昨今のアウトドアブームも手伝って、大手アウトドアメーカーからガレージブランドまで、様々な種類の焚火台がリリースされているまさに焚火台戦国時代。キャンプのいちばんの醍醐味といっても過言ではない焚火だけに、自分に合った焚火台を選ぶのもひと苦労だ。
そんな中、とうとうCHUMS(チャムス)が焚火台をリリースするというので一足お先に実際にフィールドで使って試してみた。
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意外にも男らしいルックスに戸惑う。
BOOBY FACE FOLDING FIRE PIT ¥10780
チャムスといえばポップでキャッチーなアウトドアギアやアパレルが人気で、キャンプビギナーから外遊び玄人、ファッションラバーまで幅広い層にファンがいる。しかしいざ焚火台を開封してみると、いかにも頑丈そうで男らしい焚火台が現れた。
【SPEC】
サイズ:W35×D35×H36cm
収納時:W35×D10×H36cm
材質:ステンレス
総重量:6.1kg
本体のチャムスロゴとブランドアイコンでもあるブービーバードの足跡があることで男臭くなりすぎず、ブランドファンも嬉しい仕様となっている。また火入れするとロゴから見える炎でネームが赤く光るなど、ルックスにもこだわりが見える。
セッティングがラクで、素早く焚火を楽しめる。
内容は本体と炭受け、灰受けというシンプルな構成でワンセットに。灰受けが付属しない焚火台もよく見かけるが、最初からセットになっているのは、嬉しいポイントだ。
35cm幅で大きさはそれなりにあるがセッティングはかなり楽で、谷折り状に薄くたたんである本体を広げたら、ドッキングした炭受けと灰受けを本体の凹部分に引っ掛けるだけで、わずか15秒もあれば終わってしまう。
ファミリーキャンプにもってこいのサイズ感
35cm幅の炭受け部は大きめのナラ材の薪がすっぽりと収まる仕様で、薪がくべやすいなど取り回しの良さがある。しかも燃えて崩れた薪がフィールドに落下することもなく安全面においても優秀だ。
大きさからして決して軽いとは言えないが耐久性もありそう。本体四隅を面取りした感じに角を増やして八角形にしいるのは、本体が熱で歪まないように工夫されたポイントだ。
収納ケース(別売り) ¥3960
重量的にオートキャンプメインの用途になりそうだが、足場が悪い場所にセットしたとしても安定感を得ることができる。薄く収納することができるので持ち運びや保管にも困らないぞ。用途ととしてはファミリーやグループでのオートキャンプで使うのにちょうどよさそうに感じた。
安定した火力の強さが魅力的。
実際火入れしたしたところ、最大で4〜6名で焚火を楽しめるくらいの火力を得ることができる。くり抜かれたチャムスロゴから酸素を取り込むことによって燃焼効率もアップするのだ。
また炭受けから本体のTOPまでは20cmほどの高さがある。それが風防となるので、風の影響を受けにくいのも大きな利点だ。
ディテールまで考え抜かれたデザインだけじゃなく環境への配慮も怠っていない。輻射熱によって地中のバクテリアやフィールドに極力影響が出ないように、炭受けは地面から15cmの高さを設け、脚にも開口部を作ることで熱がこもらないよう工夫されている。
さすが長年日本のアウトドア業界を牽引してきたブランドのなせる技といったところだ。
結論。デザイン良し! コスパ抜群!な焚火台。
トータルすると耐久性に優れ風につよく燃焼効率がいい。それでいて税込1万円ちょっとという価格はかなり魅力的だ。ファミリーやグループで使える焚火台を探している人は新たな候補に入れてほしい逸品だ。
気になる焚火台の発売日は10月15日(木)予定とのこと。
チャムス初となる難燃ウエアもリリース!
フレイムリターダントコート ¥16280
さらにブランドでは初となる難燃素材を使用したウエアもリリースされる。男前なルックスのコートやベスト、エプロンなどフィールド映えするアイテムが豊富にラインナップ。この秋冬に焚火台と併せてキャンプで使いたいものばかりなので是非チェックしてほしい。
(問)CHUMS表参道店 tel:03-6418-4834 https://www.chums.jp