーの池本さんは「薄着だとファンを回したときに寒そうだから」と、ワンサイズ上のモデルをパーカの上から羽織った、ラフなレイヤードスタイルを披露。これはアウトドアのロケにも対応する、動きやすさを意識した着こなし。

初夏の街中とはいえ、数分歩くだけでじんわり汗ばむほどの陽気なので、速攻でファンを稼働させるべくスイッチをオン!

その瞬間、2つのファンがパワフルに回転し、凄い勢いでブルゾン内に空気を取り込んでいく。そして汗を蒸発させながら首元から抜けていくため、その気化熱が身体を冷やしてくれる。

「これすごいですね! パーカの中の汗もどんどん乾いていきますよ。一気に涼しくなってきました。やっぱりパーカの上から羽織って正解かもしれない。

僕はエアコンの風が苦手だから、真夏も扇風機を使うことが多いんですよ。このアウターはそれに近いっていうか、無理やり身体を冷やさない、自然の涼しさがありますね。ナチュラルな感じが心地いいです」。

4色あるファンのなかから、池本さんはレッドカラーをセレクト。「ファンはどうしても目立つファンクションだから、逆にスタイルのアクセントになりそうなカラーを選んでみました。こういう遊び方ができるのは新鮮です」。
ノーカラーのラウンドネックは、首元にボリュームがあるフーディとも好相性。もちろんシャツやスウェットにもマッチする。「シルエットが立体的だからパーカの上から羽織っても動きやすいし、ポケットの配置も使いやすくて機能的だと思います」。
バッテリーは左内側にある専用ポケットに収納。このバッテリーにファンを稼働させるスイッチも内蔵され、風力調整も可能。「思った以上にバッテリーが軽くてコンパクト。着用していて全然気にならないレベルですね」。
ロケハン中に少し小雨が降ってきたので、ジャケットの表面をチェックしてみると、しっかりと水滴になり弾いていた。「天候が変わりやすい山でロケをすることもあるから、撥水性のあるウエアは重宝します。これならアウトドアウエアの延長で使えそう!」。
ブルゾン本体のカラバリは、カーキグリーン、ブラック、ベージュの3色展開。どれもソリッドカラーで仕上げられているなか、カーキグリーンとベージュのモデルは、ポケットなどにあしらわれた各所のジップもアクセントに。

アウトドアテイストにあふれたスタンドカラーベスト。

AR22201 ¥12980(ウエアのみ)

もっとアクティブなスタイルに取り入れたいって人は、こちらのベストがオススメ。袖がないため動きやすく、スマートなデザインのスタンドカラーが、スポーティな印象をプラス。アウトドアスタイルにもマッチするルックスとなっている。

もちろんブルゾンと同じ素材を採用しているため、実際にフィールドでも着用可能。キャンプでTシャツの上から多機能ベストを羽織るノリで、カジュアルに取り入れるのもあり。

こちらも腰部の両サイドに電動ファンを装着可能。ブルゾン同様フラップをセットすることで、ファンを隠すこともできる。もちろんファンのカラーは4色から選ぶことができるが、ファン(ケーブル、バッテリー、その他オプション含む)はウエア本体とは別売り。

速乾L/S Tシャツの上から着用し、リース品の返却へ。

中島貴大(スタイリスト)アメカジやミリタリーのカルチャーをベースに、古着から家具、時計まで幅広い知識を持つ人気スタイリスト。サバゲーやキャンプなど、ワイルドなルックスそのままのアクティブな趣味を多く持つ。

スタイリング用に各ブランドからリースしたウエアを返却するのも、スタイリストの日常業務のひとつ。多くの荷物を抱えて歩くことも多いが、だからこそ「暑がりでよく汗もかくから、ファンの機能性を最大限に体感してみたい」と、吸水速乾素材のL/S Tシャツの上からベストを着用する中島さん。

ミリタリーカラーをバランスよく取り入れたスタイリングに、ベージュのベストもマッチ。デイリーで愛用していそうな普段着レベルで、違和感なく馴染んでいる。

リース返却を終えてクルマに戻ってきたところで、「なんかワクワクするよね(笑)」と、早速ファンを稼働させてみることに。

すると、立体シルエットのベストがフンワリと広がり、他では味わえないエアリーな着心地に。ベスト内部を新鮮な空気が通り抜けていき、首元から気化熱と共に排出されていく。

「うわぁ、めちゃくちゃ気持ちいい! 速乾Tシャツが、本当に一瞬で乾きましたよ。これはかなりいいですね。真夏は毎日羽織りたくなるくらい着心地いいかも。

シンプルなワントーンのルックスもいいけど、ベストっていう形状もいいですね。夏でも違和感なく羽織れるし、スタイルを選ばずに使えると思います。これは欲しい!」

ファンのパワフルな性能をダイレクトに体感して、笑顔が止まらない中島さん。「作業現場で働く職人さんが着用している理由がわかりましたよ。これは見た目以上にめちゃくちゃ快適。今度は趣味のサバゲーでも使ってみたいですね」。
4色あるファンのなかから、中島さんはチャコールグレーを着用。でも他の色も気になるとか。「僕がチャコールグレーを選んだのは、コヨーテカラーっぽいベージュのボディにマッチしそうだったから。だけど他のカラーでも違和感なく使えそう。これならカラーバリエーションを揃えて使い分けてもよさそうです」。
フラップをセットするとファンが完全に隠れるため普通のベストとして着用できる。こちらはブルゾンにも共通する機能美ギミック。「ファッションアイテムとしても遜色ないデザインだから、ファンを使わなくても着られますよね。ファンを外して、軽量化して着てもいいと思います」。
こちらは空調服が特許出願中の独自の機能。ウエアの内側に調整肩紐を設置することで、肩周りの空気が浮き、ベストと身体の間を通る風が、前後に回りやすくやすくなる。その結果、空気の流れる量が増え、涼しさが増大する。「さりげないけどすごいアイデアですよね。めちゃくちゃ涼しい理由がわかりました」。
脇からも空気が排出されるため、袖部分はギャザーになっている。これによりファンから取り入れた空気が背中全体を平行に流れ、襟元から抜けていく。「背中の汗を瞬時に蒸発させてくれる工夫がこんなところにもあるんですね。勉強になります」。
操作パネルが一体化したバッテリー。風量は4段階+ターボモードがあり、ボタンひとつで素早く切り替えられる。「普段は弱めに設定しておいて、アクティブに動いた後はターボで一気に冷却させたいですね」。
ベストもブルゾンと同じカラバリが揃う。左からベージュ、カーキグリーン、ブラック。どれもミリタリーライクな配色なので、ストリートからアウトドアまで幅広いスタイルに対応する。

高機能な清涼ウエアで、スマートに夏を乗り切ろう!

ファン付きウエアの最前線の技術とスタイリッシュなデザインが融合したエアギア®️シリーズは、猛暑が続く昨今の日本の夏にフィットする、高機能な清涼プロダクト。

今回はどちらもLLサイズを着用してもらったが、シンプルかつベーシックなデザインなので、合わせるアイテムを選ばずに、トレンド感のある着こなしも楽しめる。

日常はもちろん、キャンプや釣りなどのアクティビティでも活躍するので、外遊び好きなら一着あると重宝するはず。この夏はエアギア®️を取り入れて、快適かつスマートに猛暑を乗り切ってみては?


(問)株式会社 空調服サービスセンター tel:0570-009929 www.9229.co.jp/

Photo/Dai Yamamoto

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Masatsugu Kuwabara
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