アルペンアウトドアーズが新たな試み。ニーズに応えるギアブランド「FUNC」に注目。

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アルペンアウトドアーズが新たな試み。ニーズに応えるギアブランド「FUNC」に注目。
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膨大な情報と経験が生んだ機能美。

世界最大級のアウトドア専門店アルペンアウトドアーズが、新レーベル 「FUNC」を立ち上げた。キャンプスタイルが多様化するなか「FUNC」が目指すものとは? 試作を重ねてたどり着いたプロダクトをひも解く。 

アルペンの次なる挑戦は、期待に応えるものづくり。 

2018年に1号店をオープンしてから、数年で世界最大級のアウトドア専門店へと急成長した、アルペンアウトドアーズ。2021年春には、ファミリー向けのオリジナルブランド「アルペンアウトドアーズ」を立ち上げるなど挑戦を続ける彼らは、2021年夏、新レーベル「FUNC」をスタートした。ギアが続々と誕生するアウトドアブームのなかで「FUNC」はなぜ生まれたのか? 「FUNC」のオリジナリティとは? 開発担当の伊藤浩二さんに話を伺った。 

「全国の実店舗を持つ我々のもとには、ギアに強いこだわりを持つお客様の声が多く届きます。そうしたニーズに応えるプロダクトを提案していくことが我々の役目ではないかと思い、『FUNC』が誕生しました」。

ブランドカラーは、ブラックとグレー。そして、アクセントとなっているゴールドのポール。「『FUNC』でギアを一式揃えてもらえるよう、デザインには特にこだわりました。ロゴも、マグカップ以外はあえて入れていません。絶対にロゴを入れないといけないといった考えを持たずに、時代やアイテムに合わせて、柔軟に対応したいと思っています(伊藤さん)」

「名前の由来は、機能を意味する Function(ファンクション) から。独自の機能を備え、なおかつ造形としても美しい。そんなギア好きの心をくすぐるようなアイテムをコンセプトに、第1弾としてチェア、コット、テーブル、マグカップの4つをリリースしました」。

折り畳める取手付きのマグカップはブラックとグレーの2色展開(左)。¥1098 ロゴのデザ インや色味、本体の質感など、10以上のプロトタイプを制作し、比較検討を重ねた(右)。

「制作スタッフは、私生活でも外遊びをする真のキャンパーを選抜。我々がフィールドでリアルに感じたことをアイテムへ反映し、フィールドでテストを繰り返しました。今までにない目新しい機能を追求する我々にとって、ボツになったアイデアも多いですし、他社との差別化は労力が必要」。

耐久性や触り心地、弾力性、寝心地など、様々な角度から熟考。プロトタイプは岐阜県にあるキャンプ場で実際にテストを行う。

「ですが、アルペンアウトドアーズのファンの期待を裏切るものは作りたくない。『これまでのギアとはここが違うね』『気が利いてるな』と言っていただけるアイテムが出来上がりました。なによりも、私自身がただのキャンプ好きですから(笑)。まずは、自分が納得できるアイテムを目指していきたいと思います」。

開発担当の伊藤さんのノートには、「FUNC」のアイデアがびっしりと書き込まれていた。「24時間365日、ギア開発のことを考えてますね。自分の頭のなかにある理想のギアを、ノートに起こす時間が楽しいんです(伊藤さん)」。

膨大な情報と体験を具現化する、アルペンアウトドアーズのものづくり。『FUNC』の今後の展開が楽しみだ。

 

ユーザーもシーンも選ばない、18通りに変化する画期的なチェア。

ADJUSTABLE FOLDING CHAIR ¥8789

前後の脚の長さは3段階、背もたれの高さは2段階に調整可能。自分の好きな脚の長さや背もたれの角度で使用できる、1台で18役をこなすチェア。これまでローチェアやハイチェア、リクライニングチェアなど、シーンに合わせて使い分けていた人も、これ1台でOK。

背面と右肘に搭載したベルクロに、好みのワッペンやポケットなどを付けて、カスタムを楽しんで。ありそうでなかったギミックを持つチェアは、キャンプの可能性も広げ てくれる。ブラックとグレーの2色展開。

背もたれの高さはポールの長さと本体生地の差し込み位置を変えるだけで、ハイとローの2段階調整が可能。座面の面積も広く、ゆったりとした座り心地を実現。
六角形の織柄が美しいダイヤモンドリップストップ生地を採用。繊維を格子状に縫い込んでいるため、破れたりほつれたりしにくい。さらっとした質感で、夏場も快適だ。
前後の脚の長さは、3段階の高さ調整が可能。身長の高い大人はハイ、身長の低い女性はロー、リラックスしたいときは後傾など、自分の好みにあった高さに調節できる。
ポールは付属の収束バンドでまとめてコンパクトに。収納袋はフレームに取り付けることができるため、無くすことがなく、ポケットとしても使用可能。
左から、前脚を短く、後ろ脚を長くした食事スタイル。前後の脚の長さを揃えたノーマルスタイル。前脚を長く、後ろ脚を短くしたリラックススタイル。前後の脚と背もたれを短くしたロースタイル。シーンや身長、好みに応じて調整し、ベストなスタイルを見つけて。

コンパクトさと収納力を両立した折り畳みテーブル。

COMPACT TABLE ¥4389 

コンパクトなテーブルの難点であった収納力の不足をカバーするために、開発したテーブル。天板裏側の両端に、カップや小物などを吊るせるデイジーチェーンを装備。さらに付属のメッシュハンモックをつければ収納力がアップ。キッチン道具を吊るしたり、洗ったコップを乾かしたりと、様々な使い方が可能。痒いところに手が届く細かいシステムを搭載したテーブルが誕生。ブラックとグレーの2色展開。

デイジーチェーンとメッシュハンモックを付けたことで、天板のスペースだけでは足りないといった問題点を解消。ギアを軽量化したいソロキャンパーにもおすすめだ。

 

コットとエアーマットがひとつになったアイテム。 

FOLDING BED ¥18689

地面からの底冷えを防ぐコットと、快眠をサポートするエアーマットを一体化。別々に持っていく必要がないので、ギアの軽量化ができる。また、エアーマットは、クッション性の高いものが好評といったキャンパーの声を取り入れ、分厚いものを採用。インテリアにも馴染むモダンなデザインなので、自宅の簡易ベットや荷物置きとしても使えそうだ。ブラックとグレーの2色展開。

簡単に空気が入り、抜けにくいダブルキャップを採用しているので、2~3分息を吹き込むだけで準備OK。収納時は、端からクルクルと巻いて空気を抜き、付属ケースへ。

Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Yuna Nagahama(EditReal)


(問)アルペンアウトドアーズフラッグシップストア柏店 tel:04-7192-3671 

 

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GO OUT編集部
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