BESSによるウワサの “走るログ小屋” に潜入! 移動する趣味小屋、どう使う!?

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BESSによるウワサの “走るログ小屋” に潜入! 移動する趣味小屋、どう使う!?

アウトドア好きの心を掴んではなさない「BESS(ベス)の家」。GO OUT WEBでも趣味人のこだわりが詰まったおしゃれなログハウスの数々を紹介しているので、いつかは自分も……と思っている人も多いのでは? そんなBESSから2021年秋に登場したのが、これまでにないコンセプトの異色のログハウス「走るログ小屋」だ。

部屋ごとフィールドに移動できる趣味部屋としてはもちろん、移動式のコーヒースタンドやプレスルームといったビジネスユースまで使い方次第で夢が広がる。そんな「走るログ小屋」が、1月に開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2022」でイベントとして初めてお披露目されたので、詳細をレポートする。

 

Table Of Contents : 目次

走るログ小屋とは?

「走るログ小屋」は、2016年から販売を開始した固定式のログ小屋「IMAGO(イマーゴ)」にトレーラーハウスのけん引に用いられるシャーシ(車台)を取り付けることで、大胆にも走れるようにしてしまったもの。

「走るログ小屋」のラインアップは2タイプ3モデル。12フィート(広さ約4畳)の「IMAGO iter(イマーゴ イーテル)」と、20フィート(広さ約7畳)の「IMAGO X(イマーゴ エックス)」の2タイプ。12フィートタイプには屋根が木のモデルと幌のモデルが揃い、合計2タイプ3モデルがラインアップしている。

どちらのタイプも車輪付きで、牽引すればどこにでも行くことができるが、「IMAGO iter」の方がそのサイズから牽引して自由にという色が濃く「走るログ小屋」というキャッチコピーが、「IMAGO X」は置きたい場所へ小屋を移動することができるという位置づけで「移るログ小屋」というキャッチコピーがついている。ちなみに、「iter(イーテル)」はラテン語で「旅」を意味する。

 

「IMAGO X」を牽引してイベント会場へ!

そんな20フィートタイプの「IMAGO X(イマーゴ エックス)」が、1月に開催された「TOKYO OUTDOOR SHOW 2022」でイベントとしては初めてお披露目された。

移動可能なログ小屋という特徴を生かして、東京・昭島のモリパークアウトドアヴィレッジの隣に位置する展示場「LOGWAY BESS多摩」から、イベント会場の幕張メッセまでけん引で移動。

牽引車は20フィートタイプならタンドラなどフルサイズのピックアップトラックやSUV、12フィートタイプならディフェンダーなど大型SUV以上が目安。「IMAGO X」の重量は3000kg超なので、けん引には牽引第一種免許が必要となる。ちなみに、牽引第一種免許は、12~15万円ほどで取得できる。

BESS多摩を出発し、高速道路へ。「IMAGO X」はサスペンションや電磁ブレーキを装備しているので、走行も安定している。

なお、走るログ小屋は一般の乗用車と同様、車検証とナンバープレートの交付及び自動車税の納付が必要だ。

 

約7畳。暮らせるほど広い「IMAGO X」の室内をチェック!

牽引されて会場へと到着した「IMAGO X」。「TOKYO OUTDOOR SHOW」の会場では、入り口付近にドーンと展示されて、来場者の注目をひときわ集めていた。

展示された「IMAGO X」はスタイリッシュなブラックカラーにペイントされているが、基本は無塗装での引き渡しなので、自分好みに塗装を楽しむことができる。

連結部はこんな感じ。別売りのドーリー(ボートの牽引などに使う器具)を装着したところ。ちょっとした移動であれば、牽引車を用意しなくてもドーリーを使えば移動ができる。季節に合わせて窓から見える景色を変えるといった粋な使い方も可能だ。

「IMAGO X」の内部はこんな感じ。無垢の木の温もりが心地よく、開放的な窓もあって、高さも十分に確保しているので圧迫感は全くなし。約7畳あるので、ベッドを置いたうえで趣味のスペースも十分にとれて、暮らすこともできそうなほどの広さだ。ちなみに、キャンピングカーと違って水回りの設備はないが、今後オプションとして検討していくそうだ。

展示ではベッド+ダイニングスペースになっていたが、釣り具を壁一面にディスプレイしたり、お酒のコレクションを並べて自分だけのバーにしたり、使う人の好みやアイデア次第でさまざまな使い方ができそうな「IMAGO X」。次々と内覧にやってくる来場者も、目を輝かせて室内を眺めながらも、頭の中では自分の理想の趣味部屋をイメージしていたに違いない。

 

趣味部屋・仕事部屋はもちろんビジネスユースの需要も!

趣味にどっぷりと漬かれる自分だけの空間にするだけでなく、例えば、プライベートキャンプ場として山林を買った場合、大きな道に面していれば、設置してベース基地にすることも可能だ。また、仕事部屋にしてしまえば、VANLIFEに続く「走るログ小屋ライフ」という新たなノマドスタイルの可能性も開けそうだ。

さらに、外見は自然の中に馴染むルックスで、木がふんだんに使われた内装もそのまま生かせるので、ビジネスユースでの需要も予想される。移動式コーヒースタンド、農園併設型の直売所、移動式サウナなどなど、いろいろな場所で「IMAGO X」を見かける日も遠くないかもしれない。

 

「走るログ小屋」の実物はBESSのLOGWAYでチェック!

「IMAGO X」や「IMAGO iter」は、全国のLOGWAY(展示場)に随時搬入中。BESS多摩では、可動式IMAGO 2種類に加えて固定式IMAGOも2種類展示している。夢を広げに見に行ってみてはいかがだろうか。

【SPEC】
「IMAGO X」
外寸法:幅2.450m×長さ6.070m×最高高さ3.360m
小屋サイズ(壁芯寸法):幅2.013m×長さ5.602m
床面積:11.27㎡
ログ壁:国産杉
納車形態:組立済・無塗装にて納車
価格:442万2000円~(※別途、納車費用・車検取得費用・法定費用等が必要)


(問)BESS tel:03-3462-7000  www.bess.jp

 

  • Photo & Movie/Dai Yamamoto
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Shinya Miura
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